暴露系YouTuberの“ガーシー”こと東谷義和さん(50)の暴露によって、放送が危ぶまれていた綾野剛さん(40)が主演のドラマ『オールドルーキー』(TBS系 日曜21時)が26日からスタートし、25分拡大で放送された初回の平均視聴率が発表されました。
発表によると、『オールドルーキー』の第1話の平均世帯視聴率は11.2%、個人視聴率は7.2%(共に関東地区)でした。
綾野剛さんが主演の『オールドルーキー』は、元サッカー日本代表の主人公・新町亮太郎(37)が現役引退後、スポーツマネージメント会社に就職し、セカンドキャリアを歩む姿や家族の再生を描いた内容で、主題歌には、綾野さんと親交が深い人気ロックバンド『King Gnu(キングヌー)』が書き下ろした新曲『雨燦々(あめさんさん)』が起用され、初回放送で初解禁されました。
キャストは綾野剛さんのほか、芳根京子さん、中川大志さん、岡崎紗絵さん、高橋克実さん、反町隆史さん、NEWS・増田貴久さん、榮倉奈々さん、元乃木坂46・生田絵梨花さん等が出演しています。
<↓の画像は、ドラマ『オールドルーキー』メインキャストの写真>
ゲストもかなり豪華で、第1話には俳優・横浜流星さんのほか、元サッカー日本代表の大久保嘉人さん、加地亮さん、坪井慶介さん、那須大亮さん、秋元陽太さん、松木安太郎さん、元プロ野球選手の佐々木主浩さん、モデル・タレントのアンミカさん等が出演し、視聴者の間で大きな反響を呼んでいました。
そして、『オールドルーキー』の初回放送を終え、視聴率発表などを受けてネット上では、
- 期待しないで見たけど案外面白かった
- 日曜劇場久しぶりに見ましたが面白かったです。家族全員で最後まで見入っちゃいました。
- 綾野さんも横浜さんも、「目で演技する」というか、ちょっとした表情の変化とか動きとか絶妙ですごくよかった
- 新町の妙に高いプライドからあまりストーリーに惹かれなかったけど、後半に進むに従って好感度アップ。
ゲストの横浜流星クンも難しい役柄ながら好演良かった - ガーシーの件で色々あって、本人もダメージ受けただろうけど、それを黙らせる演技をしてくれる。やっぱり綾野剛は凄いって言葉に尽きる。
最近は、激しめな役が多かったから、柔らかい役柄は久しぶりで、来週も楽しみ。 - 好調だった日曜劇場で、これって記録的な低さじゃない
- すげえ薄っぺらいから次から見なくていいわ
- ガーシー効果すげえなw安定の日曜劇場なのに綾野剛で大コケ
- ガーシーがあんなに宣伝したし、自分も日9を久しぶりに見たぐらいだから、もっと高いかと思った
- なんか暇な役者かき集めてドラマ作りましたって感じ。まあこの時期のドラマは元々こんなもんか。テレビ局的に勝負ドラマは春秋だもんな
などの声が上がっており、賛否両論となっています。
『オールドルーキー』の初回視聴率に対して『スポーツ報知』は、初回2ケタで好発進したと伝えています。
なお、同枠で4月期放送の嵐・二宮和也さん主演『マイファミリー』は、初回平均世帯視聴率が12.6%、個人視聴率が7.6%、1月期放送の阿部寛さん主演『DCU ~手錠を持ったダイバー~』は世帯16.8%、個人10.3%。
昨年10月期放送の小栗旬さん主演『日本沈没-希望のひと-』は世帯15.8%、個人9.7%、昨年7月期放送の鈴木亮平さん主演『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は世帯14.1%、個人8.2%でした。
『オールドルーキー』の初回視聴率は、日曜劇場枠としては低い数字で、初回の平均世帯視聴率が11%台というのは、2020年1月期放送の竹内涼真さん主演『テセウスの船』以来2年半ぶりです。
ただ、『オールドルーキー』の第1話放送中にツイッターのトレンドで「オールドルーキー」が世界1位を獲得しており、東谷義和さんの暴露を巡る騒動もあって、ネット上では大きな反響を呼んでいました。
東谷義和さんは『NHK党』をバックに付け、現在も綾野剛さんの過去の未成年飲酒・淫行疑惑などを糾弾し、TBSや日曜劇場枠の固定スポンサーである『サントリー』『花王』『日本生命』『SUBARU』に対応を求めていましたが、スポンサー側も問題ないと判断したのか、一社もスポンサーを降りることなく放送がスタートし、現時点ではそれほど大きなダメージは受けていない様子です。
そして、第1話の視聴率も平均よりも低いながら初回2ケタでスタートを切り、TBSや綾野剛さんサイドはひとまず胸を撫で下ろしているかもしれませんが、NHK党から参議院選挙に出馬の東谷義和さんは今後も攻撃を続けていくとし、新たな“証人喚問”に向けてある女性と交渉中だと明かしており、今後さらにどういった展開を迎えるのか、『オールドルーキー』の第2話以降の視聴率と共に注目していきたいですね。