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カメ止め視聴者の感想、前半ワンカットのゾンビ映画シーンで離脱者相次ぐ? 興行収入31億円超えの大ヒットも…

カメラを止めるな!視聴率発表。作品内容は賛否両論も、金曜ロードSHOW枠で今年最高の数字記録。

累計興行収入が31億円を突破した大ヒット映画『カメラを止めるな!』(略称:カメ止め 上田慎一郎監督)が8日、日本テレビ系の『金曜ロードSHOW!』(金曜21時)で地上波初放送され、平均視聴率が11.9%(関東地区)を記録したことが明らかになりました。

『カメラを止めるな!』は2017年にわずか300万円で製作され、同11月に東京・新宿の映画館で6日間限定公開、昨年6月からは新宿と池袋の2館で公開がスタートし、そこからSNSを中心に口コミで評判が広まり、8月下旬以降は200館以上、10月以降は300館以上での大規模公開となり、11月中旬には累計興行収入が30億円を突破、年が明けても記録を伸ばし続けています。

『カメラを止めるな!』のキャッチフレーズは、「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる。」「無名の新人監督と俳優達が創ったウルトラ娯楽作」で、冒頭37分の1台のカメラで撮影されたワンカットシーンは、あえて撮影中に発生したトラブルと脚本を混在させており、今回『金曜ロードSHOW!』で地上波初オンエアするにあたって、上田慎一郎監督(うえだ・しんいちろう 34歳)の監修のもとで冒頭40分は一度もCMを入れずに放送しました。

また、今回は副音声で上田慎一郎監督、主演の濱津隆之さん(はまつ・たかゆき 37歳)が撮影時の裏話などを披露し、冒頭37分のワンカットシーンは6回撮影したことなどを明かしていました。

『カメラを止めるな!』予告映像

そして、初の地上波オンエア後のネット上の反応を見てみると、

などのコメントが寄せられています。

『カメラを止めるな!』は昨年から様々なメディアが絶賛しており、かなりハードルが上がった状態だったことから、言うほど面白く無かったという声も多く、特に前半37分にわたるZ級ゾンビ映画のシーンが耐えられず、視聴を途中で止めてしまったという反応も多く見受けられます。

しかし、たった300万円で製作した超低予算映画ながら、綿密に練られたストーリー展開、伏線回収など脚本が秀逸と高い評価をされており、過度に期待せず、あまり予備知識を入れずに観れば楽しめる作品なのではと思いますね。

そして、『カメラを止めるな!』の視聴率についてですが、今年1発目に『金曜ロードSHOW!』で放送された人気ジブリ映画『風の谷のナウシカ』は10.4%(2年ぶり18回目の放送、過去最高は23.3%)、同じくジブリの『耳をすませば』は11.4%(11回目の放送、過去最高は20.5%)、2月1日放送の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は6.9%(地上波初)、同8日の『ラ・ラ・ランド』は7.5%(同)でした。

『カメラを止めるな!』は現時点で今年『金曜ロードSHOW!』で放送された作品の中ではトップの視聴率となっており、果たして今後この数字を超える作品が出てくるのかにも注目したいですね。

なお、今後『金曜ロードSHOW!』枠で放送予定の作品は、22日が『名探偵コナン 世紀末の魔術師』、29日が広瀬すずさん主演の『ちはやふる -結び-』、4月5日はジブリ作品『平成狸合戦ぽんぽこ』、同12日は『風立ちぬ』となっています。

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