タレント・歌手のベッキーさん(本名=レベッカ・英里・レイボーン 31歳)が、昨年大晦日の『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした人気ロックバンド『ゲスの極み乙女。』のボーカル&ギター・川谷絵音さん(本名=川谷健太 27歳)と交際していることを週刊誌『週刊文春』によって報じられ、川谷さんが妻帯者だったことから不倫疑惑も浮上し大きな話題になっていますが、これが原因でベッキーさんは多くの仕事を失うことになりそうです。
各スポーツ紙が報じている記事によると、ベッキーさんがCM・広告契約を結んでいるのは現在10社で、その中の1社である製薬会社『太田胃散』はCMの差し替えを決定したといい、サンケイスポーツの取材に「緊急役員会議でベッキーさんの出演する太田胃散A錠剤のCMを近々、別の製品のCMに切り替えることに決めました」とコメントし、「彼女の会見や週刊誌の報道を見て判断した」と語ったとのこと。
ベッキーさんは昨年4月から太田胃散A錠剤のCMに出演し、契約は今年3月となっていたものの打ち切りとなってしまうようで、同社の広報部は「(不倫疑惑が)事実かそうでないかはっきりするまでは、CMを切り替える」としつつ、ベッキーさんの復活には「厳しい状況です」とコメント。
違約金について太田胃散の広報部は、「何とも申し上げられない」と明言を避けたそうですが、ベッキーさんクラスの場合だと年間のCM契約料は数千万円にものぼるといいます。
さらに、入浴剤「バブ」シリーズのCMに起用していた『花王』の広報部は当初、「事実関係を確認しているところで何も決まっていません」と返答していたものの、「今回の疑惑とは関係なく、当初の予定どおり今月中旬でオンエアを終了します」と答えたといいます。
『ローソン』は「今回の騒動を受け、検討中です」と回答し、ベッキーさんをイメージキャラクターに起用している『損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険』も変更を検討し、NTT都市開発『ミソノミラクルワールド』は、1月末に予定通り契約終了するとのこと。
その他に、軽自動車「アルトエコ」のCMに起用していた『スズキ』は「引き続きCMの放送を継続する」と話し、その他の企業は「未定」としているといい、検討中の企業を含めると出演CM数は半分の5社となります。
清潔感がある優等生キャラを守ってきたベッキーさんでしたが、限りなくクロに近い不倫疑惑浮上によって大きくイメージダウンし、出演していた一部のCM打ち切りが決定するといった影響が早くも出てきましたが、残りの企業も他社の対応を見て、続行か打ち切りかを検討するとみられるため、最悪の場合すべての企業が打ち切りという判断を下す場合があるそうです。
さらにCMだけでなく、レギュラー出演しているテレビ番組も今後どうなるか分からないと言われており、現在ベッキーさんはバラエティ番組とラジオ合わせて10本の番組に出演しているそうなのですが、番組のスポンサーがベッキーさんの起用を渋り、春の改編で何本かはレギュラー降板となるだろうという話も出ている状況で、一連の不倫騒動によって仕事が激減した元モーニング娘。の矢口真里さんのように、一時的に干される可能性もあるのではないかと囁かれています。
今回まさかの不倫スキャンダルで世間を騒がせたベッキーさんですが、芸能人からも様々なコメントが寄せられており、タレントのデヴィ夫人は「私はベッキーさんの味方、こうなったら正々堂々と交際宣言をして結ばれてください」というタイトルでブログを更新。
「お相手がなんと妻帯者だったとは世間はショックでしょう。しかし 更にショックだったのはベッキーさん自身の筈」と綴り、「記事を読む限りお2人は相思相愛、彼は離婚を考え、ベッキーさんと結ばれることを願って進んでいたよう。邪しまな略奪愛が往々にしてある中で、ベッキーさんの場合『純愛』と私は見ています」と擁護。
さらに「ベッキーさん、私はあなたの味方。こうなった以上、堂々と純愛を貫きなさい!」といい、相手の川谷さんには「責任を感じてサッサと“卒論”を出し、『愛の勝利』を遂げて下さい!」「堂々と晴れて結ばれるお二人の姿を願っています!」などと綴っています。
さまぁ~ずの三村マサカズさんはツイッターで「ベッキーはいい子。しかし!男女の問題は誰もなんも言えない。偉そうになんにも言えない。」とし、ナインティナインの岡村隆史さんは自身のラジオ番組で、「ベッキーってずっと仕事しててサイボークみたいやったからね。大丈夫なんかなと思ってたけど、やっぱり女子やね。女子やなって思うわ。しゃあない、そんな時期もあるんちゃう? ウチの妹もバリバリ不倫してたし」と冗談めかしてコメント。
フリーアナウンサーの宮根誠司さんは7日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で「あのベッキーでも軽率な行動とるんだとちょっとホッとした。ベッキーも人間なんだ。今まで完璧だったけど普通の女の子だったんだ」などといい、「笑顔で仕事がんばっていただきたい」と応援。
その一方で同番組にコメンテーターとして出演のタレント・優木まおみさんは、「お友達だとしてもやっぱり、ご主人(川谷)の実家に行くっていうのはちょっと軽率過ぎる」と苦言を呈しています。
元フジテレビのアナウンサーで現在はフリーの長谷川豊さんは「ベッキーさんの『一方的ウソつき記者会見』は最悪の対応」というタイトルでブログを更新し、謝罪会見での対応を厳しく批判しているのですが、ベッキーさんについては「彼女はいい子です。私も2度ほど仕事を一緒にしていますが。今後が心配です」と綴っています。
この他にも様々な芸能人がベッキーさんの不倫スキャンダルに反応を示しており、いかに衝撃度が高いスキャンダルだったかが分かりますね。
これまで好感度タレントなどと言われ、ハーフタレント界ではトップに君臨していたものの、不倫スキャンダルによって一瞬で多くのものを失ってしまったベッキーさんですが、今後どのような対応をしていくのかに注目で、まず9日の朝に生放送されるレギュラー番組『にじいろジーン』(フジテレビ系)に予定通り出演するとのことから、どのような発言をするのか楽しみなところです。