脳科学者の茂木健一郎さんが2~3月にかけて自身のツイッター上で、テレビはオワコン、日本の大物お笑い芸人たちは終わっているなどと発言し、この発言がきっかけでツイッターが大炎上することになりました。
茂木健一郎さんはその後、『ワイドナショー』(フジテレビ系)や『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演して騒動を釈明、芸能界、お笑い業界を批判したことを謝罪していたのですが、このトラブルが発端でまた新たな騒動が勃発しています。
<↓の画像が、茂木健一郎さんがツイッターに投稿したツイート>
『オリエンタルラジオ』の“あっちゃん”こと中田敦彦さんは、4月15日に自身のブログを更新し、「メジャーな先輩方が全員反対派だったので、がっかりしてしまいました。一連の騒動の中での茂木健一郎さんの発言『日本のお笑いは空気を読み過ぎなんじゃないか。大御所が面白いと言うか面白くないと言うかで価値が決まる』はすごくいい発言だなと思って、私はしばらく様子を見ていた」「茂木さん負けるな!と思っていたところ、大御所の番組に出演して大御所に面白くないと言われ公開処刑をされてしまいました。」と綴っていました。
中田敦彦さんが綴っている「大御所の番組」というのは、恐らく3月26日放送の『ワイドナショー』のことを指しており、茂木健一郎さんはスタジオに登場し、ダウンタウン・松本人志さんに対して反省していることを明かし、多くの批判が寄せられ精神的にも追い詰められている様子でした。
<↓の画像は、『ワイドナショー』に出演した茂木健一郎さんの写真>
そんな茂木健一郎さんのことを見て、中田敦彦さんはブログに「大御所にセンスがないとか価値を決められてしょげ返っている様子こそが茂木さんの意見通りだったのに。茂木さんの指摘、当たってたのに。なんで「ほら、これですよ」と言えなかったのだろう。まあ、あの場では言えないか。怖いですもんね。」と記していました。
ブログにこのようなことを綴ったことで大きな反響があったことを28日放送のラジオ番組『らじらー! サンデー』(NHKラジオ第1)で明かし、「暗に松本人志さんを批判するブログを書いたところ、吉本が全社をあげて大騒ぎし、幹部と社長に、いま僕は『謝れ』と言われている」と激白。
しかし、中田敦彦さんは「ただ、僕の意思としては『謝らない』という。「『人志松本に謝らない話』ということで、『謝らんなぁ~』と今言ってると思うんですけど、僕も覚悟を持ってやってますんで」と語っていました。
その他にも、吉本芸人たちからも心配の声が上がっていると明かしており、はんにゃ・金田哲さんからは「あっちゃん、偉業を成し遂げるためには時として謝った方が良いこともあるかもしれない」と言われたものの、「心配ありがとうな。でも俺は謝らないことに決めてるから」と返答したといい、「大変だよ。これ、どういうことになるか楽しみじゃない? あの松本人志さんを批判する吉本の若手、居なかったじゃない? でも俺にとって、このスタンスこそが俺のお笑いなのかなと思った」といい、この騒ぎについても「世間は騒いでいない、吉本だけが騒いでいるんですよ」と話すなど、強気な態度を見せています。
このように中田敦彦さんもこの騒動に参戦し、新たなトラブルが勃発する事態になっているのですがこの件に対してネットでは、
- もー辞めれば良いのに……吉本 面白い事を言えない芸人はいらんやろ
- そもそもこいつは何で毎回、上から目線で多方面を批判してるの?才能もないのに
- いちいち宣言するほどのことではないな。世間を味方につけようと魂胆が見え隠れしている。だが、大半の人はあなたのことなど、どーでもいいのです。
- 別に松っちゃんが謝罪を要求してるわけじゃないんだよね。個人の自由だと思いますよ。ただ、謝らないことを誇らしげに吹聴するのは失礼。
- これが俺の生き様だ、へこへこしないんだぜっ!てアピールしてるだけ!カッコよくも何ともない。ホントにかっこいい人は自分からいちいちアピールしない。
- 松本の茂木批判はジョークの域で収まるけど、中田の言ってることはマジ批判。が熱くなってんの?って感じです。
- 夫婦揃って頭はいいんだろうけど、なんか他人を見下してる感じが嫌い
- 僕は今、偉い人達と闘ってます!!もし、急にテレビに出なくなったりしたら、全部この件ですってアピールで、保険かけまくり。小賢しい小物感アリアリですな
などのコメントが寄せられています。
相手が事務所の先輩でお笑い界の大御所だとしても、間違っていると思うことは指摘し、それに対して持論を展開しても別に問題あることではないと思います。
また、吉本の幹部や社長から松本さんに謝罪するよう求められているものの、中田敦彦さんは名前を記して直接批判しているというわけでもないですし、別に松本人志さん本人に謝罪要求されたわけでもなく、周りが過剰に反応して謝罪するよう求めているのであれば、謝罪する必要はないかと思います。
しかし、一連の発言によって中田敦彦さんのアンチはさらに増加しており、ネット上では調子に乗っているなどの声が相次いでいて、好感度が下がる一方になっていることから、今後は言動に注意した方が良いかと思います。