お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣さん(40)が9日に放送されたバラエティ番組『ダウンタウンなうSP』(フジテレビ系)に出演し、2010年1月末からの1年間芸能活動を休業していた真相を初告白しました。
柴田さんは、芸能活動を休止していた理由の1つが女性問題だったことを認めた上で、「言いたくないですけど女性問題です。裁判だとかで休まざるをえなかった」と語り、さらに「これ、オンエアできないですけど、逮捕されちゃって」と衝撃告白。
(テロップで「※本人の発言を元に構成しています。なお実際には逮捕ではなく事情聴取でした」と表示されていました。)
この話を聞いたダウンタウンのお2人と坂上忍さんは驚いていましたが、柴田さんが明かしたところによると騒動の発端となったのは、ある後輩芸人と交際していた女性が別れ話でもつれたことにあり、柴田さんが正義感でその間に入って仲裁をしたところ、その女性から「柴田に脅迫され、暴行された」とでっち上げられてしまい、警察に駆け込まれたことから事情聴取を受けることになったとのこと。
<↓の画像は、柴田さんが『ダウンタウンなう』出演した際の写真>
その後この女性から訴えられ、裁判にまで発展してしまったことから、そこでの疑いが晴れる間だけ休業しようと事務所と決めたそうで、これまでグレーだった部分の真相がついに番組で明らかとなり、これから柴田さんの露出が増えるだけでなく、相方の“ザキヤマ”こと山崎弘也さん(39)とコンビで活動することに期待をしたいところですが、そううまくはいかないといいます。
ニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じている記事によると、柴田さんの告白は業界内ではそれほど話題になっていないといい、番組予告や各メディアによって「逮捕されていた」という情報が出ていたもの注目度は低かったそうで、さらに逮捕されていたわけではなく、事情聴取だったことからシラケていたといい、面白くするために話を盛っているだけだと批判の声が上がっていたようです。
そして、柴田さんは2011年1月より芸能活動を再開したものの、仕事が増えない理由について、所属事務所・人力舎が当初、柴田さんの休養理由は「病気療養のため」と通知していたものの、後に週刊誌等によって『不倫した挙げ句愛人に子どもができたから』や『爆笑問題の田中裕二の前妻に手を出したから』といった噂が浮上し、これによって柴田さんのイメージは悪化してしまっており、事務所がもっと早くに事の真相を明らかにしていれば変に勘ぐらることもなく、起用もためらうことはなかったとテレビ局関係者は語り、人力舎の初動ミスによって活動再開後も仕事が増えないという背景があるようです。
また、山崎さんとコンビで活動することについて柴田さんは今回番組で、「(山崎から拒否されていることは)全然ないです」と不仲説を否定し、「どのタイミングでどうやったらいいかな、というのは結構話し合ってる」と明かし、さらに山崎さんが「急に戻ってきたからって一緒にやったら、俺が手を差し伸べるみたいで、キャラにも合わないよね。だからお前の実力で、なんとか俺のところまで来てくんない? そしたら勝手に周りがブッキングするでしょ」と言われ、そのために柴田さんは山崎さんに追いつけるようにピンで頑張っているといい、将来的にコンビを復活させる場合に、単独ライブを想定しているとのことでした。
<↓の画像は、アンタッチャブルの写真>
しかし、ある放送作家は、アンタッチャブルは2004年に『M-1グランプリ』で優勝したものの、コンビとしての活動は足踏み状態だったといい、それは司会業に不向きだからだと指摘しており、その一因として挙げられるのは柴田さんにどこか陰険で上品ではないイメージがあり、特にゴールデンには馴染まなかったことがコンビとして司会に起用しにくく、山崎さんもコンビとしての活動に限界を感じていたために、柴田さんが芸能活動を再開した後もコンビとしての活動を再開しなかったのではないかと語っています。
柴田さんは今後ピンで頑張っていくとしていますが、この放送作家によれば柴田さんをあえて使う番組は、タレント再生工場と言われている『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)、柴田さんのMCとしての腕を買っているSMAPの中居正広さんがMCの『ナカイの窓』(日本テレビ系)くらいなのではないかとのことです。
柴田さんが活動休止後に山崎さんがピンで大ブレークし、柴田さんが活動を休止していた理由がハッキリと明らかにされず、様々な憶測が飛び交い黒いイメージが付いてしまったことから、山崎さんを道連れにしないためにもコンビとしての活動はまだ先と考え、なかなか実現しないというのもあるのかもしれないですね。
冤罪が原因でここまでコンビ格差が生まれ、さらにイメージも悪化してしまったことから、山崎さんと同じポジションにたどり着くには相当な時間がかかると思われ、コンビ復活の時期は現時点で予想をすることも出来ない状態にありますが、柴田さんのツッコミ技術は高く評価されており、アンタッチャブルの復活を希望する声も多いことから、これから少しずつピンでの仕事量を増やして1日も早くコンビ復活となることに期待したいところです。