芸トピ

絶対に笑ってはいけないの放送は残り2回? 番組終了間近の噂。BPOが痛み伴う笑いに見解表明、松本人志は疑問も…

ガキ使・笑ってはいけないが来年終了か。笑う大晦日の視聴率大コケ、復活願う声も…ダウンタウンが還暦で区切り?

昨年から放送を休止している『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の年末特番『絶対に笑ってはいけないシリーズ』が、『ダウンタウン』の松本人志さん(58)と浜田雅功さん(59)の還暦を区切りに、2023年にもシリーズが終了するとの噂をニュースサイト『日刊大衆』が伝えています。

『絶対に笑ってはいけないシリーズ』は2006年から大晦日特番として毎年放送され、民放トップの高視聴率を記録していた人気番組でしたが、昨年はコロナ禍で満足のいく撮影が難しいとして放送休止が決定、それに代わって6時間特番『笑って年越したい!!笑う大晦日』が生放送されました。

今年はどうなるのか気になるところですが、『絶対に笑ってはいけないシリーズ』の今後について制作会社関係者は、「コロナを理由に、このままフェードアウトするようにシリーズを終えるということは無いと言われています。そして今、噂で上がってきているのが、ダウンタウンの松本さん、浜田さんの還暦を区切りにシリーズが終了することになるのではという話です」と明かしています。

この情報が事実であれば、来年の放送をもって終了となるそうですが、日本テレビサイドとしては、DVD・Blu-rayの売り上げも好調でドル箱コンテンツの同番組を継続したい意向といい、「日テレの上層部が“やっぱり『笑ってはいけない』を”と思っているのは間違いない。“今年の大みそかにやりましょう”という交渉はあったはずです。体力面のことから、恐らくあと1回で終わりたいダウンタウンさん、2人が還暦を迎えるまであと2回はやりたい日テレの間で、攻防戦が繰り広げられたのでは」と推測しています。

『絶対に笑ってはいけないシリーズ』の番組会議は、毎年3月、遅くとも4月から始まるそうで、昨年に関しても、3月頃にはコロナ禍を理由に放送を断念していたと松本人志さんが明かしています。

さらに、「コロナだけが理由じゃなく、僕らの体力的なこともあって、“一旦ここで”っていう話は春にはしていた。今後は未定です」と告白していました。

番組の制作にも携わる松本人志さんがこうした発言をしていたことから、今年放送するかしないかの判断はすでにされているとみられますが、「昨年は夏の『24時間テレビ』、そして大みそかの『笑ってはいけない』と、大型特番は2連敗だったんです。特に『笑う大晦日』は評判がよくなかったですからね。負けられない日テレとしては今年『笑ってはいけない』を放送するため、あの手この手を尽くしたのではないでしょうか」と制作会社関係者は語っています。

昨年、『絶対に笑ってはいけないシリーズ』の代わりに初めて放送された『笑う大晦日』は、番組発表時点で“大コケ”が予想されていましたが、内容もグダグダで案の定の結果となっていました。

2020年末に放送された『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』は、第1部の平均世帯視聴率が17.6%、第2部が14.1%、個人視聴率は第1部が12.7%、第2部が9.8%で、民放トップの数字を獲得していました。

一方、昨年末放送の『笑う大晦日』は、前半(18時30分~21時)の平均世帯視聴率が7.2%、後半(21時~24時30分)は5.6%、個人視聴率が前半が5.1%、後半が3.5%で、世帯・個人共に前年から大幅ダウンし、テレビ東京の数字をも下回って民放4位の結果でした。

番組の内容に対しても視聴者からは不満の声が噴出し、『絶対に笑ってはいけないシリーズ』の復活を望む声が多く上がっています。

ただ、松本人志さんはコロナに加えて体力的な限界を口にしたり、『BPO(放送倫理・番組向上機構)』が昨年から「痛みを伴うことを笑いの対象とする」ことについて審議し、「“他人の心身の痛みを嘲笑する”演出が、それを視聴する青少年の共感性の発達や人間観に望ましくない影響を与える可能性があることが、最新の脳科学的及び心理学的見地から指摘されていることも事実であり、公共性を有するテレビの制作者は、かかる観点にも配慮しながら番組を作り上げていくことが求められている」との見解を今年4月に発表しました。

こうしたBPOの見解は、「番組制作者に対してバラエティ番組の基準やルールを提示することを目的として本見解を出すものではない」としているのですが、番組の制作に少なからず影響を及ぼすとみられます。

なお、松本人志さんはBPOの見解には納得がいっていない様子で、『ダチョウ倶楽部』の上島竜兵さんが亡くなった際には、「ダチョウ倶楽部の芸とか、お笑いがテレビではやりづらくなってて。そういう思いとかジレンマとか、“痛みを伴う笑い”がダメと言われてしまうと、熱湯風呂とか熱々おでんとかもできない。僕なんかはあの芸が有害なんて、ちっとも思わない。それだけが理由とは思わないですけど、BPOさん、どうお考えですかねって、ちょっと思いますね」と語っていました。

コロナやBPOの見解によって、番組制作により多くの制限が設けられ、満足のいく番組が作れないのであれば、このシリーズを終わらせる判断をしてもおかしくないですが、内容をアップデートしながら出来る限り長く続けてほしいと個人的には思います。

とりあえず現時点では、今年は番組を放送するのかどうかも含めて、『絶対に笑ってはいけないシリーズ』の今後について具体的な情報は出ていないため、引き続き番組に関する情報、松本人志さんが今後どういった発言をするのかに注目していきたいですね。

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