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クレイジージャーニー打ち切り終了も? 加藤英明の爬虫類ハンター企画で不適切な過剰演出、TBS番組に次々と問題発覚

クレイジージャーニーがヤラセで放送休止、爬虫類ハンターで問題発覚。TBSで消えた天才に続くトラブル、パワハラ騒動も…

ダウンタウン・松本人志さん、バナナマン・設楽統さん、女優・タレントの小池栄子さん出演の人気深夜バラエティ番組『クレイジージャーニー』(TBS系 水曜23時56分)で、ヤラセ演出があったことが判明し、調査が完了するまで番組放送を休止することをTBSが発表しました。

番組公式サイト上での発表によると、8月14日21時から放送の2時間スペシャルと同日深夜のレギュラー放送で、爬虫類ハンターがメキシコに生息する珍生物を探し、捕獲する旅に番組スタッフが同行した模様をオンエアしたのですが、「放送で紹介した生物は6種類ですが、このうち4種類は、番組スタッフが現地の取材協力者に依頼し、ロケの前に準備していた生物を使って撮影していたことが放送後の調査でわかりました。」としています。

こうしたヤラセ行為についてTBSは、「準備していたものを、あたかもその場で発見したかのように描いた今回の手法については、事実に依拠した番組で事実を歪めたことになり、あってはならないものと考えています。視聴者の皆様、当企画にご出演いただいた加藤英明さん、また、番組にご出演いただいた方々および関係者の方々に深くお詫び申し上げます。」と謝罪しています。

<↓の画像は、同企画に出演の爬虫類ハンター・加藤英明さんの写真>

その上で、ヤラセ行為をした経緯、理由についても明らかにしており、メキシコでのロケは7月2~5日にかけて行われ、担当スタッフは狙った獲物がもし捕獲できなかった場合を想定し、予め狙う生物を準備しておこうと考え、現地協力者に依頼したそうです。

結果的に6種類中2種類しか捕獲出来なかったため、用意していた「メキシコサラマンダー」「アリゲータートカゲ」「メキシコドクトカゲ」「ヘルメットイグアナ」の4種をそれぞれ特定の場所に放ち、捕獲するシーンを撮影したとのことです。

<↓の画像が、加藤英明さんがメキシコドクトカゲを捕獲したシーンの写真>

このようなヤラセ行為が判明したため、番組サイドは同様に行為を過去にも行っていなかったか調査を進めているといい、爬虫類ハンターシリーズは過去10回放送し、そのうち26種類は実際に発見して捕獲したものでしたが、11種類は事前に用意していたものだったことが現時点で判明しているとしています。

それぞれの回は別のスタッフが担当し、“爬虫類ハンター”こと爬虫類学者の静岡大学教育学部講師・加藤英明さん(40)には、事前にスタッフが用意したものだとは伝えていなかったといいます。

事前に珍生物の捕獲を依頼していたスタッフは、撮影が終了後には生物を捕獲場所に戻してもらうことを依頼し、ロケ時も捕獲場所で捜索、捕獲を行っていたと説明した上で、「今回の事態を私どもは重く受け止め、当番組は調査が完了するまで休止します。」としています。

ヤラセ行為が発覚した『クレイジージャーニー』は、「世界を巡る狂気の旅人(クレイジージャーニー)」をスタジオに招き、その体験談を語ってもらうほか、番組スタッフが同行したロケを放送する内容となっています。

番組は2015年4月からレギュラー放送がスタートし、現在までに8本のDVDがリリースされており、累計売り上げ枚数は約21万枚でTBSでは歴代2位の売上となっていて、ザ・ドリフターズ出演の『8時だョ!全員集合』に次ぐ売上枚数となっています。

番組はこれまでに様々な賞も受賞しており、『ギャラクシー賞2016年5月度月間賞』、『第54回ギャラクシー賞選奨』、『第44回放送文化基金賞番組部門・テレビエンターテインメント番組』の最優秀賞を受賞しています。

そんな高い評価を受けている人気番組でヤラセが発覚しネット上では、

などのコメントが寄せられています。

TBSはつい先日、バナナマンMCのバラエティ番組『消えた天才』(TBS系 日曜20時)で、VTRで使用した映像素材を早回する映像加工問題を公表し、この調査が終わるまで当面の間放送を休止することを発表し、今後は同枠で特番を放送するとしているのですが、6日に『スポーツニッポン』(スポニチ)が配信した記事では、TBS関係者が「現時点では何も決まっていないが、打ち切りの可能性もある」と話していると伝えています。

これに続いて『クレイジージャーニー』でもヤラセ行為が発覚し、視聴者からは「やっぱり…」という声もありますが、人気番組だっただけに複数回ヤラセ行為があったことにショックを受けている視聴者の方が多く、番組の今後を巡って物議を醸しています。

また、TBS側は出演者の爬虫類ハンター・加藤英明さんは、ヤラセ行為に加担していないと発表しているのですが、加藤さんに気付かれないよう珍生物を生息場所に放ち、それを発見し捕獲するのは困難な状況もあるとして、ヤラセ行為に加担していたのではないかと疑いの目を向けられています。

『クレイジージャーニー』は爬虫類ハンター以外にも様々な企画を放送しており、他の番組では放送出来ないようなギリギリを攻めたクレイジーな内容も多々あっただけに、このヤラセ問題が原因で打ち切り終了になることは避けてほしいです。

しかし、8月には週刊誌『週刊文春』によって、NHK・鈴木奈穂子アナウンサー(37)の夫で、番組の演出を担当してきたTBS社員のディレクターY氏(38)によるADパワハラ騒動がスクープされており、Y氏は6月に3ヶ月の出勤停止処分、TBS制作局制作1部からの異動も命じられ、番組から離れていたことが明らかにされています。

こうしたトラブルに続きヤラセ行為が明らかとなり、今後さらに他の複数の企画でもヤラセが発覚した場合には、番組終了という可能性も浮上してくるかもしれませんね…。

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