“クズキャラ”でブレーク中のお笑いトリオ『安田大サーカス』のクロちゃん(本名=黒川明人 42歳)が8日、「脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)」の手術を受けていたことが明らかになりました。
クロちゃんは昨年10月放送の『名医のTHE太鼓判!』(TBS系 月曜19時)に出演し、番組で脳のMRI検査を受けた結果、眉間の裏部分の脳に直径7ミリの動脈瘤があることが判明し、一般的には5ミリ以上になると手術を勧めるレベルで、この時に医師は「7ミリを超えると破裂率が飛躍的に上がり、クモ膜下出血の危険性が高まる」として“余命3年”宣告しており、このままでは手術治療しかないと話していました。
クロちゃんは当初手術を受けることを渋っていたものの、2017年に脳出血を発症した安田大サーカス・HIROさんに背中を押され、「親より先に死にたくない」として脳動脈瘤を治療するためのカテーテル手術を決断し、4日に東京・八王子の北原国際病院へ入院したそうです。
それから4日後の8日に2時間に及ぶ脳動脈瘤の手術を受けたそうで、クロちゃんが受けたカテーテル手術は、足の付け根から通したカテーテルを血管を通じて脳まで運び、脳動脈瘤内部にコイルを詰めて破裂を防ぐコイル塞栓術と呼ばれるもので、手術は無事に成功し、13日には退院して14日から仕事復帰したといいます。
今回の手術にあたっては両親が広島から病院に駆け付けており、クロちゃんは手術当日、両親に迷惑を掛けたと涙を流していたのですが、「入院して多くの人に迷惑をかけてしまったし、本当に健康を維持しなきゃいけないと思いました。これからは健康と言えばクロちゃんと言われるようになりたい。この気持ちはウソじゃないしん!」
とコメントしています。
なお、クロちゃんの手術に密着した模様は、21日19時からの『名医のTHE太鼓判!3時間スペシャル』でオンエアされます。
<↓の画像が、クロちゃんと両親の写真>
そして、クロちゃんが脳動脈瘤の手術を受けたことに対してネット上では、
- これでひとまず余命は延びたね。後は食生活や運動だな。2型糖尿病や腎臓病等も患ってるようだから油断して暴食すると心筋梗塞等のリスクも高まるからね。
- コイルをいれれば破裂しにくくなるだけで完全に大丈夫というわけじゃない。 今の生活をつづけてたら、時間の問題やね・・・
- クロちゃん….改心したかは今後の行動で評価しないといけない。個人的にはたとえ早死にしても、本人がそれでいいなら、それはそれじゃないか?と思う。
危険なスタントをする人にスタントやめろ!とは言わないでしょ。彼は命を惜しまない生き方の人。変わるかねぇ。 - クロちゃんやっと手術したんだね!良かった良かった。脳動脈瘤の事が一番心配だったからね。コイルは負担が少ないから良かったと思うう。お母さん心配していたと思うから安心させてあげて本当に良かったと思うよ
- あんな不摂生な生活をしてて、医師から何度も注意されても生活を直さなかった人だから、半年ぐらいの時間をかけて、ゆっくりと不摂生な生活に戻ると思う。
一回、仕事中に倒れて救急搬送されるぐらいじゃなきゃ、心までは改めない。 - 本当に、病気を治そうとか考えるのら、不摂生な生活を一から見直さないとダメだろうな。テレビで、余命宣告とか色んな病気を宣告されても、全く医師団の声に耳を傾けず、好き勝手な生活を続けてきていた。(番組を面白くする為の演出なのかどうかはわからんが)
まあ、脳動脈瘤の心配はなくなったが、本当にこれから生活を一遍しないと本当に凄い事になる。まだ、40代で若いのでそれなりの成績で収まっているが、年と取って今と同じ様な生活をしてたら、本当に病気のデパートになるから気を付けないと。
などのコメントが寄せられています。
とりあえずはクモ膜下出血の危険があった脳動脈瘤治療を行い、これでほっと一安心といったところなのですが、クロちゃんは1年前に出演した『名医のTHE太鼓判!』で、「2型糖尿病」を患っていることや、「高トリグリセリド血病」「慢性腎臓病(CKD)」「高尿酸血病」「肝機能障害」「メタボリックシンドローム」といった生活習慣病を発症していることが判明しており、血糖値は即入院レベルで突然死のリスクもあると警告されるほど深刻な状態でした。
そのため、クロちゃんは食生活の改善などを目的に、一時的に教育入院しており、現在も血液をサラサラにするためにタマネギなどの野菜の摂取や、ご飯の量を減らすなど食生活には気を付けている様子なのですが、過去にはSNSやブログでウソの食事内容を報告していたことが明らかになっており、クロちゃん自身が危機感を抱いていないことから、今後も注意が必要という声が多く上がっています。
実際にクロちゃんは昨年10月放送の『名医のTHE太鼓判!』で医師から、「クモ膜下出血は3分の1の人が突然死し、残りの3分の1の人にも後遺症が残るというデータがある」などと説明を受けたものの、「薬を飲めば治るんじゃない?」などと反応していました。
また、医師から手術治療が必要と言われても、カメラが回っていない時に「え~、じゃあ手術前後のギャラと入院中の保証って番組でなんとかなるんですよね?」などと、真顔で話していたと週刊誌『週刊女性』は報じています。
こうした言動などから、脳動脈瘤の手術を受けても、他の病気を悪化させることになるのではないかと懸念されているのですが、クロちゃんと似たような体型をしていたものまねタレントの“まえけん”こと前田健さんは2016年4月、虚血性心不全によって44歳の若さで急死するなどしており、最悪のことも考えて引き続き健康管理には気を付けてほしいものですね。