2015年に亡くなった漫画家・水木しげるさんの代表作『ゲゲゲの鬼太郎』のアニメシリーズ・第6期(フジテレビ系 日曜午前9時00分)が、4月1日からスタートすることが19日に発表されました。
『ゲゲゲの鬼太郎』は1960年代から原作の連載がスタートし、1968年1月にフジテレビで初めてアニメ化され、今年でアニメ化50周年を迎えたことから、2009年以来9年ぶりに最新作となる第6期のスタートが決定したとのことです。
<4月1日スタートの『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』>
また、『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』がスタートするにあたり、2015年7月から同枠で放送の『ドラゴンボール超(スーパー)』は3月をもって終了することも明らかになっています。
<3月をもって終了する『ドラゴンボール超』>
なお、『ドラゴンボール』の通算20作目となる新作映画が今年12月に公開されることが昨年発表されており、主人公・孫悟空やライバルで戦友のベジータら戦闘民族・サイヤ人をテーマとした内容だと明らかにされているのですが、フジテレビは『ドラゴンボール』シリーズの今後の放送について「検討中」としています。
そして、『ドラゴンボール超』が終了後にスタートする『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』の新声優陣が発表されており、第1期(1968年1月~1969年3月)と第2期(1971年10月~1972年9月)で主人公・鬼太郎役を演じ、『ドラゴンボール』シリーズでは孫悟空の声などを担当している声優・野沢雅子さん(81)が、鬼太郎の父・目玉おやじ役を担当します。
目玉おやじ役については、『ゲゲゲの鬼太郎』の第1期から第5期まで田の中勇さんが担当してきたのですが、2010年1月に77歳で亡くなった事を受け、野沢雅子さんが引き続く形になってます。
<↓の画像が、目玉おやじ役・野沢雅子さんの写真>
鬼太郎の声は、『ルパン三世』で3代目・峰不二子を演じている沢城みゆきさん(32)、砂かけばばあ役は『ONE PIECE』の主人公・ルフィ、『ドラゴンボール』シリーズのクリリンなどを演じている田中真弓さん(63)。
<↓の画像が、鬼太郎役・沢城みゆきさんの写真>
<↓の画像は、砂かけばばあ役・田中真弓さんの写真>
ねずみ男役は、『ドラゴンボール』シリーズのピッコロ、『ONE PIECE』でエースを演じた古川登志夫さん(71)、子泣きじじい&ぬりかべ役は『ちびまる子ちゃん』のさくら友蔵などを演じている島田敏さん(63)、一反もめん役は『ONE PIECE』のウソップなどを演じている山口勝平さん(52)。
<↓の画像は、ねずみ男役・古川登志夫さんの写真>
<↓の画像は、子泣きじじい・ぬりかべ役の島田敏さんの写真>
<↓の画像は、一反もめん役・山口勝平さんの写真>
その他に、ねこ娘役は庄司宇芽香さん(32)、アニメオリジナルキャラクターの犬山まな役を藤井ゆきよさん(32)が担当することが発表されています。
<↓の画像が、ねこ娘役・庄司宇芽香さんの写真>
<↓の画像が、犬山まな役・藤井ゆきよさんの写真>
第6期は現代を舞台にし、欲望にまみれたYouTuber、ブラック企業の社長などが登場し、人間が抱える闇を描きながら、鬼太郎たちが妖怪退治や問題解決をしていくといいます。
このような豪華声優陣で『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』が4月からスタートすることに対してネット上では、
- 野沢の酷使やめーや
- ようやく野沢雅子休めるかと思ったら目玉の親父役はさすがに草
- これは、驚いたなぁ。鬼太郎を演じてたと思ったら、今度は目玉おやじをやるとは。そして、鬼太郎は沢城みゆきさんとは……。沢城さんの役どころの広さをも実感するよ。果たして、どうなるか――頑張ってもらいたいね。
- 野沢雅子さんてもう80超えてるんだよね。元気だからこそ役が出来るんだろうけど、もう少し調整してあげてもいいんじゃないかね。
- 野沢雅子の目玉おやじも聞きたいが、若くないし、もし何かあったら
と思うと、野沢さんを起用し続けていいのだろうか?若い声優を育てた方が良いと思うのですが。 - 何で沢城みゆきなんや…高山みなみでええやんか
などのコメントが寄せられています。
このように新声優陣に対する反応の他に、ねこ娘のキャラクターデザインが大きく変化していることも話題になっており、
- ネコ娘がどんどん美少女化していってて草
- 全然猫じゃねえww
- もうねこ成分ないじゃん
- 水木しげるの絵の面影がないな
- いつの間にかにこんな酷いことになっていたのか。
- 等身上げる必要あるのか?
- 妖怪と人間のデザインの境目くらいつけろや
- 最早ただの人間だなこれ、せめて目付きだけでも変えなければ良かったのにこれは酷い
などといった声が上がっています。
<↓の画像は、第1期~第5期までのねこ娘のキャラクターデザイン>
<↓の画像は、第6期のねこ娘のキャラクターデザイン>
他のキャクターたちもシリーズごとに少しずつ姿が変化しているのですが、ねこ娘は特に変化が大きく、第5期の時点でもだいぶ変化したなと感じたのですが、第6期は完全に別のキャラクターに変貌しており、言われなければ新キャラクターかなと思ってしまうレベルですね。
ねこ娘は登場回数が多いメインキャラクターなので、できれば原型をもう少しとどめてほしかったところですが、メインの視聴者はあくまでも子供ということから、大幅に変更しても問題ないという判断なのでしょうか。
ちなみに、昨年12月公開の『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』には、『ゲゲゲの鬼太郎』のメインキャラクターたちが登場しているのですが、その時のねこ娘は第6期とは違い、原型をとどめたキャラクターデザインとなっていました。
<↓の画像が、『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』に登場した『ゲゲゲの鬼太郎』メインキャラクター>
放送前からキャラクターデザインが物議を醸している『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』ですが、前回から9年ぶりの放送で、内容もどのように変化しているのか注目したいですね。