今年の大晦日に放送される『第67回 NHK紅白歌合戦』に、企画枠での出演が内定したと報じられていたダンス&ボーカルユニット『RADIO FISH』が、白組出場歌手として紅白に初出場することが内定したと23日付の『スポーツ報知』と『スポーツニッポン』(スポニチ)が報じています。
『スポーツ報知』によると、当初は企画枠で出演予定だったものの、急転して初出場歌手としてラインアップされたそうで、関係者によれば、22日までにNHK側から正式に通達されたといいます。
『RADIO FISH』は2014年秋に、お笑いコンビ『オリエンタルラジオ』の中田敦彦さんと藤森慎吾さん、中田さんの弟でストリートダンサー・振付師のFISHBOYさん(本名=中田啓之 30歳)らで結成。
昨年12月にリリースした配信限定シングル『PERFECT HUMAN』は、バラエティ番組で披露したことをきっかけに注目を集め、ダウンロード数は40万を超え、YouTubeにアップされたミュージックビデオの再生回数は、23日10時時点で3,400万回を突破しています。
同曲は子供を中心に世代を超えて高い人気があり、紅白の幅広い視聴者層に合致するとことから、NHKは白組出場歌手として加えたとのことです。
中田さんは紅白出場を狙っていることを以前から明かしており、10月に行ったイベントで「今年の年末の紅白歌合戦に出るぞ~! 私はこの公約を果たす。そのために私はここ、川崎に来たんです」と宣言し、藤森さんは「史上最も面白い放送にします」と意気込んでいました。
また、『PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)』で世界的ブレークを果たし、『PPAP』が今年の新語・流行語大賞の候補30語にもノミネートしたお笑いタレント・古坂大魔王さん扮するピコ太郎さんは、白組出場歌手としてではなく、企画枠での出演となる見込みとのことです。
そして、この報道に対して中田さんは、23日放送の情報番組『白熱ライブ ビビット』(TBS系 月~金曜午前8時)に生出演し、「正式に何も聞いてないけど、すごいドキドキしています」と笑顔で語っていたのですが、RADIO FISHが白組出場歌手として内定したことに対してネット上では、
- 紅白も落ちたもんだ
- 歌手として出るなんて!紅白は話題に成ればなんでも良いのかな?紅白としての『格』ってものは気にしないのかしら?毎年楽しみにしてるのに年末に中田のドヤ顔なんて見たくなかったなぁ…
- もはや芸人ではない。裏の笑ってはいけないに出る方が芸人ならステータスだと思う
- ますます紅白の視聴から遠ざかっていく。藤森はいいと思うけど相方のドヤ顔がどうもなあ・・・。
- ほんとに今年売れたの?みたいな歌手を出すよりマシ。和田とか。
- 過去にも売れた、話題になったで出た連中は山ほど。ダウンタウンもとんねるずも出てる。それ考えたら別に今更
- 相方のコメンテーターは出場まで発言に気をつけなきゃいけないな
などのコメントが寄せられています。
RADIO FISHはオリラジを中心に結成したユニットで、『PERFECT HUMAN』がヒットしたのは間違いないことから、白組歌手としての出場は妥当だと思いますが、ネット上では賛否両論となっていますね。
ちなみに、過去にはとんねるず(野猿としても出場)、テツandトモとはなわさん、ガレッジセールのゴリさんがゴリエとして出場するなど、お笑い芸人の方たちが紅白に出場したことは何度もあります。
ネットの反応を見ると、中田さんに対して嫌悪感を抱いている方が多い様子で、それも紅白出場に対する批判の一因となっているようなのですが、公約として掲げていた紅白出場が内定したことによって、これからさらに勘違いがエスカレートしていき、アンチが増えていくことになるかもしれないですね…。