3月24日放送の情報番組『スッキリ』（日本テレビ系）で、オードリー・春日俊彰さんが『那須どうぶつ王国』からの生中継ロケでペンギン用の池に何度も転落し、動物に対する危険な問題行為として大炎上騒動に発展した件で、春日さんが園に直接謝罪していたことが明らかになりました。
この騒動を巡っては、3月24日にスッキリの公式サイト上で謝罪コメントを発表し、週明けの同27日に番組冒頭で司会の極楽とんぼ・加藤浩次さん等が謝罪した一方、オードリー春日俊彰さんはこの件に対して無言を貫いていたことで物議を醸していました。
＜↓の画像が、オードリー春日俊彰さんがペンギンの池に転落シーンの写真＞
そして、那須どうぶつ王国の佐藤哲也社長が公式サイトで新たな声明を発表し、【日本テレビ「スッキリ」生中継に関する経緯について】と題して、「26日に春日さんご本人、スッキリの制作責任者の方々が謝罪に来園し、春日さんからも謝罪を受けました。」
と、オードリー春日俊彰さんからも謝罪を受けたことを報告しています。
また、27日放送のスッキリでは森圭介アナウンサーが「動物がいない池に入る可能性については打ち合わせはしていました」と明かし、これに対して加藤浩次さんは「『動物が池に入っていない状態ならいいですよ』というニュアンスですよね。そこでスタッフもどうぶつ王国の方も納得して。」と語っていたものの、これについても那須どうぶつ王国側は否定しています。
- 3月27日放送『スッキリ』加藤浩次さんの謝罪シーン動画（Twitter）
那須どうぶつ王国は番組での説明やその後の対応について、「当園が動物のいる場所（フンボルトペンギン池）へ入っても大丈夫と言った認識はございませんので、安全、衛生、動物福祉の観点からありえないことであると、再度抗議し撤回を求めました。この点については事前に電話で伝え先日、日本テレビ側と直接協議を行いました。協議を受けて、動物（ペンギン）に危害を加えなければ池に落ちて大丈夫と、理解が不十分であったことを認めていただき、動物のいる場所（フンボルトペンギン池）へ入ってしまったことについてあらためて謝罪いただきました。」
と報告しています。
続けて、「事前打合せ、ロケハン（下見）、最終確認の中で、動物のいる場所へは、（フンボルトペンギン池）入らない様に注意喚起も行っておりましたが、打合せの中で弊社担当者とスッキリ制作担当者の方々との意思疎通に問題があったと認識しております。この点は当園として重く受け止めております。今後はこの様なことが起こらない仕組みを日本テレビと協議致します。」
としています。
また、週刊誌『女性セブン』の取材によれば、オードリー春日俊彰さんは世間から猛バッシングを浴びる裏で、那須どうぶつ王国に直接謝罪をするだけでなく、非常識な行為をしたことへの反省や関係者やペンギンへの謝罪を長文で綴った手紙も園側に渡したそうです。
これについて芸能関係者は、「春日さんは“自分は謝った”と言える立場にないことや、謝って済む問題ではないことを理解しているので、謝罪の事実を明かすことなく、世間のバッシングも真摯に受け止めていました」
と語っています。
そして、那須どうぶつ王国側の経緯説明により、オードリー春日俊彰さんが直接謝罪していたことが明らかとなりネット上では、
- 当事者である動物王国に謝罪して相手が承諾したなら問題はないでしょ。後は日テレがきちんと責任とるべきだし。
- 春日さんはなぜ謝罪しないんだと書かれてたけど、直ぐに謝罪に行っていたんだね。若林さんが言ってる通り春日さんは根が真面目なんだね。
- なんで加藤は謝罪に行かないの？春日さんはこれからも応援してます
- こうなるとますます池落ちを擁護した芸人の非常識がヒンシュクを買いそう
- なんだかんだで、春日はやっぱり真面目だからね。カンニング竹山や千原せいじが何と言おうと、今の時代の今の自分の判断と行動が出来る人間
- そもそも公に謝罪しないといけないという風習はやめたほうがいい。当人同士で対応してるのなら、それでいいのだから。
- 那須どうぶつ王国のCMやったりして関係良好になってもらって、IKEAの椅子みたいに、いつかそんなこともあったなという風になってもらいたい
などの声が上がっています。
オードリー春日俊彰さんは、加藤浩次さんから「池に落ちるなよ！春日、池に落ちるなよ！気をつけろ！春日、足元に気をつけろ！」と言われ、これをフリだと受け止めて池に転落した様子だったことや、アドリブではなく台本があって転落したのではないかとの憶測が飛び交い、春日さんに対しては同情の声も少なくありませんでした。
また、芸人仲間たちからもオードリー春日俊彰さんを擁護する声が上がっていましたが、春日さんは数十万円はするピンマイクを付けた状態で池に転落していたため、台本は無くアドリブだったとみられることや、一連の行為でペンギンを踏み潰しそうになったり、ペンギンたちを驚かせるなどの問題行為があったことで春日さんにも謝罪を求める声は多く、3月末をもってスッキリが終了後も批判が続いていました。
その裏でオードリー春日俊彰さんは那須どうぶつ王国に直接謝罪し、日本テレビ側も全面的に非を認める形で当事者間での和解が成立したというのは何よりで、春日さんは炎上騒動で多少イメージが悪化し、一部ではかなり落ち込んでいる様子との報道もありますが、今回のトラブルを教訓にした上で、これからまた体を張った芸などを見せてほしいです。
また、日本テレビは過去にも動物番組を巡り、動物虐待との指摘を受けるなどトラブルになっていたので、今回の騒動をきっかけに動物福祉への理解をより深め、今後の番組制作に活かしていってほしいですね。