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キングオブコント2018決勝進出者は誰? 発表されない理由は視聴率と関係? 審査員交代が先決?

キングオブコント2018にお笑い芸人や関係者困惑。決勝進出者10組を当日発表に改悪の声。視聴率低迷でテコ入れか

コント日本一を決めるお笑い賞レース『キングオブコント2018』(TBS系)が今年も開催され、予選を勝ち抜いたコンビ10組による決勝戦が22日18時55分から生放送されるのですが、今年は例年と異なるシステムが導入されており、関係者たちから怒りの声が上がっているといいます。

『キングオブコント』は2008年からスタートしたお笑いの賞レースで、今年の総合司会はダウンタウン・浜田雅功さんと女優・葵わかなさんが務めます。

公式アンバサダーは昨年に引き続き、モデル・タレントの“みちょぱ”こと池田美優さんが務めるほか、今年は『キングオブコント2012』の王者・バイきんぐの2人も加わり、決勝戦当時の裏側や出場組の情報を大会公式ツイッターアカウントや番組の副音声などで伝えます。

<↓の画像は、今年総合司会を務める葵わかなさん等の写真>

(左からバイきんぐの小峠英二さん、西村瑞樹さん、葵わかなさん、みちょぱさん)

審査員は昨年に引き続き、ダウンタウン・松本人志さん、さまぁ~ずの大竹一樹さん、三村マサカズさん、バナナマンの設楽統さん、日村勇紀さんの5人が担当します。

そして、7日に準決勝が終了し、すでに決勝戦に進出する10組は決まっており、例年であれば準決勝終了直後には決勝進出者の発表会見が行われるのですが、今年は決勝当日の22日まで決勝進出者を発表せず、公式ツイッターアカウントでは「ファイナリスト10組ピタリ当てようキャンペーン」を実施しています。

<↓の画像は、決勝進出者の予想キャンペーンツイート写真>

なお、準決勝まで進出したのは全32組で、この中から10組を予想する形となっているのですが、今年導入されたこのシステムに対し、お笑い芸人や事務所側から大ブーイングが起きていると『東京スポーツ』(東スポ)などが報じています。

<↓の画像が、『キングオブコント2018』準決勝進出者32組の写真>

準決勝まで進出している芸人が所属する某芸能プロダクション関係者は、「昔ほどではないとはいえ、キングオブコントなどの賞レースは、無名のコンビが一躍スターになれる夢のある大会。でも、仕事のオファーが舞い込み始めるのは、決勝の後ではなく、ファイナリストに決まった時だったのに…。今年のルールだと、当日まで誰が決勝に行ったか分からない。オファーが来るチャンスが激減してしまう」と嘆き、あるお笑い芸人も「みんな、文句言ってましたよ」と明かしているとしています。

お笑い賞レースで注目を集めるのは、だいたいが優勝したコンビ・トリオだけで、決勝当日に10組が発表されるというシステムでは、その他の9組にはほとんどスポットライトが当たらないとのことです。

ニュースサイト『日刊サイゾー』の記事でもお笑い事務所関係者が、「決勝進出メンバーにしてみれば、準決勝後に開かれる記者会見から決勝戦までの間にメディアに取り上げられることが多いわけで、いわば名前を売るチャンスなんですよ。それが今年はなくなったのだから、芸人にとってはうまみが半減してしまっている。完全な改悪ですね」と不満を漏らしています。

また、エンタメ雑誌の編集者によれば、例年であれば優勝しそうな組を数組ピックアップして取材し、特集記事を組んでいたものの、今年はそれをやらないことが決まったといい、「優勝予想もできないし、ファンの注目度も下がる。史上最も盛り上がらないキングオブコントとなるのは間違いないですね」と断言しています。

なぜ今年はこのような“改悪”が行われたのか、その理由が気になるところですが、この背景には番組の視聴率低迷があると東スポは報じています。

『キングオブコント』の歴代視聴率を見てみると、初回(2008年)は11.3%、第2回(2009年)は14.3%、第3回(2010年)は13.9%、第4回(2011年)は14.3%、第5回(2012年)は12.2%

第6回(2013年)は9.2%、第7回(2014年)は8.3%、第8回(2015年)は15.0%、第9回(2016年)は12.1%、第10回(2017年)は9.7%となっています。

過去最低を記録したのは『シソンヌ』が優勝した2014年で、『かまいたち』が優勝した昨年はワースト3位となっており、2015年、2016年と2ケタをキープしていたものの、再び1ケタに戻る結果となっていました。

テレビ局関係者はこれについて、「ゴールデンタイムに全国ネットの生放送でお笑いの賞レースをやるなら、2ケタは最低限のノルマと言える。昨年はそれを切ってしまったから、TBSとしてはテコ入れが必要。そのためのルール変更で『ファイナリストを番組内で発表することで視聴者に興味を持たせよう』という作戦でしょう」と推測しています。

ちなみに、『キングオブコント』はこれまでも数字が落ち込んだ後にテコ入れが行われており、2013年、2014年と1ケタを記録し、2015年からは審査方法がガラリと変わりました。

2014年までは準決勝進出者(100~101人)が審査員を務める方式だったものの、2015年からは松本人志さんら5人が審査員となり、1人100点の持ち点で審査を行う形になりました。

審査方法の変更は否定的な声もありましたが、やはり松本人志さんらが審査員を務めるということで注目を集め、2015年は番組歴代最高の15.0%を記録していました。

しかし、翌年から右肩下がりとなっており、これを受けて今年は事前に決勝進出コンビを明かさず、視聴者の注目を集めようという強引な手法を使ったようなのですが、このシステム変更に対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

当日に決勝進出者を発表するというのはかなり斬新で、予想を楽しんでいるお笑いファンも多くいるのですが、発表のタイミングをずらすことによって、決勝戦に関する話題を取り上げにくくなるなどの影響が出ているそうなので、番組全体の視聴率に良い影響を与えるとは思えないですね。

決勝戦の数日前から『キングオブコント』の話題を取り上げていくのかもしれませんが、現時点で決勝戦の話題を取り上げているメディアは少なく、それによって例年に比べると今年は盛り上がりに欠けているようにも感じられます。

TBSとしては番組の視聴率さえ上がればと考えているのかもしれませんが、東スポなどによれば芸能事務所側や芸人たちから不満の声が上がっており、今後出場する芸人の数が減少する可能性もあるとようなので、数字がもし良かったとしてもこれまでの形に戻した方がいいのかもしれません。

ネット上の反応を見ても、このシステム変更には否定的な声が多く、それよりも審査員を変えた方がいいなどの指摘が多く見られるので、もしかすると審査員の交代に着手していった方がいいのかもしれないですね。

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