人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ！』（日本テレビ系 日曜19時58分）のスタッフが、『24時間テレビ』の放送直前に大人数でバーベキューを行い、その中から新型コロナウイルスの感染者が出ていたことを週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が報じ、ネット上で炎上状態になっています。
日本テレビ関係者によれば、緊急事態宣言の期間延長や対象地域の拡大が発表された7月30日に、東京・豊洲で日本テレビの関係者約10名がバーベキューを行っていたといい、「仕事終わりに集まっていたのは、『世界の果てまでイッテQ！』の番組スタッフです。このご時世に大人数で集まること自体が問題ですが、3日後の8月2日、参加したアシスタントディレクターの1人が発熱を訴えました。翌3日にはスタジオ収録を控えていたのですが、もしものことを考えてバーベキューの参加者約10人を除いて収録を行ったそうです」
と明かしています。
体調不良を訴えたイッテQ！のADは、3日に新型コロナへの感染が判明したそうですが、この情報は局全体で共有されることは無かったといい、「バーベキューとコロナ感染の因果関係はわかりませんが、『バーベキューをしていたことがバレるとマズい』と思ったのでしょう。感染の事実は番組プロデューサー陣と局内の健康管理室など一部の人にしか伝えられませんでした。数日経ってから、何人かのスタッフの口から周囲に漏れ伝わりましたが、正式な情報共有はされず。事実は伏せられ続けていました」
と局側が隠蔽をしていたと暴露しています。
イッテQ！の出演者たちにも、スタッフの中から新型コロナ感染者が出たとの情報は共有されなかったといい、「出演するタレントの方々も、8月3日のスタジオ収録にスタッフが少ないことには違和感を覚えていたそうですが、特に説明は受けていなかったみたいで……。局を代表する番組とあって関わるスタッフの数も多いですからね。局に出入りする人たちからは、不安の声が上がっています」
と芸能プロダクション関係者が語っています。
＜↓の画像は、『世界の果てまでイッテQ！』レギュラーメンバーの写真＞
『週刊女性』は真相を確かめるため、日本テレビに事実確認をしたところ、「スタッフのプライベートに関してはお答えしておりませんが、感染対策に関しては今後も適切に対応してまいります」と回答するのみで、イッテQ！のスタッフが大人数でバーベキューを行い、そこから新型コロナ感染者が出たのかどうか明らかにしなかったとしています。
そして、この報道を受けてネット上では、
- イッテＱ何度目の不祥事だよ？打ち切りだよなもう
- 24時間テレビやめた方がいいんじゃない？こんな局がやってもなんの説得力もなくなるし
- どこの局もそんなもん。だから大々的に報じない。自分たちが明るみになった時の報復・意趣返しが怖いから。
- この有事に24時間テレビを強行しようという姿勢があり得ない。オリパラを無理やり強行するアホ政府と同じ穴のムジナですね。イッテQも打ちきりで良いのではないですか。
- 感染者数の報道ではさんざん危機感を煽るのに、自分たちは感染の危険性が高いBBQパーティーとは…24時間テレビは放送中止で良いと思うけど
- 24時間テレビの直前でこれはやらかしましたね。ロケ番組で数少ないスタッフとの仲の良さが心地良い感じだし、普段からバーベキューするほど仲が良いのは何よりだけど、時節は考えないとね。
- 好きな番組なだけに残念でならない。本当に信じられない。先日のテレ朝社員のカラオケの件と言い、テレビ業界は本当にコロナ対策をする気が無いんだな。
同局では二度と政府のコロナ対策や若者の外出について批判してほしくない。まずは自分達の身内を槍玉にあげて批判するところからだ。それができないならコロナ関連のニュースに口を出す権利など無い - 普段は「宣言中でも人出が減らない！」「河原で若者がバーベキュー！」なんて報道をしているマスコミ関係がこのザマですからね。そりゃ感染者数も減りませんよね〜
- これで24時間ＴＶの中でコロナ感染者の話しを流す内容なら視聴者は総スカンでしょ…。テレビ局のコンプライアンスてそんなに甘いの？イッテＱも問題ばかり、比例して面白く無くなってる。
- 愛は地球を救う？常識のない人を雇ってきちんと指導もできていない…日テレさん何をどう救うの？
などの声が上がっています。
日本テレビは民放各局の中でも特に新型コロナ対策に厳しく、独自のコロナ対策マニュアルに沿って感染防止に努めているそうなのですが、約10人でバーベキューをしていたのが事実とすれば驚きですし、それを局全体で共有することなく隠蔽しようとしていたのであれば大きな問題で、ネット上ではイッテQ！を打ち切るべきとの声も上がっています。
先日、TBSのバラエティ番組『アイ・アム・冒険少年』の制作スタッフ2名が、新型コロナに感染したことが公表されましたが、ニュースサイト『サイゾーウーマン』によれば、発表直前まで局内では非公表を含めて様々な議論を重ねていたそうで、最終的に番組などへの影響を考慮し公表に踏み切ったようです。
テレビ朝日も、東京五輪関連番組の制作を手掛けるスタッフ10名が飲み会を行い、カラオケ店での2次会後に女性社員が転落事故を起こしたことを発表し大騒動となりましたが、日本テレビはコロナ禍でのバーベキューとADの新型コロナ感染を隠したまま、予定通り21・22日には『24時間テレビ』を放送し、本当に大丈夫なのかと心配になりますね。
『フライデー』などの報道によれば、もし出演者や主要スタッフが新型コロナに感染し、クラスターが発生した場合には、番組の放送中止や打ち切りの可能性もあると報じていましたが、こうした隠蔽が本当に行われているのだとすれば、『24時間テレビ』で感染者が出たとしても公表されない可能性が高そうです。
いずれにせよ、今回『週刊女性』が報じたイッテQ！スタッフによるバーベキュー、参加者の中から新型コロナ感染者が出たのは本当なのか、こうした報道が出たからにはウヤムヤにせず真相を明らかにしてほしいものですね。