昨日4日に、年に一度ピン芸人のナンバーワンを決める『R-1ぐらんぷり2014』が開催され、ピン芸人のやまもとまさみさん(40)が優勝しました。
やまもとまさみさんのR-1優勝を多数のメディアが報じましたが、知名度の低さからやまもとまさみさんの経歴や人となりを紹介する記事も多く、一部メディアはやまもとさんが現在も3つのアルバイトを掛け持ちする“苦労人”としての一面を紹介するところもありました。
こうした報道に対し5日、あるお笑い芸人がTwitterで「苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人苦労人 、うるさい!!!!」と怒りをあらわにしています。
それは同コンテストに出場するも予選3回戦で敗退してしまった、ピン芸人のガリガリガリクソンさん(本名=坂本祐介 28歳)で、ガリクソンさんは予選敗退が決定した先月11日にも、その敗退の理由について審査員から「努力の跡が見えない」と言われたことを明かし、「なんやねん、お笑いってライブちゃうんか!!! こっちはその一瞬に命をかけとるんや!!! 君には努力のあとが見えません。当たり前や!!! ピエロがジャグリングのマメみせてどうするんじゃタコス!」
「「ウケが1番ちゃうんか!お客さんの満足度が1番ちゃうんか!審査員のためにやってるんちゃうわ!審査員なんて金払わんとただでみくさりやがって。目ついたろか」とTwitterで審査員に対して怒りをあらわにしていました。
この発言をやまもとさんの報道に対するものだと受け取ったファンからは、
「芸人はその場の笑いの数ですよね!!」
「笑いを感動に持ってくやつ、私はあまり好きやないです」
「バイトがいくつかけもちとか苦労してるとかどうでもいい」
と、同調する声もあがった。
これにネットでは、
「テレビってそんなもんやで」
「面白くもない芸人がTwitterで愚痴愚痴愚痴愚痴とか問題外」
「お茶の間で笑って投票しても、三枝が気に入った奴しか決勝進め無い。審査員要る?苦労話はお笑いと関係ない。」
「ガリクソンいいじゃん、もっとやれ。審査員や司会者の人選から、やりなおしてほしい。」
「何でその面白ツイートを舞台の上で発揮できないのかね。こいつも典型的なネット弁慶だよ」
などのコメントがありました。
ガリクソンさんが3回戦で敗退してしまった事に対して、このコンテストに参加したお笑いコンビ・りあるキッズのゆうきさんも、「ガリガリガリクソンの敗退には 納得はいきません。あれだけうけても 落ちるの?」、「ウケても関係ないみたい、、、なんの大会かわからんよね。」と審査員の基準に対して疑問を抱いています。
ネットでも、今回優勝したやまもとさんの優勝に対して疑問を抱いている方が多くいました。
今回行われたR-1ぐらんぷりに限らず、これまで行われてきた主要なお笑いコンテストでもお客さんや視聴者と、審査員の基準のギャップは何度も指摘されています。
こういった主要なコンテストは、まだ陽の目を見ていない芸人が売れるチャンスで、芸人生命をかけて出場している方も多くいるため、来年の同コンテスト開催前に審査基準の見直しはしてもらいたいですね。