約1年半にわたるイギリス・ロンドン留学を終え、昨年春に帰国後もバラエティ番組への出演を続けているハーフタレント・ウエンツ瑛士さん(35)が、今年10月期放送予定の小栗旬さん主演ドラマ『日本沈没-希望のひと-』(TBS系 日曜21時)に出演することが決まったようです。
これはニュースサイト『日刊大衆』が報じているもので、作家・小松左京さんのベストセラーSF小説を原作とした『日本沈没-希望のひと-』は2023年の東京を舞台に、小栗旬さん演じる環境省の官僚らが、日本沈没の危機に立ち向かう姿を描いた内容になっています。
現時点で発表されているキャストは、小栗旬さん、香川照之さん、杏さん、松山ケンイチさん、仲村トオルさんの5人なのですが、『日刊大衆』によれば、ウエンツ瑛士さんの出演も決定しているそうです。
<↓の画像は、ドラマ『日本沈没-希望のひと-』人物相関図の写真>
また、石橋蓮司さん、風間杜夫さん、國村隼人さん、杉本哲太さんなど、ベテラン俳優たちの出演も決定しているといい、「『日本沈没』は、TBSの社運を賭けた大作ドラマになることは間違いないでしょう。そんなドラマにウエンツさんも重要な役どころで出演するといいます。」
と、ドラマ制作会社関係者が明かしています。
なお、『日本沈没』は今年10月期放送ながら昨年11月下旬にクランクインしており、小栗旬さんが2022年放送予定のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主演するため、1年前から撮影がスタートしたとされています。
『日本沈没』の出演が決まったウエンツ瑛士さんは、2018年10月から演技の勉強をするために芸能活動を休止してロンドン留学し、約1年半にわたって現地で語学や演技の勉強を重ねていたことを明かしていますが、海外へ渡ろうと思ったきっかけは、プライベートでも親交が深い親友・小栗旬さんの一言だったとしています。
ある日、小栗旬さんから「せっかく、そういう顔してんのに何で(海外で)挑戦しないの?」と言われ、その時は海外へ渡ろうとは思っていなかったものの、この一言で留学を考えるようになったとしています。
『日刊大衆』によれば、小栗旬さんはさらにウエンツ瑛士さんに対して、「(ウエンツは)今、MC業を器用にやっているけど、本当にそれでいいのか!?俺らは、それぞれ目指すところでどんどんビッグになる。お前もやりたいことをやったほうがいいんじゃないのか」と、喝を入れ続けていたといいます。
こうした言葉を受けて、ウエンツ瑛士さんは本格的なミュージカル俳優になる決意を固めたとも言われているそうです。
ウエンツ瑛士さんは昨年4月放送の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)で留学中のエピソードを語り、現地で演出家や脚本家を自ら探し、全編英語の2人芝居を一緒にレッスンを受けていた竹内將人さんと行った際に、その舞台を観劇するために小栗旬さんがわざわざアメリカからロンドンまで観に来てくれたことを明かしていました。
<↓の画像は、当時現地で撮影のウエンツ瑛士さんと小栗旬さんの2ショット写真>
その際に小栗旬さんは、「お前がそっちに行ってやったなら、俺だってやってやるよ」と奮起していたといい、新たなことに挑戦しお互いを刺激し合う良い関係のようです。
そして、『日本沈没』での共演は偶然なのか、小栗旬さんが共演を希望したことで実現したものなのかは不明ながら、ウエンツ瑛士さんがドラマに出演するのはかなり久しぶりなので、ロンドン留学を経て、どういった演技を見せてくれるのか楽しみですね。
ウエンツ瑛士さんは帰国後にバラエティ番組だけでなく舞台にも出演し、昨年9月には、マギーさん脚本・演出の『わたしの耳』で3人芝居に挑戦し、女優・趣里さん、お笑いコンビ『かもめんたる』の岩崎う大さんと共演しました。
また、今年5月上演予定のブロードウェイ・ミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング』への出演が発表されていますが、今後は役者としても活躍するする姿を是非とも見せてほしいですね。