度々過激発言で話題になる吉本興業所属のお笑いコンビ『ウーマンラッシュアワー』の村本大輔さん（むらもと・だいすけ 38歳）が、5月にツイッターへ投稿した「大麻合法化しようぜ」発言が原因で、予定していた自身の密着番組が急遽中止になっていたことを告白しました。
ウーマン村本大輔さんは、KAT-TUN・田口淳之介被告と元女優・小嶺麗奈被告が大麻所持で逮捕されたから4日後の5月26日に、「大麻合法化しようぜ」とツイッターに投稿し、自身のツイートを「いいすごくいい」と自画自賛していました。
＜↓の画像が、大麻合法化を訴えるウーマン村本大輔さんのツイート写真＞
その後も、2016年10月に大麻所持で逮捕され、2017年4月に懲役1年・執行猶予3年の有罪判決を受けた元女優で、医療大麻の合法化を訴え続けている高樹沙耶さんの大麻関連の投稿をリツイートするなどしていました。
しかし、こうした投稿が仕事に悪影響を及ぼしており、5月30日にウェブサービス『note』に文章を投稿し、「『大麻を合法化しよう』発言から、この3日間、僕が独演会をやる会場に『大麻を合法化しようなんて芸人を出すな』のクレームがあったみたい。」
と報告していました。
そして、7月3日に『note』へ投稿した文章では、「明後日から1ヶ月間アメリカに行く。本当は仕事で行くはずだった。あるテレビ局が密着でおれがアメリカでスタンドアップコメディに挑戦するという特番を撮りたいと言ってくれて今頃アメリカに行ってる予定だった。ところがおれの『大麻を合法化するべきだ』ツイートがきっかけで、急遽、直前になってテレビ局のほうから連絡があり降ろされた。」
と告白し、「その期間抑えられていた仕事がなくなったので、約1ヶ月間、無職になった。今月の給料がゼロになった。」
と綴っています。
どうやらこの話は事実のようで、『日刊スポーツ』が吉本興業の関係者に取材したところ、ウーマン村本大輔さんの挑戦を某番組が密着取材する予定だったものの、その後その企画自体が消滅してしまったとのことです。
これに対してネット上では、
- 吉本は、この人も謹慎にすべきでは？
- 自業自得という言葉の意味を教える良い教材になりましたね。
- TV出演が消滅したのは大麻だけではない。色々と問題があり過ぎる。
- 面白くないし、過激なこと言えばかっこいいと思っているみたいだし、じゃあ最後まで突っ張るかと思うと、言い訳するし。
- それはそうなるだろう。何の悪い噂も聞かないような芸能人ですら急に逮捕とか、出演作のお蔵入り等が相次いでいるのに。
自ら「大麻をやっているのでは？」との疑念を持たれかねないような発言をすれば、TV局側もリスク回避のために出演を断るのは当然 - 炎上でしか注目されない人を出すメリットはテレビには無い。ネットなら閲覧数稼ぎにはなるけど。
正直不快感しか無いし、何もプラスにならない
などのコメントが寄せられています。
ウーマン村本大輔さんは「大麻合法化しようぜ」など、大麻関連のツイートを何度もしていましたが、特に自身の考えなどがあって投稿したわけではない様子です。
田口淳之介被告の逮捕で注目を集めていることで便乗し注目を集めたものの、仕事にも影響が出てきたことに焦ったのか、大麻先進国のオランダ首相が大麻使用に警鐘を鳴らす記事をピックアップしたり、4日には「大麻合法化の発言はどうでもいいって」とツイートしています。
＜↓の画像が、ウーマン村本大輔さんのツイート写真＞
そんなウーマン村本大輔さんは2016年10月に、高樹沙耶さんが大麻事件で逮捕された際に出演した『ワイドナショー』（フジテレビ系）では、「『ほかの芸能人は大丈夫か？』と思われてしまう」と芸能界のイメージダウンに繋がっていることを指摘するなど、以前は大麻に対しては否定的な発言をするなど一貫性がみられず、「大麻合法化しようぜ」というツイートも、単なる話題作りの可能性が高いとみられます。
ウーマン村本大輔さんのこうした話題作り目的の発言、問題視されるような過激発言はこれだけに限らず、テレビ出演が減ってから特に増えていますが、本人も特にテレビへ出演したいとは思っていない様子で、今年3月にもツイッター上で、「テレビがおれを選ぶのではなくおれがテレビを選ぶ。アホはアホと楽しめばいい。独演会みればすべてわかる。」
と投稿しています。
1ヶ月にわたる密着番組の中止はさすがにダメージを受けている様子ですが、これも全て自業自得だと思いますし、テレビに対して挑発的な発言をしたり、世間の批判を気にせず好き勝手な発言をするスタイルを貫くのであれば、今後も舞台などをメインにして頑張ってほしいものです。