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TBSのヤラセ問題、クレイジージャーニーの問題行為を加藤英明は知っていた? 週刊新潮が通報者の証言を伝える

クレイジージャーニーのヤラセ疑惑の真相は…爬虫類ハンターも不適切演出加担の疑い、TBSはまだウソをついている?

TBS系で放送されていた『クレイジージャーニー』と『消えた天才』(現在放送休止中)でヤラセが発覚した問題で、TBSの佐々木卓社長が25日に行った定例会見で謝罪の言葉を述べたのですが、TBSはまだウソをついていると週刊誌『週刊新潮』が報じています。

TBSの佐々木卓社長は25日に行った会見で、『消えた天才』での映像加工問題、『クレイジージャーニー』でのヤラセ問題について、「いずれも事実を前提とした番組でありまして、視聴者との約束を逸脱したアンフェアな手法があったと考えております。あってはならないことだと考えています。視聴者の皆さん、出演者の皆さん、関係者の皆さんに深くお詫びしたいと思います」と陳謝しました。

<↓の画像が、ヤラセ問題を謝罪したTBS・佐々木卓社長の写真>

また、17日には緊急の全社員集会を行ったことも明かし、「私自身が経緯を説明しました。放送局にとって視聴者の信頼が全て。1人で判断せず。職場で堂々と言い合ってほしい。制作過程においても視聴者の目を意識してほしいと言いました。会社全体の問題として再発防止に取り組んでいきたいと思います」としていました。

現時点では、両番組の不適切な演出の調査を進めている段階といい、番組の打ち切りなどの判断は結果が出た後にするといいます。

会見ではこの他にも編成担当の伊佐野英樹取締役が、両番組は現場スタッフの作業によるものだったと説明し、現場プロデューサーら番組責任者は問題行為を把握していたのか否かについては、「これはいかがなものかということになりますが、プロデューサーは把握していませんでした」と答えています。

TBSは5日に『消えた天才』の映像加工問題、11日に『クレイジージャーニー』の人気企画・爬虫類ハンターシリーズでのヤラセ問題を公表し、調査が終了するまで番組放送を休止することを発表しました。

また、『クレイジージャーニー』に爬虫類ハンターとして出演している静岡大学教育学部講師で、爬虫類学者の加藤英明さん(40)は、同企画でヤラセ行為が行われていたことを知らなかったと、ヤラセには関与していないと発表していたのですが、『週刊新潮』はそれがウソだという関係者による証言などを伝えています。

<↓の画像が、爬虫類ハンター・加藤英明さんの写真>

『クレイジージャーニー』は過去10回放送した爬虫類ハンターシリーズで、獲物を捕獲できなかった場合を想定し、スタッフが事前に現地協力者に生物を用意してもらい、それを生物が生息している場所に放ち、爬虫類ハンター・加藤英明さんが捕獲する映像を撮影、オンエアしたというヤラセ行為をTBSは明らかにしています。

TBSは11日にヤラセを公表した時点で、過去10回の放送で捕獲した26種類は実際に発見して捕獲したものだったが、11種類は事前に準備したものだったことが判明したとし、珍生物を捕獲した加藤英明さんにはそうしたヤラセ行為は事前に伝えておらず、ヤラセ行為には関与していないと説明していました。

しかし、『週刊新潮』は加藤英明さんもヤラセに関与していた疑惑を伝えており、『クレイジージャーニー』のヤラセ行為をTBSに通報した男性と接触して取材を行っています。

通報者の男性は、「私にはメキシコで動物商をやっている友人がいます。メキシコ人です。今年7月、彼から、加藤さんと一緒にトカゲを持っている写真が送られてきたんです」と語り、そのメキシコ人というのがTBSが現地協力者として挙げた人物で、加藤英明さんと現地協力者のツーショット写真を公開しています。

<↓の画像が、爬虫類ハンター・加藤英明さんと現地協力者のツーショット写真>

男性はさらに、「高価なトカゲもいますから、どこかに行ってしまったら困る。だから友人が撮影直前にケージからトカゲを出し、加藤さんが置いてほしいと言った場所に置いてあげたそうです」と、加藤英明さんもヤラセだと知っていたと証言しています。

<↓の画像は、番組が事前に用意したメキシコドクトカゲを捕獲した加藤英明さんの写真>

こうした証言を得た『週刊新潮』の取材班は、加藤英明さんに取材を行ったところ、「取材はお受けしていません。TBSまでお問い合わせください」とメールで返信があるのみだったとしています。

『週刊新潮』はこのように『クレイジージャーニー』のヤラセ問題を報じているのですが、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

加藤英明さんもヤラセ行為に加担していたのでは?という声はヤラセ発覚当初から視聴者等の間では上がっており、『週刊新潮』の報道を受けて、やっぱりなと思った方も少なくないようです。

もし『週刊新潮』の報道内容が事実とすると、加藤英明さんの仕事にも大きな影響を及ぼすと予想され、加藤さんは『クレイジージャーニー』の他にも、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)、『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』(テレビ東京系)などの人気番組に出演しており、加藤さんがヤラセ行為に加担していたことが認められれば、他の番組にも出演することがなくなるかもしれません。

なお、現時点で各局は静観の構えで、加藤英明さんが講師を務めている静岡大学も12日に『デイリースポーツ』の取材に対して、「(処分の)検討段階にも上がっていない。TBSさんが公表した通りです」と回答しています。

TBSでは『クレイジージャーニー』、『消えた天才』の他にも、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』などの番組で以前からヤラセなど、過剰演出を行っていると視聴者から指摘されており、今後さらに他の番組の不適切演出が取り沙汰されそうな気配が漂っていますが、果たして今後どのような展開を迎えることになるでしょうかね。

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