芸トピ

笑ってはいけない放送休止の原因は松本人志のモチベ低下も? コロナで番組休止、ガキの使いメンバーの高齢化問題も…

ガキ使・絶対に笑ってはいけない今年も放送なし、理由はBPO問題? ダウンタウンが還暦迎え番組復活の噂も…

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の大晦日特番『絶対に笑ってはいけない』シリーズが、3年連続で放送されないことが明らかになりました。

笑ってはいけないシリーズは2003年にガキ使の罰ゲーム企画として始まり、2006年に年越し特番として初めて放送され、2020年まで11年連続で民放トップの高視聴率を記録していました。

しかし、コロナ禍に入って様々な制限が生まれるなどしたため、2020年末放送の『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』を最後に放送を休止し、2021年は『笑って年越したい!笑う大晦日』、昨年は『笑って年越し!世代対決 昭和芸人vs平成・令和芸人』というナインティナイ等がMCのお笑い特番を放送しています。

そして、今年はダウンタウンの2人が還暦を迎えたことや、コロナ禍が明けて行動制限などがかなり緩和されたこともあり、今年番組が復活するとの情報を一部メディアが報じ注目を集めていましたが、『日刊スポーツ』が関係者に番組の放送について聞いたところ、「今年も復活を含め、様々な案を検討したが調整がつかず、3年連続で見送りとなった」と明かしたとしています。

そのため、今年も笑ってはいけないに代わるお笑い特番の放送が濃厚とのことですが、この報道に対してネット上では、

などの声が上がっています。

笑ってはいけないの放送が2021年から休止となった背景には、『放送倫理・番組向上機構(BPO)』が同年に「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティ番組」を審議対象にしたことがあるとも囁かれています。

ただ、BPO側は「痛みを伴う笑い=大晦日の番組を指すものではない「予見できる痛みは対象と考えていない」と、笑ってはいけないシリーズで罰として行われる尻バットは問題なしとの意見を出しています。

また、松本人志さんは『ワイドナショー』(フジテレビ系)でBPOの動きや一連の報道に対して、「別にBPOさんはダウンタウンのことなんか何も言ってないのに、BPOとダウンタウンのVS構造を作ろうとする世の中に腹が立つ。」「むしろ俺は、それに関してはBPO側やからね。受ける側だから。俺もやめてほしいよ!頑張れBPO!って俺は思ってますからね。何だこのねじれ現象は。不思議なんですよ」「3月くらいから、あの番組は始まっているんです。3月くらいから、今年はコロナ禍で難しいと言っていた」などと語り、笑ってはいけないシリーズの放送休止とBPOの動きは関係がないことを強調しています。

松本人志さんは笑ってはいけないシリーズ放送休止の理由として、ガキ使メンバーの年齢も挙げていて、様々なことを考慮した上で一旦休止になったと説明していました。

そのため、コロナ禍明けたからといって番組復活となるわけでもないようで、週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』によれば、企画のマンネリ化によって松本人志さんのモチベーションもかなり下がっていて、番組の復活がより難しい状況にあるそうです。

これらの報道も事実とすると、このまま番組は復活することなく完全終了となってしまいそうですが、笑ってはいけないシリーズはかねてからマンネリ化などを指摘されながら、11年連続で民放トップの好視聴率を獲得し続け、番組復活を望む声は多いことから来年にも復活となることに期待したいですね。

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