コント日本一を決める大会『キングオブコント2016』の決勝戦が2日行われ、吉本興業所属のお笑いコンビ『ライス』が初の決勝進出で見事初優勝を果たし、9代目キングの座を勝ち取りました。
今年は2510組のお笑いコンビがエントリーし、決勝大会にはライスのほかに、しずる、ななまがり、ジャングルポケット、だーりんず、ジグザグジギー、ラブレターズ、タイムマシーン3号、かもめんたる、かまいたちの10組が進出。
『キングオブコント』は昨年から、さまぁ~ずの三村マサカズさんと大竹一樹さん、バナナマンの設楽統さんと日村勇紀さん、ダウンタウンの松本人志さんの5人が審査し、1人100点の持ち点で500万点で採点するというルールに変更されました。
1stステージを勝ち進んだのは、ライス(466点)、ジャングルポケット(466点)、かまいたち(458点)、タイムマシーン3号(445点)、かもめんたる(444点)の計5組。
ファイナルステージでの2本目のネタで、ライスが470点を獲得して合計936点(1本目:466点/2本目:470点)で1位となり、2位はジャングルポケットで930点(466点/464点)、3位はかまいたちで914点(458点/456点)、4位はタイムマシーン3号で893点(445点/448点)、5位はかもめんたるで883点(444点/439点)という結果となっていました。
決勝戦に初出場して初優勝を果たしたライスは、2003年に高校時代の同級生だった関町知弘さん(33)と田所仁さん(33)で結成したコンビ。
<↓の画像左が田所仁さん、右が関町知弘さん>
東京NSC9期生で同期は、ハリセンボン、しずる、ジューシーズ、パンサーの菅良太郎さん、ゴールデンボンバーのボーカル・鬼龍院翔さんなどとなっています。
そして、今年のキングオブコントに対してネット上では、
- ジャンポケじゃないんだ。ライスも面白かったけど来年まで残るかな?
- ライスは確かにうまいんだけど、個人的には笑えなかった。ジャンポケ、かまいたちの方が面白かった。あといつも思うんだけど、タイムマシーン3号はもっと評価されていいと思う。
- 才能がありながら埋もれていたコンビが優勝するのはいいですね。おめでとう。でも、今年はヤバめなネタが多すぎ。
- 最近、優勝はしたけどその後は…。って人が多いですね。今日一番面白かった人で終わらないよう頑張って欲しい
- ジャンポケ面白かった。審査、ずっと揃ってたし納得だったけど最後に好み別れた感じした。しずるはあれ以上面白くならんのかな。まぁ全体的に去年よりマシ。
- 個人的にはジャンポケが面白かったけど、ジャンポケはもう認知度あるしメディアにたくさん出てるので、ライスで良かったのかな
- 個人的にはライスよりジャンポケなんだけど、ジャンポケの2本目のネタは何回も見たことあったからなぁ
などのコメントが寄せられています。
昨年のキングオブコントで優勝を果たした2012年結成の“コロチキ”ことコロコロチキチキペッパーズも初の決勝進出で優勝を果たし、2014年大会で優勝したシソンヌについても初の決勝進出で優勝と、3年連続で決勝進出が初のコンビが優勝をしています。
例年、決勝での結果に対して納得出来ないなどという批判的な声が多く寄せられていますが、今年の結果に対してネット上では、ジャングルポケットやかまいたちが面白かったという声が多く上がっているものの、ライスが優勝という結果に納得という声も多く、これまでテレビなどのメディアへの露出量が少なかったコンビということから、今後の活躍を期待する声が多く見受けられます。
一昨年優勝したシソンヌ、昨年優勝のコロチキと、優勝した後一時的にテレビ番組への出演が激増するものの、それが続かずに消えていくというパターンが多いのですが、これをきっかけにブレーク出来るよう頑張ってほしいですね。