“あったかいんだからぁ”というフレーズのネタでブレークし、今年2月にシングル『あったかいんだからぁ♪』で歌手デビューも果たしたお笑いコンビ・クマムシが、今年の大晦日に放送される『第66回NHK紅白歌合戦』への出場を逃したものの、今年話題を呼んだ存在として出演し、紅白の盛り上げ役を務める事が明らかとなりました。
『スポーツニッポン』(スポニチ)が報じている記事によると、紅白全体の演出について現在検討が行われている最中で、クマムシのお2人がどの場面で出演し、歌うシーンがあるのかどうかはまだ決まっていないものの、関係者は「2人は、できれば夢の舞台で歌いたいという気持ちがあるようです」と話しているとのこと。
『あったかいんだからぁ♪』は、ボケを担当している長谷川俊輔さんとツッコミの佐藤大樹さんが作詞作曲を手掛け、今年2月にユニバーサルミュージックよりシングルをリリースし、CDは15万枚を出荷、配信では約50万ダンロードを記録し、レコチョクの年間ランキング3位にランクインしました。
クマムシは14日に放送される『第48回日本有線大賞』(TBS系)に「有線話題賞」で出演し、30日に放送される『第57回 輝く!日本レコード大賞』(同)は特別賞を受賞しており、年末の3つの大型音楽番組に出演する事が決定しました。
これはAKB48、三代目J Soul Brothers、西野カナさんら人気歌手6組と並ぶ快挙とのことです。
これに対してネット上では、
- どっちが本業?このままだと一発屋になって来年には絶対に消えるぞ
- 他にもっと出演すべきアーティストがいたでしょ…今年は見ないな。
- 素人も紅白に出れる時代なんだね(笑)
- 今年の売り上げでは和田アキ子を圧倒してるのにな
- 今年の歌か。すごい懐かしい感満載。NHKは旬の見極めが下手っぴ…………もう終わった芸人出してどうする…………
- そこまでしないと視聴率とれないのか。紅白なんてもう終わりでいいやん。
- これで見納めですね。お疲れ様です。
- 和田やマッチなんかよりは紅白出場にふさわしいと思うわ
などのコメントが寄せられていました。
クマムシの“あったかいんだからぁ”は、今年の『ユーキャン新語・流行語』のトップテン入りは逃したものの、候補50語にノミネートされ、シングルもまずまずのヒットを記録したことから紅白に出演するというのは納得なのですが、ネット上では厳しい声が多く上がっており、応援というかたちでの出演であるものの、クマムシはあまり歓迎されていないようですね…。
ちなみに、紅白には毎年、その年にブレークしたお笑い芸人らが出演しており、2010年には即興なぞかけによってブレークしたWコロン、2012年はスギちゃん、昨年は日本エレキテル連合らが出演しています。
クマムシは、芸人としてではなく歌手としての活動をメインとしていることから以前より反感を買っており、それが批判される原因の一つとなっているのかもしれないのですが、目玉が無いと言われている今年の紅白を盛り上げられるように頑張ってほしいですね。