人気お笑いコンビ『オリエンタルラジオ』の“あっちゃん”こと中田敦彦さん(33)が25日、曜日レギュラーを務めている情報番組『白熱ライブ ビビット』(TBS系)で、「STAP細胞」の論文の主著者で、不正が認定された元理化学研究所研究員・小保方晴子さん(32)が24日発売の『婦人公論』に登場したことについて言及し、小保方さんについて「したたかだし自己陶酔が強いタイプ。(久々のメディアへの)登場の仕方も大胆ですし、人前に出るのが好きな人だなと思う」と批判したのですが、ネット上ではこの発言が物議を醸しているようです。
小保方さんがメディアの前に正式に登場するのは、「STAP細胞はありまーす」と主張した2014年4月の会見以来で、作家で天台宗の尼僧・瀬戸内寂聴さんが同誌で連載中のエッセイの中で小保方さんにエールを送ったことがきっかけで対談が実現。
同誌には2人が対談した際に撮影されたカラー写真6枚が掲載されているのですが、ネット上では小保方さんの近影が大きな話題になっており、小保方さんはこの日、総レースのミニ丈の白いワンピースに白いハイヒールを着用し、前髪をアップにしています。
<↓の画像が、『婦人公論』に掲載された小保方晴子さんの写真>
食べ物を受け付けない精神状態に追い込まれていたという小保方さんは、「先生にお会いするために、私、食べなくちゃいけないと思うようになって」といい、対談する前に4キロ体重を戻したことを明かしているのですが、2年前と比べてほっそりした印象です。
そんな小保方さんは、一連の騒動当時の苦悩を寂聴さんに告白しており、この2年間はうつ病の治療で通院する以外はほとんど外出することが出来なかったといい、さらに「固形物が喉を通らない日もあり、体は弱っていく一方で、命がつきるかと思いました。もう無理だと感じていました」とも語っています。
さらに、一連の騒動の最中の周囲の男性についても言及し、「攻撃がものすごく暴力的で、殺されるかと思いました」と明かすと、STAP細胞論文の共著書でありながら、途中で手の平返しして小保方さんの批判に転じた山梨大学の若山照彦教授について、「変わるというか、もともとそうなのを見抜けなかったのです」と語っています。
そんな小保方さんについて中田さんは、「したたかだし自己陶酔が強いタイプ。」とバッサリと斬り、「(小保方さんは)ずっと人前に出たくなかったという入り口なんですけど、(雑誌の)出方を見ると大胆ですし、かなり人前に立つのは好きな人なのだと思います」と辛辣なコメント。
また、番組ではフリーアナウンサー・南美希子さんも「表に出たい女の子」と指摘するなど、小保方さんに対して批判的、懐疑的なコメントをしている方は多いのですが、今回の中田さんの発言に対してネット上では反発の声が多く上がっており、「すっかりご意見番気取りだね」「さすがに調子に乗り過ぎ」「何様だよ」「ウザくなってきたわ」などと叩かれています。
中田さんは、ベッキーさんと『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音さんとの不倫交際スキャンダルで、ベッキーさんが不倫をスクープした週刊誌『週刊文春』に直筆の手紙を渡していたことが明らかになった際に、その行動に対して「あざとく感じる」などと痛烈に批判。
当初ネット上では、中田さんの発言を支持する声が多く上がっており、批判的な声は少なかったのですが、中田さんはその後もベッキーさん側の対応について「不誠実でずる賢い」などと批判し、少しずつ中田さんの上から目線の発言に対して批判的な反応を見せるネットユーザーが増え、今回のご意見番のような発言に対しても批判的な声が上がっています。
中田さんは『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)にて、「天狗になりやすい性格」と自ら明かしているのですが、オリエンタルラジオは中田さんの弟・FISHBOYさん等とダンス&ボーカルグループ『RADIO FISH』を結成し、同グループの「PERFECT HUMAN」が大ヒットし、音楽番組にも出演するなど再ブレークしていることから完全に天狗状態になり、このような上から目線での発言をするようになってしまったのかもしれません。
「PERFECT HUMAN」に関しては、当初から韓国の歌手・PSYさんの『江南(カンナム)スタイル』とメロディーなどが酷似していることからパクリ疑惑が浮上しており、それを抜きにしても、この1曲だけで消える可能性が非常に高いとみられることから、今後の活動を考えて発言には気を付けるようにした方がいいのではないでしょうかね。