お笑いタレントのイモトアヤコさん(28)が、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の番組内企画で世界最高峰の山・エベレスト登頂に挑戦するも、現地で死亡者が出る雪崩事故が起こったことから企画が中止になりましたが、日本テレビはこの企画のために1億円以上のお金を注ぎ込んでおり、大半が回収出来ないといいます。
内訳は登頂料として一人につき約100万円、スタッフは医者やガイドなど計30人体制で人件費、現地滞在費用、機材費などを含めると最低でも計3000万円はかかるという。
さらに万が一に備えヘリコプターもチャーターするため、1日チャーターで1000万円。最低でも1週間単位でおさえていたため、7000万円。
イモトさんのギャラとして、中止になろうが約1ヶ月以上も拘束するため約2,000万円~のギャラが支払われるという。
また登頂するスタッフの保険料も1000万以上かかるという。
幸いにも登頂前ということでキャンセル料が引かれた額が返ってくるそうですが、この損失をカバーするために、番組で高視聴率を獲得しなければならないそうで、今回、日テレは中止になった経緯をVTRにまとめて後日、放送する予定ですが、勝算はあるといいます。
というのも、4月20日に放送された『エベレスト出発直前!珍獣ハンターイモト、顔パンパンで癒されるオセアニアツアー編』は、PRで本編でもないにも関わらず、視聴率20%を獲得し、12年に放送されたマッターホルン制覇編は視聴率20%、昨年のマナスル登頂編にいたっては視聴率20.8%を記録。
これだけ今回のことが話題になっていれば、たとえ失敗編だとしても高視聴率が取れると上層部は見込んでいるのだとか。
果たして、どんな結果が出るのだろうか…。
これにネットでは、
- 約1ヶ月の拘束で2000万てギャラは凄いと思ったが、命が掛かってるわけだから安いかもな
- 金のことばかりを考えているとは驚きですね
- 1億ぐらいの損失でそこまで影響は出ないだろ
- もうこんな危険な企画に素人を挑戦させるな
- 日本テレビにとっては、イモトの命より1億の方が大事ってことか
などのコメントがありました。
1億円が企画の中止で吹っ飛んだことで落胆する気持ちも分かりますが、もしあの時企画続行という判断を下して雪崩事故にでも巻き込まれたりしたら、日本テレビは1億どころでは済まされない大きなダメージを受けることになったでしょうから、司会の内村さんが先週放送の同番組で「賢明な判断。勇気ある決断だと思います」と言っていましたが、正にその通りですね。
今回このような結果になってしまいましたが、また来年チャレンジして今回の借りを返してほしいと思います。
そしてイモトさんの特別企画があるとの噂もありますので、今後そちらに関しても期待したいですね。