『M-1グランプリ2021』で準優勝した『オズワルド』のボケ担当で、タレント・井上咲楽さん（いのうえ・さくら 24歳）との交際でも話題になった畠中悠さん（はたなか・ゆう 36歳）が、「腎臓ガン」と診断されていたことをラジオ番組で初告白し、手術を受けるため芸能活動を一時休止することを発表しました。
畠中悠さんは28日深夜放送の『ほら!ここがオズワルドさんち！』（TBSラジオ）に出演し、28日から10日ほど活動を休止することを明かしたうえで、腎臓ガンが発覚した経緯を語りました。
＜↓の画像は、ガンが見つかった右腎臓を指差し、笑顔を見せるオズワルド畠中悠さんの写真＞
昨年10月頃に、同い年で同期のコンビ『空気階段』の鈴木もぐらさん（本名＝鈴木翔太 36歳）を連れてガン検診を受けたといい、「PET検査というガン検診、CTスキャンで内臓とかにガンがないか検査するというPET検査っていうのを、もぐら連れて行ったんですよ。もぐらと僕でね。ペア割りみたいのがあったから、2人で行ってその検査を受けまして」
と、検査を受けたきっかけを説明しています。
PET検査とは、ガンの有無や広がり具合などを確認するために行われる精密検査で、保険適用の病気に関連して検査を受ける場合は保険診療対象になるものの、健康診断で受ける場合は自己負担で費用相場は10万円前後となっています。
そして、PET検査を受けた結果「ちょっと腎臓になんか腫瘍というか、ありますってなってて」と説明し、仕事がある程度落ち着いた1月に改めて検査を受けたといいます。
再検査の結果「めっちゃ、ガンだったんですよ」と明かし、「ちゃんと手術して取っちゃえば今後の活動に影響も無い。大きくなる前に手術をすれば完治します。だからそのための1週間の入院。食事制限とか、お酒やめなきゃとか、激しい運動ができないとかも特にないらしいんですよ」「手術は皆さん成功してるし、百戦錬磨のお医者さんだし。大丈夫なんです。安心してください。最初は俺も動揺したけど、その時に伝えてくれた医者が『これ大丈夫です、むしろこの時に発見されて、本当にラッキーです』と。ある意味、もぐらに感謝ですよね。もぐらが不健康そうな身体でなければ、俺はPET検査なんか受けなかったから」
と、ポジティブに捉えていることを明かしました。
また、「俺は36歳ですし、あなた（相方の伊藤俊介さん）も34でしょ。ヨシモト∞ホールの芸人なんてみんな40手前なんですよ。そろそろそういう病気とか、どんどん見つかってもおかしくない年齢だから、ちょっと行ってほしいな検査にね。芸人に限らずだけど、リスナーの皆様だけど」
と語っていました。
番組放送後にはX（旧ツイッター）を更新し、「腎臓に癌が見つかり手術する事になりました！ 今日から少しの間お休みをいただきますが、無事何事もなかったかのように戻ってくる予定です！ にしてもあるなら言ってくれよ右腎臓！ 俺が去年PET検査やってなかったらどうするつもりだったんだよ！ みんなも検査して！」
と呼びかけています。
＜↓の画像が、オズワルド畠中悠さんのX投稿写真＞
相方の伊藤俊介さん(34)もXを更新し、「うちの社長(畠中)がオペ入院により10日程お休みさせて頂きます！ 皆様社長が戻ってくるまでよろしくお願いします！」
と綴っています。
＜↓の画像が、オズワルド伊藤俊介さんのX投稿写真＞
そして、オズワルド畠中悠さんの腎臓ガン公表を受けてネット上では、
- がんって聞くと怖いけど、初期で良かった。闘病頑張ってください。
- 若い人の癌が増えてるね。初期で見つかって本当良かった
- 36歳かぁ…がんが見つかる人って、気付かないだけでこのくらいの年齢から始まってるのかもね
- PET検査は自費でやったのかな 高額だから普通の人はなかなかできないね
- 女性でたばこも吸わない同僚が40歳になった年に人間ドック受けて超初期の肺がん見つかってた 病院では2,3年前からあったっぽいと言われたみたい
毎年受ける定期健康診断の胸部X線じゃ見つからないんだなぁって改めて怖くなった - 簡単にPET検査なんか出来ないよ。。高くて。。普通の健康診断は毎年やってるけど。
普通の健康診断て本当に普通に癌なんか見落とされるからね。国が医療費の心配するなら癌検診は無料で出来るようにすればいいのに。
治療にお金がかかるんだから検査くらいはいつでも誰でも受けられるように無料するべき。
などの声が上がっています。
畠中悠さんは昨年9月に体調不良が続き、病院で検査を受けたところ肺炎を発症していたことで入院し、この病気がきっかけでタバコをやめたとも先週放送のラジオで語っていました。
それに続いて腎臓ガンが見つかり、まだ初期の状態と言えどもショックだと思いますが、たまたま受けた検査で見つかったのは不幸中の幸いで、奇しくも同じく吉本興業所属の『藤崎マーケット』の田崎佑一さん(43)も、36歳の時にたまたま受けた人間ドックで左腎臓に腫瘍が見つかり、その後の検査で腎臓ガンと判明しました。
その時点で腫瘍の大きさは約2.5センチと初期の状態で、腹腔鏡手術により腫瘍を部分切除し、その後は再発も無く活動を続けています。
『はんにゃ』の川島章良さん(42)は32歳の時に、たまたま受けた健康診断がきっかけで初期状態の腎臓ガンが見つかり、川島さんは腹腔鏡手術ではなく開腹手術を選択し、腎臓を3分の1ほど摘出し、他に転移などはなかったと明かしています。
『おぎやはぎ』の小木博明さん(52)も2020年に、片頭痛の治療で入院中に念の為受けたエコー検査がきっかけで精密検査を受けることになり、初期の腎細胞ガンが見つかったことで腹腔鏡手術を受け、それから1年後にはガンがほぼ消滅したと語り、寛解状態にあることを明かしていました。
畠中悠さんの手術も無事成功し、今後転移などもなく一日も早く元気になって、再びまたお笑いをする姿を見せてくれることを願うばかりです。