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絶対に笑ってはいけないシリーズ内容変更へ? ケツしばき隊にBPOへクレーム殺到で打ち切りか? ネットの反応は否定的も…

ガキの使い・笑ってはいけないシリーズのケツバット廃止へ? イジメ問題で罰ゲーム内容を変更、蝶野正洋もビンタ辞退?

大晦日の恒例特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しスペシャル! 絶対に笑ってはいけない』シリーズ』(日本テレビ系)が、大幅な企画変更を迫られていると『東京スポーツ』(東スポ)が報じ、ネット上では物議を醸しています。

東スポによると、笑った場合に罰として執行されるケツバットに対して、イジメの助長に繋がるという恐れから自粛するべきなのではないかという意見が出ているそうで、企画内容が大きく変更される可能性があるといいます。

関係者は、番組でのケツバットについて「笑ったら負けでバツを与えるという発想そのものが、今の世の中の事情にマッチしなくなってきた。」と指摘し、「紅白に対抗できる唯一の番組なので多くの若い世代が見る。だから、教育委員会なども問題視する番組の筆頭になっている。とはいえ、罰ゲームをなくすとなれば番組が成立しなくなるので深刻な話なのです」と、番組が抱えている問題を明かしています。

<↓の画像は、ケツシバき隊・罰隊によるケツバットの写真>

問題視する声を受けて、日本テレビ内では罰ゲームを含む番組と実際のイジメとの因果関係を水面下で調子していたそうなのですが、イジメの加害者・被害者の双方を調査した結果、「学校内で被害生徒の言動に対し、加害生徒らが遊び半分の多数決でアウトと断定する。加害生徒側にしてみればテレビと同じことをしただけという気持ちで、罪の意識がないこと。番組で行っている集団ケツバットなどが常態化している実態でした」と事情通が語っています。

また、ジャーナリストによれば最も悪質なのは加害生徒が確信犯のケースで、イジメなのではないかと問われた加害生徒が「ただの罰ゲームです」と言い訳し、そこからさらにエスカレートして万引き行為を無理強いしたり、笑った場合に暴力や恥ずかしいことをされるなどのイジメの構図があるとしています。

こうしたイジメが問題視された結果、『笑ってはいけないシリーズ』の罰ゲームシステムはイジメを助長しかねないと指摘する声が上がり、日本テレビ内ではこれまでも長い間議論を交わしていたものの、これまでは封印されてきたそうです。

しかし、ジャズトランペッター・日野皓正さんが今年8月に、『日野皓正 presents “Jazz for Kids”』というコンサートのステージ上で、男子高校生に対してビンタしたことを週刊誌『週刊文春』などによって報じられたことで大きな騒動に発展し、『笑ってはいけないシリーズ』にレギュラー出演しているプロレスラー・蝶野正洋さんが9月に『フライデー』の取材に対し、教育の中での体罰に対しては「絶対反対」という立場であることを告白しました。

その上で、『笑ってはいけないシリーズ』で毎年披露しているお笑いタレント・月亭方正さん(旧名=山崎邦正)に対するビンタについても言及し、「あのオファーも、最初は断っていたんです。だけどマネージャーが断り忘れていて、なんだかんだいままで続いてしまっている。本当はビンタなんてイヤです。そもそも俺は、芸人がツッコミで頭を叩くのを見るのも嫌いなんです。」「今回の件が論争を呼んでいますし……今年はオファーがあってもビンタはしません」と宣言しています。

<↓の画像が、蝶野正洋さんが月亭方正さんにビンタをしているシーン>

蝶野正洋さんがこのような発言をしたことによって、日本テレビ側は『笑ってはいけないシリーズ』の罰ゲームをどうするか悩み、頭を抱えてしまっている状況にあるとのことなのですが、この噂に対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

バラエティ番組の内容がイジメを助長する可能性があるとして、終了に追い込まれるというケースはこれまでにもあり、『めちゃ×2イケてるッ!』で2000年3月~2001年2月に行われていた企画「七人のしりとり侍」は、失敗した人の罰ゲームがウレタン製のこん棒やハリセンなどで持った複数の野武士たちに、袋叩きにされるというものとなっていました。

こうした罰ゲームの内容に対し、イジメを助長するというクレームが現在の「BPO(放送倫理・番組向上機構)」へ寄せられ、最終的にBPO側は「暴力やいじめを肯定しているとのメッセージを子どもたちに伝える結果につながると判断せざるを得ない」という結論を出し、番組サイドはこの結論を受けて企画の終了を決定しました。

『笑ってはいけないシリーズ』も同様に、笑ったら罰ゲームとしてケツバット、ハリセン、タイキックなどの体罰を受ける内容なので、一般の視聴者や各自治体の教育委員会などが目を付けてクレームを入れている可能性はありますが、このような番組を無くしたところでイジメが減るとは思えず、イジメ問題の解決には繋がらないとみられます。

近年はよりテレビ局側がイジメ問題などに配慮した番組作りを行うようにしていると感じられますが、それに関係なく全国の小中学校などでのイジメ認知件数は増加し、文部科学省が昨年発表したデータによると、2015年度は過去最多件数を記録しており、高校についても前年度を上回ったと発表しています。

一部の子供が番組の罰ゲームをイジメに利用したからといった理由で、イジメを助長するとして、多くの視聴者に親しまれている番組の内容を大幅に変更するというのはおかしな話だと思いますし、イジメの原因を解決しなければ何の意味もないことから、『笑ってはいけないシリーズ』の内容を変更するということについては、よく話し合った上で判断を下してほしいですね。

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