ダンス＆ボーカルユニット『RADIO FISH』を結成し、「PERFECT HUMAN」という楽曲で再ブレーク中のお笑いコンビ『オリエンタルラジオ』でボケ担当の“あっちゃん”こと中田敦彦さん(33)は、情報番組『白熱ライブ ビビット』(TBS系)では水曜日のレギュラーコメンテーターとしても活躍していますが、ここ最近の発言が度々物議を醸しており、ネット上では批判的な声が多く上がるようになってきています。
中田さんは、『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音さんとの不倫が発覚したタレント・ベッキーさんが、週刊誌『週刊文春』に直筆の手紙を送っていたことが明らかになった際に、「どっちが悪かったという議論ではないと思う。不倫というのは2人とも悪いことで、その上で1つの家庭が壊れたという結果が表れた」などと持論を展開し、「謝罪の手紙はあざとい」「不誠実でずるがしこい対応。公的に説明するべき」と痛烈に批判。
こうした発言に対して番組MCの女優・真矢ミキさんは、「私たち何も被害被ってないし」「ファンには謝っても、私たち全員に説明なくてもいい」と意見が対立し大きな話題になりました。
この時に番組に寄せられた意見は、8割が「あっちゃんよく言ってくれた」というものだったそうで、ベッキーさんの肩を持つかのようなコメントをしていた真矢さんに対しては、厳しいコメントが寄せられていたといいます。
しかし、中田さんの“ご意見番”気取りの発言は徐々にエスカレートしていき、ネット上でも批判的な声が多く占めるようになってきており、1日に生放送された『ビビット』で、ハリウッド俳優ジョニー・デップさんと女優のアンバー・ハードさんとの離婚、家庭内暴力(DV)疑惑騒動について取り上げられた際、中田さんは「なんかダサいおじさんになった」と批判的なコメント。
デップさんのDV疑惑について、元妻でメーキャップアーティストのロリ・アン・アリソンさん、事実婚状態にあった女優ヴァネッサ・パラディさん、長女で女優のリリー・ローズさんらはデップさんのDV疑惑を完全否定。
＜↓の画像は、ジョニー・デップさんとアンバー・ハードさんの写真＞
また、2人のボディガードらは15ヶ月に及ぶ結婚生活で、ハードさんの方がデップさんを怒鳴りつけ、瓶を投げつけたりしていたといい、2人が仲裁に入って、ハードさんをデップさんから引き離すことはしばしばだったと話しているらしいなどと報じられています。
その他にも、ハードさんの右目の周囲にできたアザについても、通報で駆けつけた警察は当時、そのようなケガはなく、部屋も争った形跡はなかったとしており、DV疑惑の真相は定かではないのですが、中田さんは「突如としてDVを振るう人間に変貌してしまう可能性だってある」と主張し、デップさんの元妻らの擁護には意味が無いと持論を展開。
さらに、「（バネッサ・パラディと）別れて若い女性と結婚したあたりから、なんかダサいおじさんになったなって」などと語っていたのですが、こうしたご意見番気取りの上から目線の発言に対してネット上では、
- 本当調子乗ってるな。ジョニーがどれだけ愛されてきたと思ってるんだ。まだはっきりしてないのによくこんな偉そうなことが言えるな。
- この人最近何なの？何様？自分のことでしょ。ダサい発言にダサい妻。
- 最近はお笑い芸人ではないな…まだ疑惑の段階だからこの発言はないな。
- 最近他人に対して辛辣なコメントが多いが、他人のコトをどーこう言える立場の人ではないと思う。一体、自分は何様だと思っているのでしょうか？
- 調子に乗ってきてない？第2のキングコング西野じゃん…残念。
- 何か情報を持っていて発言してるならまだしも、マスコミのネタ丸々信じて中傷してるんでしょ。それもダサいね。
- 何でも批判すれば良いというものではない。芸もつまらんがコメントもつまらん
- ダサいのはパーフェクトヒューマンだろ。そろそろ黙った方がいいぞ。あまり調子に乗ってると仕事なくなるで。
- デップにまで辛口コメント…なんだか、急に随分とえらくなったんだねえ。最近調子に乗りすぎでしょ。パクリの歌で天狗になるの早すぎじゃないか？
- この人今がピークだな。まぁ調子の良い時ってのはそんなものなのかもしれない。でもこれまでの自分の発言、行動、態度が刃を向いて襲ってくる。それも人生経験かな…。しくじり先生で天狗になりすぎたと言っていたのに全く反省してないんだな
など、批判的なコメントが殺到しており、一時回復していた好感度も一気に急落してしまったように感じられます。
中田さんは慶應義塾大学経済学部を卒業している高学歴芸人として知られ、理路整然とした発言で比較的高い評価を得ていた方だったのですが、オリラジが再ブレークし、自身も持ち上げられて勘違いしてしまったのでしょうか。
あえて炎上を狙っての発言なのであれば、これは成功といえるかもしれないですが、一部のメディアでは「芸人コメンテーターとしてこれはいただけない」と批判。
情報番組にコメンテーターとして出演しているお笑い芸人は、番組のにぎやかし要因という位置づけだといい、視聴者目線でニュースを見ることを求められても、「鋭い切り口や視聴者の代弁は求められていない」そうで、最近の中田さんはご意見番的なポジションになりつつあり、今後さらに持論を貫き過ぎると、「テレビ局にとってはリスキーな人物になる。コメント次第で事務所間トラブルになり、共演NGをくらう可能性も少なくない。」とのことです。
オリラジは「PERFECT HUMAN」が注目されたことで再ブレークとなりましたが、ここ最近の発言で中田さんのイメージは徐々に悪化し、好感度も下がり始めていることから、再び仕事が減るのも時間の問題となるかもしれません。
また仕事が全然無くなってしまう前に、発言には注意するようにした方がいいのではないでしょうかね。