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竹野内豊のセリフ覚え悪く、黒木華が劇場版イチケイのカラスで主人公的設定に変更か。

イチケイのカラスが映画化も竹野内豊のセリフ激減、黒木華メインの内容に? ドラマ撮影中に号泣トラブルで共演NG説も?

昨年4月期放送のドラマ『イチケイのカラス』の映画化が決定するも、竹野内豊さん(51)が演じる主人公のセリフ量が激減し、ヒロイン役の女優・黒木華さん(くろき・はる 32歳)やゲスト俳優が中心の内容になるとニュースサイト『日刊大衆』が伝えています。

漫画家・浅見理都さんの同名漫画を原作とした『イチケイのカラス』は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を舞台に、刑事裁判官の入間みちおが型破りな言動で周囲を振り回しながら、イチケイのメンバーと共に事件の真相に迫っていくという内容で、キャストは竹野内豊さん、黒木華さんの他に、新田真剣佑さん、山崎育三郎さん、桜井ユキさん、中村梅雀さん、草刈民代さん、升毅さん、板谷由夏さん、水谷果穂さん、小日向文世さん等が出演していました。

ドラマの視聴率は、初回の平均世帯視聴率が13.9%、個人視聴率は7.8%と好視聴率を記録し、第2話以降も世帯視聴率は12%前後、個人視聴率は6~7%台で推移、最終回は番組最高タイの世帯視聴率13.9%、個人視聴率7.9%で有終の美を飾りました。

それから間もなく週刊誌『週刊文春』は、映画化の企画が水面下で進行していることを報じ、今年3月にも『女性セブン』が『イチケイのカラス』の映画化情報を伝えており、現時点で公開日は未定で、撮影も始まっていないものの、映画公開に向けたプロモーション活動に竹野内豊さんが参加することがすでに決まっているとしていました。

そして、日刊大衆によれば『イチケイのカラス』は夏にクランクイン予定で、台本が出来上がりつつあるようなのですが、「主要キャストにも変わりはないそうです。ただ、竹野内さんのセリフの量が、“とんでもない”ことになっているそうなんです」「実は劇場版では竹野内さんのセリフが激減しているそうなんです。他の出演者が会話を繰り広げ、最後に主演の竹野内さんが1~2行のちょっとしたセリフを言う、というシーンがほとんどだといいます。その分、シワ寄せのように爆発的にセリフ量が増えているのが黒木さんで、彼女が作品をリードすることになるようです」と、制作会社関係者が証言しています。

主演である竹野内豊さんのセリフ量が激減した理由は、週刊文春にも報じられた“セリフ覚えの悪さ”にあるとし、週刊文春の記事ではドラマの現場スタッフが、「竹野内さんは台本を読んで『勉強になりました』と話す一方で、黒木さんに『裁判の用語は難しいね』と苦笑いしていた。法廷のシーンで、竹野内さんが『異議を棄却します』という短いセリフを『いぎょうを……』と言い間違えて何度もNG。法廷内は大爆笑でした。セリフ覚えが苦手なんです(笑)」と明かしていました。

また、「自分の演技に自信がなかなか持てないから、撮影が押してしまうんです」「『自分の演技はこれでいいですか?』と何度もスタッフに確認する。黒木さんはじめ、共演者やスタッフもかなり待たされてピリピリしていました」と語り、竹野内豊さん本人も法廷のワンシーンを撮影するだけで2日にわたり、合計18時間も撮影したと明かしています。

そうしたことから、劇場版『イチケイのカラス』では竹野内豊さんのセリフが激減、一方でヒロインの黒木華さんのセリフは激増することになったといい、「竹野内さんは主役でありながら、黒木さん、そしてゲスト俳優の合間合間にしゃべるような感じになるみたいです。」と、前出の制作会社関係者が明かしています。

ドラマ撮影時にはトラブルも発生していたそうで、「連続ドラマの現場では、黒木さんは、難解で舌を噛みそうな法律用語だらけのセリフをバッチリ覚えてきて、本番でも長ゼリフをバシッと決めていた。ただ、その黒木さんの長ゼリフの直後に竹野内さんが、一言だけ言えばいいセリフを噛んでしまってNG、もう1回頭から、ということがけっこうあったといいます。撮影当初からこういったことが続き、これに黒木さんはいよいよ参ってしまったそうで、物語の終盤、7話ぐらいの撮影の際には号泣してしまった、とも聞こえてきていますね……」と明かしています。

これによって黒木華さんが竹野内豊さんとの共演を嫌がっているとして、業界内では“共演NG”説も囁かれていたそうですが、「今回の映画のセリフ増に関して、黒木さんは“むしろありがたい”と感じているそうなんです。連ドラ撮影時の苦い経験を乗り越え、今ではすっかり開き直っていて、“私が引っ張ります”という考えに至ったようです。」と関係者が語っています。

竹野内豊さんのセリフ覚えが悪かったり、何度もNGを出したことが原因で、黒木華さんが撮影現場で号泣したというエピソードは事実なのかどうかは不明ながら、竹野内さんのセリフ覚えが良くないとの話は以前から一部メディアに報じられていました。

そうしたこともあって竹野内豊さんは高い人気をキープしながら、同年代の俳優と比較してドラマや映画への出演数が少なく、基本的には1年に1本ペースで仕事をしているとも囁かれていました。

そして、ドラマ版の『イチケイのカラス』でも当初の予定よりも竹野内豊さんのセリフ量が減り、黒木華さんや小日向文世さんのセリフ量が増えたとの報道もありました。

映画ではさらに竹野内豊さんのセリフが減り、黒木華さんやゲスト俳優のやり取りが中心になるというのは少し残念な話ですが、『イチケイのカラス』は主演の竹野内さんだけでなく、脇を固める共演者の演技、脚本・演出が高く評価され好視聴率を記録していた作品なので、どういった仕上がりになるのか楽しみですね。

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