芸トピ

『ヨルタモリ』出演の能町みね子とクリス松村のバトル勃発? オネエタレント表現巡りネット上でも賛否両論

オネエ表現で能町みね子が日本テレビにブチギレ! 騒動にクリス松村も参戦で新たなトラブルに発展? ブログで新たな差別だと苦言

エッセイストで、バラエティ番組『ヨルタモリ』や『久保みねヒャダこじらせナイト』(共にフジテレビ系)などに出演ている能町みね子さん(36)が、4日に放送された深夜バラエティ番組『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)にて、芸能界で活躍するオネエタレントを年表で紹介した際に、2000年以降に活躍するオネエタレントの1人として紹介されていたことを知り、Twitter上で「なんか今夜くらべてみましたに私の名前が出たみたいだけど、出ることも聞いてないしその紹介のしかたはもっと聞いてません」「私はオネエではありませんので日テレの人は訂正してください」などと怒りをあらわにし、これがネット上で話題になっています。

そして、日刊スポーツは能町さんに取材を行い、14日に『能町みね子さん「私はオネエじゃない」日テレに抗議』という記事のタイトルを報じており、能町さんはそこで「オネエという表現は、差別に受け取れます。割り切ってオネエを受け入れて仕事されている方もいらっしゃいますが、私は違います。ひとくくりにしてほしくありません」と主張。

また、「戸籍を変更しているからではなく、今回のことは例えて、デブ、ブサイクを売りにする芸人さんがいて、その一覧に一般の人が何も知らされず、名前を書かれるようなことです」と説明。

さらに能町さんは14日に自身のTwitter上でも、「『オカマはよくてオネエはダメ』とか『オネエと一緒くたにするな』とかいう話じゃなく、『俺、デブです』って自分で言うのは勝手だけど他人を『あのデブの人』って呼ぶのは失礼すぎるだろって話です」と補足説明をしています。

(↓の画像が、能町みね子さんのツイート)

能町さんは2007年1月にタイで性別適合手術を受け、その3ヶ月後に家庭裁判所で戸籍の変更を認められ、身体上、戸籍上女性になっており、女性的な男性などを指す「オネエ」と括るのは間違っており、さらに男性だったことを隠してはいませんが、それを売りにした活動を現在行っているわけでもなく、エッセイストとして評価され、そのキャラクターやトークの面白さから『ヨルタモリ』などのテレビ番組にも出演し活躍しています。

そうした状況で事前の許可もなく、「オネエ」と括られて番組で紹介されていたことに憤りを感じ、日本テレビ側に抗議をしていたのですが、これに対してネット上では、「これは日テレが悪いでしょ。名前出すなら本人の了解を取るのは常識」「戸籍変更をしてるならオネエではない」「デリケートな問題だから、自分からオネエ言ってる人でない限りはちゃんと確認とらなきゃダメですね」と日本テレビへの批判が多数寄せられています。

その一方で、「差別なんて言葉を使わないで自分は違うでいいじゃないか」「オネエと一緒にされたくないとか、逆にこの人がオネエを差別してる様にも感じる」「抗議は当然だけど、例えとしてデブブサイクって言葉をチョイスするのはなんとなく悪意を感じるわ」と、能町さんの発言に対して批判も寄せられ、賛否両論となっているのですが、オネエタレントのクリス松村さんは14日にブログを更新し、「新たな差別」というタイトルで能町さんの発言に苦言を呈しています。

(↓の画像が、クリス松村さんの写真)

クリスさんはブログで、

「文字から受けた印象だと、自分のしてきたことを全否定されているような哀しさを感じます。」

「声に出して良いことと、いけないことがあるはずです。同じく悩んで傷ついてきたなら、それを忘れてはいけないはず。」

「マイノリティがマイノリティを傷つけるという哀しさ…」

「今、また新たな差別が始まったと感じています。同じ悩みを抱えているはずなのに…。最近のお若い方々は、もう少し、それぞれの歴史を尊重すべきだと思います」

などと綴っており、今回の騒動が各方面で波紋を呼ぶことになっています。

そして、能町さんはクリスさんの苦言を受けてTwitter上で、

「クリス松村さんの発言については、ブログを読んでもよく真意が分かりません。私は別にほかの同性愛者の方々とか、セクシャルマイノリティを否定するような発言はしていないんですが…」

「まあヤフトピタイトルにされた『オネエは差別』という言葉だけ見たら、オネエと言われて活躍してる人が不本意な気持ちになるだろうってことは予測できた。嫌な予感はしてた。」

とツイートしています。

(↓の画像が、能町さんのツイート)

この騒動が波紋を読んでしまっていますが、元々は『今夜くらべてみました』のスタッフが能町さんのことをオネエという括りにし、事前の説明なく番組で紹介したことに問題があったため、日本テレビ側が早急に謝罪をすればいい話なんですけどね…。

しかし、能町さんのツイートによると、番組のプロデューサーとメールでやり取りをしていたものの、謝罪の言葉は一切なく、12日のツイートでは5日経ったもののプロデューサーから返事がないことを報告、14日には「メールをツイッターで公開されるのは嫌だからメールを送らないで、どうにか根回しして会おうとしてるんだそうです。やましいんでしょうね」とツイートしており、この騒動が解決するまでにはまだ時間が掛かりそうです。

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