キングオブコント2021の結果発表、空気階段が歴代最高得点で優勝。レベル高い、文句なしと絶賛の声相次ぐ
コント芸の日本一決定戦『キングオブコント2021』の決勝戦が2日に行われ、『吉本興業』所属のコンビ『空気階段』が14代目王者となり、賞金1,000万円を獲得しました。
2008年からスタートし、今年で14回目となる『キングオブコント2021』は、プロ・アマチュアを問わず、芸歴の制限もなく出場可能で、今大会からは即席ユニットでの参加も認められており、エントリー総数は10年ぶりに3,000組を超え、今年は3,015組がエントリーしました。
その中から2日の決勝戦に進出した10組は、『空気階段』『ニューヨーク』『そいつどいつ』『マヂカルラブリー』『男性ブランコ』『うるとらブギーズ』『蛙亭(かえるてい)』『ザ・マミィ』『ジェラードン』『ニッポンの社長』で、10組中9組が『吉本興業』の芸人で、『ザ・マミィ』のみが『プロダクション人力舎』の所属となっていました。
今年の審査員は2015年以来6年ぶりに交代となり、『ダウンタウン』の松本人志さんのみ引き続き審査員を務め、他に『かまいたち』の山内健司さん、『ロバート』の秋山竜次さん、『バイきんぐ』の小峠英二さん、『東京03』の飯塚悟志さんと、歴代のキングオブコント優勝者が審査員に抜擢されました。
そして、決勝戦の1stステージでは、3年連続3回目の決勝出場となった『空気階段』が、審査員が5人体制になって以降では歴代最高の「486点」を獲得して1位通過し、得点の内訳は松本人志さん、ロバート・秋山竜次さん、バイきんぐ・小峠英二さん、東京03・飯塚悟志さんの4人が揃って97点、かまいたち・山内健司さんが98点をつけました。
続く2位は決勝初出場の『ザ・マミィ』で「476点」、同じく決勝初出場の『男性ブランコ』で「472点」でした。
この3組がファイナルステージ進出を果たし、得点は『空気階段』が「474点」で、内訳は松本人志さんが95点、山内健司さんが96点、秋山竜次さんが93点、小峠英二さんが95点、飯塚悟志さんが95点。
『ザ・マミィ』が「459点」で、内訳は松本人志さんが92点、山内健司さんが94点、秋山竜次さん、小峠英二さん、飯塚悟志さんの3人が91点。
『男性ブランコ』は「463点」で、内訳は松本人志さん、山内健司さん、小峠英二さん、飯塚悟志さんの4人が93点、秋山竜次さんが91点をつけました。
総合得点で『空気階段』が「960点」で優勝し、『ザ・マミィ』と『男性ブランコ』は揃って「935点」を獲得し、史上初の同点2位の結果となっていました。
- 1位:空気階段 960点
- 2位:ザ・マミィ 935点
- 2位:男性ブランコ 935点
- 4位:ニッポンの社長 463点
- 5位:ジェラードン 462点
- 6位:蛙亭 461点
- 7位:うるとらブギーズ 460点
- 8位:そいつどいつ 456点
- 9位:マヂカルラブリー 455点
- 10位:ニューヨーク 453点
そして、今年の『キングオブコント2021』を終えてネット上では、
- 空気階段の優勝に文句なし。審査も納得感がものすごくあったし、審査員のコメントも良かった
- いやホントに面白かった かたまりのガチ泣きにはこっちまでぐっと来たわ おめでとう
- 決勝になって若干ダレたが、KOCでは史上最高の大会。空気階段の優勝は文句なし。大会全体のMVPは、流れを作った蛙亭で
- 今年は本当にレベルが高かった。空気階段、二本とも本当に面白かった!王者に相応しいコントでした。
個人的には男性ブランコ、あれほどのコント師が何故知られていなかったのかと思うほど良かった。審査員の人選含め素晴らしい大会だった - 今回は歴史に残る熱戦で本当に面白かった!空気階段のネタはどちらもレベルが高く面白かった。これからの活躍に期待!!
- 空気階段優勝おめでとう!このレベルの高い大会で優勝は価値がある。
1回目の度肝を抜いたコントと2回目のモグラワールド全開のコント、どっちも面白かった。最高点数も出てぶっちぎりだったね - 空気階段悪くなかったけどやっぱ過去の『バイきんぐ』『コロコロチキチキペッパーズ』『どぶろっく』の衝撃と比べちゃうと物足りんなー
- 今年は面白かった。ニューヨークとマジラブが手抜きしてたのが不満なくらいでほぼ満足
- 全体的に面白かったしその中でも空気階段は突き抜けてたから文句なし。あと審査員のコメント力が高かった、交代して大正解だったな
などの声が上がっています。
『キングオブコント』も『M-1グランプリ』等と同様に、審査内容と優勝者に対する不満の声や、全体的にレベルが低いなどの否定的な声が多く上がっていますが、今大会に対しては全体的にレベルが高かった、『空気階段』の優勝には納得、文句なしといった反応が非常に多いですね。
また、今年は『キングオブコント』での優勝経験者が審査員を務め、それぞれの審査内容にも好意的な声が多くみられ、久しぶりに視聴者の満足度が高い大会になっていた様子です。
初優勝を果たした『空気階段』は2012年に結成し、同期は『オズワルド』『コットン』などで、ボケ担当の鈴木もぐらさん(34)は大阪芸術大学を中退、ツッコミ担当の水川かたまりさん(31)は慶應義塾大学法学部を中退し、2011年に『吉本総合芸能学院(NSC)』の東京校に17期生として入学、コンビ結成から3年後の2015年の『キングオブコント』で準決勝進出を果たしました。
2019年以降は決勝進出を続け、昨年の大会では3位になっており、現在は『有吉の壁』(日本テレビ系)に準レギュラー出演しているほか、6日深夜から初の冠番組『空気階段の空気観察』(テレビ朝日 水曜26時16分)がスタートします。
『空気階段』は徐々にメディア露出が増え、人気・知名度が上昇する中で『キングオブコント』で優勝を果たし、これからさらにテレビ番組などへの出演数が増え、どこまで人気を伸ばすことができるのか楽しみですね。
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やば、録画見る前にココ見てもーた。
今年はみんな面白かったな。蛙亭は残念だったけど、空気階段の優勝は当然の結果だったー!見応えありました♪
え?今回全く誰も面白くなかった