人気お笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰さん(36)が、6日にイタリア・ラヴェンナで開催された『フィンスイミングワールドカップマスターズ2015』で、銅メダルを獲得していたことが20日に放送されたスポーツバラエティ番組『炎の体育会TV』(TBS系)で明らかとなりました。
春日さんは同番組の企画で、足ヒレを装着して水面や水中を進む水泳競技「フィンスイミング」に取り組んでおり、今年3月の代表選考を兼ねた大会で惜しくも落選してしまったのですが、シュノーケルが使用可能な「サーフィス」部門の上位者に欠員が出たことから繰り上げで代表入り。
今大会で春日さんは「男子サーフィス50メートル」35~44歳の部と「4×100メートルサーフィスリレー」に出場し、個人の部では残念ながら16人中10位という結果でメダルの獲得を逃してしまったものの、リレーでアンカーを務めた春日さんは飛び込んだ際に、第3泳者の頭にぶつかるという失態を犯してしまいましたが、それを挽回する見事な泳ぎを見せ、エストニア、イタリアに次いで3位の結果となり銅メダルを獲得しました。
そして、見事銅メダルを獲得した春日さんは取材に対して「ほかの3人が“春日さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない”と団結してくれた」「メダリストになりましたけど、春日自身は変わらないです。ステージは上に行っちゃったけど。メダルは重い? 軽いですね」と満面の笑みで答えていました。
これにネットでは、
- 銅メダルおめでとう!他のメンバーが引っ張ってくれたとはいえすごいですね!次は金メダル目指して、これからもがんばってください!
- すごい!いい加減な気持ちではなく、一生懸命取り組む姿勢が本当すごい!ロケもある中本当よく頑張ったと思う。日本代表の皆さんおめでとうございます!
- 世界大会で銅メダルはすごいな
- 忙しいスケジュールの中で練習をする春日の姿には感動したわ
- ボディビルとスイミングというある意味真逆なスポーツをやって、どちらも結果を出すのは凄い
などのコメントが寄せられています。
今大会には、イタリア出身のサッカー日本代表元監督のアルベルト・ザッケローニさんが現地を訪れ、春日さんに「試合前は集中して。自分が1番だと、ライバルはいないんだと思うこと」とアドバイスをしており、これが大きな支えとなったのかもしれないですね。
そして、春日さんは昨年10月からのわずかな競技歴でメダルを獲得し、これからの活躍にも期待をされますが、「短い期間やってきましたが、向いていない」と答え、これまで本命として取り組んでいた息継ぎ無しの競技「アプニア」の方が自分には合っているとのことから、来年は「忘れ物があるので…。アプニアで出たいですね」と意気込んでいたとのことです。
春日さんの「50メートルサーフィス」のベストタイムは、昨年の世界大会での同種目3位の記録とほぼ変わらず、メダル獲得に期待をしていたものの、16人中10位と残念な結果となってしまいましたが、リレーではチームに貢献する泳ぎを見せてメダル獲得とは素晴らしいですね。
来年はアプニアで出たいと意気込んでいるとのことで、これからの更なる成長と活躍に期待したいところです。