昨日放送された『緊急放送イッテQ!イモト8163mヒマラヤ登頂なるか』(日本テレビ系)で、タレントのイモトアヤコ(27)さんが、10月2日午前10時32分、標高8,163mで世界8位のヒマラヤ山脈にある、マナスルの登頂に成功した模様が放送されました。
たたみ一畳ほどの小さな頂上に立ったイモトさんは「なんとか来られました…ヒマラヤ。自分の足で来ました。立ちました。しんどかったけど…」と、薄い酸素の中、息も絶え絶えに喜びと感動のコメントをしました。頂上に立ってからわずか3分後には下山を開始したイモトさんですが、頂上周辺は残念ながら曇っており、絶景を見渡すことはできず、スタジオでイモトさん残念がりつつもいい経験が出来たと話した。
イモトさんはこれまでに珍獣ハンターとして様々な企画に挑戦していましたが、2009年より登山への挑戦を開始し、キリマンジャロ、華山、モンブラン、アコンカグア、マッターホルンなど世界有数の山へ果敢に挑戦してきました。
そして次に最終目標である、あのエベレストに挑戦するようです。
これにネットでは、
「危ないからやめな」
「珍獣ハンター恐るべし」
「この人事故って死ぬまで登らされるんだろうな…」
「凄いけどテレビ局が調子乗って殺さないか心配。登山は運もあるし、このまま企画でやり続けたらいつか死ぬぞ」
「もうそろそろイモトは仕事を断った方がいい。視聴率と「感動」のために命を落としたら馬鹿馬鹿しい。」
などのコメントがありました。
ネットではイモトさんのことを心配する声が多くありました。
2003年9月のデータですが、イモトさんが今回登頂に成功したマナスル登頂への挑戦者は297人いましたが、死亡者が53人と死亡率が17.85%とプロの登山家ですら死を覚悟して登るような山でした。
今回は幸い登頂に成功しましたが、次に目指しているエベレストも挑戦者3684人中210人が死亡し、死亡率が5.70%とマナスルに比べれば低い数字になっていますが、死者が出ていることは確かです。
イモトさんがエベレストに挑戦するのは、来年2014年4月~5月にかけてのことのようですが、企画を優先するのではなく命を最優先として、もし亡くなってしまったら元も子もありませんので、慎重な判断をしてもらいたいですね。