お笑いタレント・イモトアヤコさん(本名=井本絢子 34歳)が14日、ラジオ番組『イモトアヤコのすっぴんしゃん』(TBSラジオ 水曜21時30分)の中で、公私ともに親交が深かった女優・竹内結子さん(享年40)が亡くなったことについて初めて言及しました。
イモトアヤコさんは番組のエンディングで、親友・竹内結子さんの急死によって、ラジオリスナーからも心配の声が寄せられていることを明かし、それに対して感謝の言葉を述べた上で、「えー、正直…、正直…まだ何も整理できていない、というのが正直な今の気持ちです…。」
と、涙声で現在の心境を明かしました。
続けて、「自分の中では感覚的には、踏ん張ってる…っていう感覚…なんて言うんだろう…。今は踏ん張ることしかできないんですけど。」
と語りました。
また、「結子さんは私のことをすごく愛してくれていました。いっぱいいっぱい愛をくれたのは本当のことです。私自身、何か嬉しいことがあったりとか、何か辛いことがあったりとか、何か悲しいことがあった時は、誰よりも先に、一番に結子さんに伝えていました。そういうことは誰よりも喜んでくれるし、誰よりも悲しんでくれるし、誰よりも怒ってくれるし、私以上に怒ってくれたり、本当にたくさんたくさん愛をもらったなと感じております。私も心から結子さんのことを愛しています。」
と、竹内結子さんへの思いを明かしました。
そして、「この先、自分がどういう思いで、どういう気持ちで、何を見て、何を感じて、今までとそれがどう違うのかは…正直分からないし…。いろんなことに自信が無くなってるのも事実ですけど…、だけど、踏ん張って、頑張っていこうと思います。」
と前を向き、「また来週から楽しくこの時間を過ごせるように、頑張っていきたいと思います。」としていました。
こうしたイモトアヤコさんのコメントを受けてネット上では、
- どうか無理はせずに。絶対誰かに話さないといけないわけでもないから。自分の気持ちを最優先でね。
- 二人の仲が本物だってことはインスタからも伝わります。それだけにイモトさんは辛いと思う。無理して笑う必要も元気になる必要もない。
- 少しの間、仕事をお休みしたほうがいいのでは?と思ったけど、家にこもっていたら余計に辛く苦しいのかも。
笑いを取らなきゃいけない仕事は本人だけじゃなく、見ている方も辛い…。喪失感は後からドッと来るから無理しないでほしい。 - 私も家族を自死で亡くしてます。何年経っても苦しいです。会いたいです。でも踏ん張って生きています。
ご遺族や近しい方々の心の傷がいつか癒えるのを願ってます。 - 辛いですよね。一緒に行った場所や、盛り上がった話とか、共通の趣味なんかに触れた瞬間、キレイな思い出がブワッと出てくるんですよね。その時の故人の顔は最高の笑顔だから苦しいんだよな…
私の体験談なので、イモトさんも全く同じとは思いませんが、心が健やかになることを祈ってます。 - 芸能人である前に人間なんだから、無理に自分の気持ちを抑えなくても良いと思う。
自分で決めたことなんだろうけど辛ければ無理に貫き通さず、心の整理がつくまで少し休むのも良いかと思います。
などの声が上がっています。
イモトアヤコさんと竹内結子さんは、2014年に上演された三谷幸喜さん作・演出の舞台『君となら』で共演し、同作が初舞台だった竹内さんとイモトさんは姉妹役を演じていました。
<↓の画像が、舞台『君となら』で共演時の竹内結子さん、イモトアヤコさん>
2人はこの舞台がきっかけで意気投合し、プライベートでも親交を深めていき、「結子さん」「アヤコ」と呼び合う間柄となり、2017年には竹内結子さんも暮らす超高級マンションにイモトアヤコさんが引っ越し、お互いの家を行き来するなどしていました。
2017年末には、竹内結子さんが2週にわたって『イモトアヤコのすっぴんしゃん』にゲスト出演し、イモトアヤコさんのトレードマークとなっている太眉にした姿も披露していました。
<↓の画像は、ラジオ番組で共演時の写真>
ちなみに、竹内結子さんが2017年にインスタグラムを開始したのも、イモトアヤコさんの勧めで、竹内さんがフォローしていたアカウントもイモトさんのみで、公式マークが付いたタイミングや、100投稿目に達した際にはイモトさんに報告、お互いの誕生日を祝った際のプライベート写真や動画を公開するなど、仲の良さがうかがえる投稿が複数あります。
<↓の画像が、イモトアヤコさんと竹内結子さんがインスタグラムへ投稿の2ショット写真など>
2018年には、インスタントラーメン『サッポロ一番』のCM「ママの親友来訪篇」で共演もしていました。
2019年にそれぞれが結婚した際にも、インスタグラムに祝福するコメントを寄せるなどし、舞台共演がきっかけで親友と呼び合うような関係にまでなっていたのですが、9月27日に竹内結子さんが急死し、イモトアヤコさんはあまりにも突然の訃報にショックを受け、インスタグラムの更新も9月23日でストップしたままとなっています。
各スポーツ紙などの報道によれば、イモトアヤコさんは9月29日に営まれた葬儀前に、竹内結子さんの遺体が安置されていた斎場で無言の対面を果たし、イモトさんはその場で泣き崩れ、現実を受け止められない様子だったといいます。
そして、竹内結子さんが亡くなってから早20日が経とうとしていますが、14日午後に行われた『イモトアヤコのすっぴんしゃん』の収録時にも涙を流していたそうです。
イモトアヤコさんは2017年放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際、仲の良い女優を聞かれると、一番仲の良い人として竹内結子さんの名前を挙げ、「しょっちゅう家に行かしてもらって、いつも竹内さんがゴハンを作ってくれる」「日本に帰ってくると、結子さんのゴハンを食べる」「泊まったりもして、っていうのがよくある」と語っていました。
そうした関係にあった竹内結子さんが突然この世を去り、1ヶ月弱程度で心の整理ができないのも当然です。
今回のラジオでは、多くのリスナー、ファン等から心配の声が寄せられていたことから、竹内結子さんについて言及したものとみられますが、心の傷が癒えない状態で無理に語る必要も無いですし、今後いつか落ち着いた時に、自ら思い出を話したいと思った時に、竹内さんとのエピソードを聞かせてもらえたらと思います。