お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建さん(42)と歌手の森高千里さん(46)が司会の生放送の音楽番組『水曜歌謡祭』(フジテレビ系)が今年4月15日よりスタートし、初回は2時間スペシャルとして放送されたものの、関東地区での初回平均視聴率は7.3%と2ケタに届かず、その後も7.6%、6.5%、4.8%、4.1%と数字が右肩下がりになっていたのですが、3日放送分の平均視聴率が自己最低の数字となる3.8%だったことが明らかとなりました。
3日の放送では、プライベートでも仲が良く、13日に同局で放送される特別番組『ノリタケ・フミヤ・ヒロミが行く! キャンピングカー合宿~出会い・ふれあい・幸せ旅~』に出演している歌手の藤井フミヤさん、とんねるずの木梨憲武さん、タレントのヒロミさんがゲスト出演し、今回の旅番組のために藤井さんが描き下ろした『友よ』という曲を3人で熱唱。
その他には、AKB48、氣志團のボーカル・綾小路翔さん、クリス・ハート等も出演していました。
そして、これに対してネット上では、
- クオリティの低いコラボを量産しても価値が下がるだけ。コラボはレベルの高いものを週1,2曲で十分。生放送、生歌、生演奏にこだわるなら出演アーティストの新曲を生スタイルでやればいいと思う。自分の新曲で失敗はできないので緊張感が生まれ良いと思う。また曲だけでなく楽曲制作や音楽活動についてなどの話を本人から聞ける番組が魅力的だと思う。
- Mステだって1桁が多いんだから、今の時代、歌番組で10%以上取るのは特番じゃないと難しいよ。懐メロばかりだから、見る人は限られてくるし、かと言って、新曲ばかりだと他と変わらないし…
- 年に一度FNS歌謡祭でアーティスト同士コラボするのはスゲーと思って見てしまうが、それを週一でやられてもねぇ。
- まず、MCがねぇ…もうちょっと何とかならないかな…番組のコンセプトは悪くはないと思うが、とりあえず内容が薄くて面白くない
- アンジャッシュ渡部さん面白いし、トーク力もあるんだろうけど、アーティストをまわすにはまだ小物感が強いね。やっぱり大物司会者を置く方が番組として重さというか説得力がある。Mステのタモリさんがいい例だと思いますね。なんか番組が軽く感じる
などのコメントが寄せられていました。
『水曜歌謡祭』ど同時間帯には日本テレビ系で『億人の大質問!?笑ってコラえて!』が放送され、安定して2ケタの視聴率を獲得しており、テレビ朝日系で放送されている『くりぃむクイズ ミラクル9』も2ケタの数字を獲得しています。
またその他のNHK、TBS、テレビ東京で放送されている番組に関しても10%前後の数字を記録しているため、フジテレビだけ異常に数字が低いことが分かります。
ちなみに、『水曜歌謡祭』の後に放送されている明石家さんまさんが司会の『ホンマでっか!?TV』は、安定して10%前後の数字を獲得しているため、同番組が視聴者から避けられていることが明らかとなっています。
フジテレビで生放送の音楽番組がスタートするのは21年ぶりで、森高千里さんが司会を務めることから注目と期待をされていたものの、ここまで低い数字となると打ち切りは避けられなさそうなのですが、果たして今後テコ入れなどは行われるのでしょうか。