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世界の果てまでイッテQ!とポツンと一軒家の視聴率バトル、番組ヤラセ騒動と手越祐也の未成年飲酒疑惑が原因で数字低迷し危機?

イモトアヤコ&手越祐也がイッテQ降板も? 視聴率低迷でポツンと一軒家がトップに上昇し…

かつて平均視聴率20%超えを連発していたバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系 日曜19時58分)の勢いが落ちており、レギュラーメンバーのリストラが囁かれ始めています。

2007年2月にスタートした『イッテQ』は、放送開始当初から平均視聴率12%前後で安定し、放送開始から9ヶ月後には同時間帯トップとなる16.8%を記録しました。

2009年以降には平均16%前後で推移し、2013年以降には19%前後にまで伸び、2年前の2017年5月7日~6月25日までの8週連続で20%超えを記録しており、昨年5月13日には番組歴代3位タイとなる22.4%を記録しています。

しかし、昨年10月からレギュラー放送がスタートした所ジョージさんMCの『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系 日曜19時58分)が視聴率を伸ばしており、今年2月には『イッテQ』を上回って同時間帯トップとなり、その後も3月10日、同24日、同31日、4月7日、同21日、5月5日、同12日、同19日と、5月に入ってからは3週連続同時間帯1位で、19日には番組過去最高となる19.8%を記録しています。

5月26日放送『ポツンと一軒家』予告映像

このように『イッテQ』は『ポツンと一軒家』に視聴率が逆転されており、ゴールデンウィーク中の5月5日には昨年12月以来の15%割れとなる13.5%まで落ち込んでいます。

これについて夕刊紙『日刊ゲンダイ』は、「GW中は視聴率が下がる傾向にありますが、『一軒家』は過去最高(5日時点)の17.7%。『イッテQ!』の視聴者層は外出しがちな若者、『一軒家』はこもりがちな中高年ということを差し引いても、“異常事態”でしょう」と指摘しています。

ここに来て『イッテQ』の視聴率が低迷している原因については、昨年11月に週刊誌『週刊文春』がスクープしたヤラセ騒動や、番組レギュラーを務めているNEWS・手越祐也さんの未成年飲酒疑惑にあるのは間違いないといいます。

記事ではある構成作家が、視聴率低迷が続く『イッテ』には「抜本的なテコ入れ、出演者のリストラ、刷新を迫られています」とし、「最近、手越のリストラ説が再燃しているようですね。12日の放送で、毎年恒例の『シャッフルSP』のメンバーが発表されました。出川哲郎の『はじめてのおつかい』にみやぞんが、手越の『ノーチャラ生活』に出川が出演するなど、出演者が他のメンバーの企画を体験。しかし、手越の名前はなく、出番はなし。関係者の間では『いよいよ降板か』なんて声が上がっているようです」と語っています。

<↓の画像が、NEWS・手越祐也さんの写真>

一方の芸能ライター・エリザベス松本さんは、「人気の長寿番組を続けるには、時には大胆なメンバーの刷新も必要です」とした上で、番組には欠かせない存在となっているお笑いタレント・イモトアヤコさんをリストラ候補として挙げています。

<↓の画像が、イモトアヤコさんの写真>

その理由については、「“珍獣ハンター”として人気はありますが、今やすっかり女優業が板についてきたイモトアヤコさん。『家売るオンナ』(日本テレビ系)や『下町ロケット』(TBS系)などのドラマに出演し、最近は、視聴者も女優としてのイモトさんの姿が刷り込まれています。芸人とは思えなくなってきた。以前ほど夢中になって見られません」と語っています。

また、「番組を見ていても、女優にシフトしたい気持ちがヒシヒシと伝わってきます。彼女自身も『そろそろ潮時』と思っているのでは。過渡期に来ていると思うので、本人にとっても番組にとっても、降板は自然な流れかもしれません」としています。

『日刊ゲンダイ』はこのように報じているのですが、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

栄枯盛衰、上がる時もあれば落ちる時もあるが世の常で、日曜は『笑点』→『ザ!鉄腕!DASH!!』→『イッテQ』→『行列のできる法律相談所』という黄金リレーで民放トップをキープしていたものの、昨年春には『鉄腕DASH』に出演していたTOKIOの山口達也さんが事件を起こしてTOKIO脱退、ジャニーズ事務所を退所し、これによって番組にも大きな影響を及ぼしました。

その後に今度は『イッテQ』のヤラセ騒動が新たに勃発し、日本テレビ側の対応が後手後手に回っていたことで騒動がなかなか収束せず、それに加えて手越祐也さんの未成年飲酒疑惑などもあり、『ポツンと一軒家』に視聴者が流れるのも当然かと思います。

また、今年スタートしたNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK 日曜20時)の評判も悪く、日曜20時台に大河ドラマを視聴していたF3層(50歳以上の女性)やM3層(50歳以上の男性)が『ポツンと一軒家』に流れた可能性も高いとみられています。

そして、『イッテQ』が同時間帯2位に陥落していることで『日刊ゲンダイ』は、手越祐也さんに加えてイモトアヤコさんもリストラ候補として挙げていますが、トラブルメーカーの手越さんは仕方がないにしても、ここでイモトさんを外すのは悪手ではないかと思いますね。

一時に比べてイモトアヤコさんの芸人としての人気、勢いは落ちていると感じますが、イモトさんが担当の企画「珍獣ハンターイモト ワールドツアー(珍獣ハンター イモト)」シリーズは番組の柱で、世界各国の山を登る企画「イッテQ!登山部」も人気高く、これまでに高視聴率を何度も記録しているため、レギュラーを外すことなく新たな企画を立ち上げるなどした方が視聴率回復が見込める気がします。

恐らく今後も厳しい状況が続くとみられますが、マンネリ化を打破する面白い新企画に期待したいところです。

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