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世界の果てまでイッテQ!お祭り男に捏造疑惑でウッチャンが番組降板? 出演者も降りる可能性あり?

イッテQヤラセ疑惑を内村光良が謝罪に芸人ら激怒? 番組離れの恐れ、視聴率低迷の懸念も…からくりTVと同じ末路に?

数多くあるバラエティ番組の中でも、現在1、2位を争う高視聴率を記録している『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系 日曜19時58分)のヤラセ疑惑を、週刊誌『週刊文春』が報じたことで大騒動に発展し、民放連会長で日本テレビの大久保好男社長が番組制作において問題があったことを認めた上で謝罪しました。

また、13日に行われた18日放送分の番組収録では、司会のウッチャンナンチャン・内村光良さんはカメラが回る中で番組観覧者に対して謝罪を行ったといい、その模様をオンエアするかどうかは検討中とのことなのですが、18日放送の番組内では、何らかの形でヤラセ疑惑の謝罪がされる予定となっています。

『スポーツニッポン』や『デイリースポーツ』などによると、出演者らは番組のヤラセ疑惑浮上にショックを受けているといい、番組関係者は一様に憔悴した様子とのことなのですが、『夕刊フジ』が報じている記事によると、日テレサイドが内村光良さんに今回の騒動を謝罪させたことによって、「芸人の大量離反の恐れがある」といいます。

『週刊文春』などの報道によると、現地取材などによってヤラセ疑惑が浮上したのは、番組が放送開始した2007年から月1回ペースで放送されていた宮川大輔さん出演の「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」シリーズで、昨年2月12日と今年5月20日に放送されたタイとラオスの祭りは、現地で伝統的に開催されているお祭りではなく、番組サイドが企画し、参加者には賞金や参加費などを支払っていたとのことでした。

日テレは『週刊文春』が最初に記事を出した時点では、ヤラセ、祭りのデッチ上げ疑惑を完全否定していたものの、続報が出た後にはすんなりと報道内容を大方で認めた一方で、「ヤラセやデッチ上げの意識はなかった」としてヤラセ疑惑を否定しています。

今後の対応については、これまで放送してきた全ての祭りを社内チームで調査し、その結果を今後公表するとしており、調査終了後には責任者の処分を検討する考えを示唆したほか、番組は継続するものの、ヤラセ疑惑が報じられた祭り企画に関しては収録済みの1本を含めて、当面の間放送を休止すると発表しています。

今回の騒動を受けて内村光良さんは13日の収録で、番組観覧者に対して謝罪の言葉を述べた上で、「番組が続く限り、われわれ一同全力でやっていきますので、どうか今後ともイッテQ!を宜しくお願いします」と語っていたと、大久保好男社長が明らかにしています。

しかし、『夕刊フジ』によれば、後輩芸人たちにも非常に優しく、怒った姿などをほとんど見せないことから、“仏の内村”などと称されるほど心優しいことで有名な内村光良さんも今回の問題には内心かなり怒っているそうで、様々な疑惑が浮上する事態になっていることに呆れてしまっているといいます。

また、芸人たちからの人望が厚い内村光良さんに謝罪させたことで、芸人らの間では「顔に泥を塗った」と怒りの声が上がっているそうで、芸人たちも番組に対して不信感を募らせていることから、今後もしも内村さんが何らかの行動を起こした時には、多くの芸人たちも共に動く可能性があるとしています。

このように内村光良さんの動き次第で、芸人たちがイッテQから離れる可能性もあるとしているのですが、この報道に対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

内村光良さんは番組の司会者で、出演者の中ではトップのポジションである以上は、いくら制作側がしでかした問題だったとしても、謝罪をすることは避けられないことだとは思います。

また、内村光良さんイッテQの他にも、日テレ系の『スクール革命!』(日曜午前11時45分)、『THE突破ファイル』(木曜19時)などの番組で司会を務め、これまでにも日テレ番組には数多く出演してきたことから、今回の騒動を受けて番組を降りるといったことは考えにくいですし、イッテQは非常に高い視聴率を記録しているだけに、芸人らが大量離反する可能性も現時点では低いのではないでしょうかね。

しかし、今回のヤラセ疑惑騒動によって視聴率が低迷を続けた場合には、状況が変わる可能性はあるのかもしれません。

『NEWSポストセブン』は、1992年~2014年にかけて日曜19時台に放送された『さんまのSUPERからくりTV』を例に挙げ、ヤラセ問題は今後の視聴率に影響を与えるだろうとしています。

<↓の画像は、明石家さんまさん司会『さんまのSUPERからくりTV』の写真>

『からくりTV』では、一般の通行人に声を掛けて英語でインタビューする『からくりファニエスト・イングリッシュ』、酔っ払いのサラリーマンらがクイズに参加する『サラリーマン早調べクイズ』のコーナーなどが人気だったのですが、2000年に『週刊ポスト』や『週刊女性』がヤラセがあったことをスクープし、事前にエキストラ会社などに募集をかけ、オーディションを行った上で出演者が選ばれていたことが明らかにされました。

この報道後も番組は放送を継続していましたが視聴率は徐々に下がり、ヤラセ報道後はその年初めて裏番組の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)に視聴率を抜かれ、以降も『からくりTV』が数字を下回る頻度が増えていきました。

こうした過去のデータから『NEWSポストセブン』の記事ではテレビ局関係者が、「やらせ疑惑の出る番組は珍しくないですが、『イッテQ』は『からくりTV』と同じく日曜ゴールデン帯という時間帯、家族みんなで観られるという特性を持っている。そのため、いずれ数字に影響が出るでしょう。」と語っています。

さらに、「まして、テレ朝に人気番組『ポツンと一軒家』が出てきたため、視聴者は乗り換える選択肢ができた。」「毎週日曜20時に『ポツンと一軒家』を放送し続ければ、『イッテQ』を抜く日も遠くないかもしれません」としています。

ちなみに、『ポツンと一軒家』は10月からのレギュラー放送1回目は平均視聴率14.0%、2回目は11.8%、3回目は12.8%、4回目は13.7%、5回目は14.4%、11日に放送された2時間半スペシャルの6回目は自己最高の15.4%を記録し、イッテQがこの日記録した16.6%に迫る数字でした。

イッテQは問題となった宮川大輔さんが出演のお祭り企画以外にも、イモトアヤコさん、出川哲朗さん、ロッチ・中岡創一さん、ANZEN漫才・みやぞんさんなどがそれぞれ出演する人気企画があり、ヤラセ疑惑報道が出た後も多くの視聴者から番組を応援する声が多く寄せられています。

そのため、今回大きな騒動に発展してしまったものの、今後も新たな面白い企画を生み出していけば、視聴率の大きな低迷や芸人の大量離反などは避けられそうではありますが、今後視聴者の反応はどのような変化がみられるのか、視聴率はどう推移していくのかに注目したいですね。

【追記 11/18 20時25分】
18日放送の番組冒頭で、ヤラセ疑惑騒動に対する謝罪コメントがテロップとナレーションで流れました。

謝罪コメントの内容は、「当番組の『祭り』企画をめぐり、みなさまに疑念を抱かせ、ご心配をおかけする事態に至ったことについて深くお詫び申し上げます。」「これまでの番組制作のありかたを猛省し視聴者のみなさまに自信をもってお届けできる体制が整うまで『祭り』企画については当面の間休止いたします。」「制作者一同、原点に立ち返り、みなさまにより楽しんでいただける番組を目指して参りますので引き続き宜しくお願い致します。」といったもので、冒頭では出演者が今回の問題を謝罪するシーンは放送されませんでした。

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