各局で放送された大晦日特番の視聴率が2日に発表され、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日年越しスペシャル!絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』(日本テレビ系)が、今回も民放トップの数字を獲得したことが明らかになりました。
平均視聴率は第1部(18時30分~21時00分)が14.3%(関西地区19.5%)、第2部(21時00分~24時30分)が12.8%(同17.2%)でした。
2017年末放送の『絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』は、第1部が17.3%(同21.2%)、第2部は16.3%(19.6%)を記録しており、前回と比較すると3%以上のダウンで、平均が15%を下回るのは、2007年の『絶対に笑ってはいけない病院24時』で12.4%を記録して以来となります。
なお、同時間帯にその他の局で放送されていた年末特番の視聴率は、NHKで放送の『第69回NHK紅白歌合戦視聴率』(19時~23時45分)が、第1部(19時15分~20時55分)は37.7%(関西地区35.2%)、第2部(21時~23時45分)は41.5%(同40.5%)。
テレビ朝日系の『よゐこの無人島0円生活』(18時~24時30分)は、第1部(18時~19時)が6.7%、第2部(19時~21時)が5.0%、第3部(21時~23時45分)が5.0%、第4部(23時45分~24時30分)が5.9%。
TBS系の『平成最後の大晦日スペシャル!SASUKE2018&ボクシング井岡一翔世界タイトルマッチ』(18時~23時55分)は、第1部(18時~)が6.5%、第2部(19時47分~)が6.9%、第3部(20時52分~)が4.2%、第4部(23時~)が4.8%。
フジテレビ系の格闘技イベント『RIZIN.14』(18時~23時45分)は、第1部(18時~)が5.7%、第2部(21時30分~)が5.0%、第3部(21時30分~)が6.9%、第4部(22時50分~)が7.5%、“タッキー”こと滝沢秀明さんがアイドル引退前にラスト出演した『ジャニーズカウントダウン 2018-2019』(23時45分~24時45分)は15.5%を記録しており、これはカウコン史上最高の高視聴率となっています。
テレビ東京系の『第51回年忘れにっぽんの歌』(16時~22時)は8.1%(関西地区5.8%)、松重豊さん主演ドラマ『孤独のグルメ大晦日スペシャル 京都・名古屋出張編 生放送でいただきます!』(22時~23時30分)は4.0%(同2.2%)でした。
この他に、12月30日放送の『うわっ!ダマされた大賞2018年末4時間半SP』(日本テレビ系)は前半30分の第1部が9.1%、19時以降の第2部が11.2%、『アメトーーーーーーーーーーク!年末5時間SP』(テレビ朝日系)は第1部が8.9%、第2部が11.7%、『第60回輝く!日本レコード大賞』(TBS系)は第1部が14.8%、第2部は16.7%となっており、レコ大は前回2017年の第1部が12.5%、第2部が14.3%で、昨年は2%以上もアップしていたことが明らかになっています。
2018年の年末特番はこのような結果になっており、2006年から年末特番として放送の『笑ってはいけないシリーズ』が、9年連続で民放トップの数字を獲得したものの、『絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』は、前回に比べると数字が大きくダウンという結果になりました。
『絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』に対しては視聴者からも、
- ここ数年では一番面白さが無かった
- 年々つまらなくなってる気がする。
- 急にガクンとつまらなくなった気がした。大きく変えた方がいい。。
- クオリティーは例年と同じ位だと思いますが、慣れてきたんでしょうね、少し物足りない感はありました。
- 仕掛け人が過去に炎上した人間の掃き溜めみたいになってたのがね。それで面白ければまだいいけどネタも面白くなかったな。
バスで出てきた女優さん2人が良かったくらいかな。 - ジミーちゃん出てなかったし、毎年恒例の暴露話もしょぼかった。笑ってもいい芸人同士が遊んでるやつと驚いてはいけないはなくしてもいいと思う。今回は過去にないほどしょぼかった印象
などと厳しい声が多く上がっています。
『絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』では、ガキ使メンバーたちのバス移動シーンで女優・川口春奈さんがスケバンに扮し笑いの刺客として登場し、荒々しい口調でメンバーを罵るというネタが大きな反響を呼んでいました。
しかし、例年に比べると盛り上がる演出が少ない、マンネリ気味だと感じた視聴者が多くおり、視聴者を惹き付けるような大物ゲスト登場はもちろんのこと、番組の演出なども大きなテコ入れが必要なのかもしれないですね。