情報番組『グッとラック!』(TBS系 平日午前8時)が今年3月末をもって終了し、後番組の司会者として、お笑いコンビ『麒麟(きりん)』の川島明さん(41)、ハーフタレント・SHELLYさん(シェリー 36歳)が内定したとの情報を7日発売の週刊誌『週刊文春』が報じています。
『週刊文春』はTBSの2021年4月改編資料を入手したとし、『グッとラック!』の後番組も情報番組で仮タイトルは『SUNNY』、視聴ターゲット層は「20歳~49歳までのアクティブ主婦」といい、番組コンセプトは「お金をかけなくても、今の暮らしが10倍楽しくなる番組」とのことです。
現時点で番組の企画案としては、「人気ラーメン店の店主が選んだ、本当に美味しいカップ麺トップ10」、「お笑い第7世代芸人が行くロケ企画」、「有名シェフと一緒にコンビニ食材で最高の手抜き料理を作る」といったものが挙げられているそうです。
そんな新番組『SUNNY』の司会者に麒麟・川島明さんが内定した理由についてTBS関係者は、「吉本芸人ぽくない清潔感と、バラエティ番組でも出しゃばらず、それでいて話を振られるとしっかり笑いを取れる頭の回転の速さがあり、テレビ界では高く評価されているのです」
と説明しています。
<↓の画像は、麒麟・川島明さんの写真>
SHELLYさんの内定理由は、「2019年に離婚し、2児のシングルマザーとなりましたが、夫から離婚を切り出されたことなど、その顛末(てんまつ)を包み隠さず話したことで逆に好感度が上がりました。“シンママ(シングルマザー)”のMCというのも現代的で良いという判断です」
と語っています。
<↓の画像は、SHELLYさんの写真>
また、番組のサブMCには田村憲久厚労大臣(56)の長女で、入社4年目の田村真子アナウンサー(たむら・まこ 24歳)が起用される予定とのことです。
<↓の画像は、サブMCを務める予定のTBS・田村真子アナの写真>
『週刊文春』はこのように『グッとラック!』の後番組に関する情報を伝えているのですが、これに対してネット上では、
- 朝のMCはみんな吉本になっちゃうね~
- 観たいと思える内容ではない…ドラマの再放送で良いのに
- 誰がキャスティングしてるのか知らないがTBSはセンスが無さ過ぎる
- 川島さん、良い人選と思う。話は分かりやすいし、笑いも取れるし
- 俳優・芸人・落語家がニュ-スを扱う情報番組はもういらない
- 帯でその内容やるの?プライム帯でやるなら分かるけど。朝8時に見る内容とは思えないんだが。
- また吉本芸人か。川島は確かに頭も良いし主婦受けすると思うけど、TBSには腐るほど局アナがいるんだから局アナを使えば良いと思うけどねぇ
- ワイドショーではなく,はなまるマーケットみたいなの目指すってことかな?だとしたらキャストは悪くないけど…
- 川島はいいけどSHELLYは…いつまで離婚ネタ引っ張るんだという感じですね。業界でウケがいいのかなぁ。
- 企画も二番煎じ。MCも目新しさを感じない。ヒルナンデス朝から見せられるようなものか
などの声が上がっています。
『グッとラック!』が3月末をもって打ち切り終了するとの情報は昨年12月に『フラッシュ』が報じ、放送開始から1年半で終了する大きな理由は低視聴率にあるとのことでした。
気になる後番組については、番組制作を手掛ける部署が情報制作局からコンテンツ制作局に変わり、内容もワイドショー的な要素を抑えて、かつて同時間帯に放送していた『はなまるマーケット』のような生活情報中心の番組になると伝えていました。
そして、『週刊文春』が入手した資料でも新番組はワイドショー的な要素が無くなるようで、司会にはバラエティ色が強い川島明さん、SHELLYさんを起用する予定とのことですが、現時点で挙げられている企画内容を見る限りでは目新しさが一切無く、別の番組でもやっているような事なので、これでは誰を司会に起用しても数字は取れなさそうです。
同時間帯には、NHKで『あさイチ』、日本テレビ系で『スッキリ』、フジテレビ系で『情報プレゼンター とくダネ!』、テレビ朝日系で『羽鳥慎一モーニングショー』が放送され、昨年の年間平均視聴率(関東地区)は『モーニングショー』が10.6%でNHKを含む同時間帯トップを獲得し、民放トップは4年連続となっています。
平日のこの時間帯は激戦区で、TBSは他局に大きな差を付けられているのですが、この布陣と内容で『グッとラック!』以上の数字を取り、上位争い食い込むことができるのか見ものですね。