不倫スキャンダルにより、6月から芸能活動を自粛しているアンジャッシュ・渡部建さんが、毎年恒例の年越し特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 笑ってはいけないシリーズ』(日本テレビ系)で“禊コント”を披露し、芸能活動を再開させるとの情報を週刊誌『週刊女性』が独自に入手したことを報じ、ネット上では批判が殺到する事態となっています。
アンジャッシュ渡部建さんは6月に『週刊文春』によって、複数の女性と不倫関係にあったことがスクープされ、六本木ヒルズの多目的トイレで行為をしていたことも発覚し、この記事が出るタイミングで芸能活動を自粛、表舞台から姿を消しました。
それまで複数のレギュラー番組やCMなどを持っていたアンジャッシュ渡部建さんは、不倫スキャンダルが原因で多額の違約金が発生したとされ、週刊女性の記事では芸能関係者が、「一緒にウォーターサーバーのCMに出演していた上戸彩さんの事務所にも“迷惑料”を支払ったそうで、軽く億は超えていましたから。全額、事務所が肩代わりして支払ったと聞いています。本当に家族以外のすべてを失いましたよ」
と語っています。
そして、アンジャッシュ渡部建さんの活動がストップしたことによって、第1子出産後に仕事をセーブしていた妻で女優・佐々木希さんが仕事を増やし家族を支えています。
そうした中で、アンジャッシュ渡部建さんが「12月に復帰する」「『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の年越し特番“絶対に笑ってはいけない”に渡部さんを出演させる」との情報を週刊女性はキャッチしたとしています。
記事では日本テレビ関係者が、「これまでも『笑ってはいけない』では不倫発覚で窮地に追い込まれた芸能人たちがサプライズ復帰しているんですよね。“4WD不倫”の原田龍二に“アパ不倫”の袴田吉彦も自ら不倫をネタにするコントをやって、“禊”にしてきましたから。渡部さんも同じレールで、ダウンタウンに助けてもらおうということなんでしょう」
と推測しています。
これに対して別の日本テレビ関係者は、「さすがに早すぎ。ちょっとありえないんじゃないですか? そもそも今年は“笑ってはいけない”自体、コロナのせいで放送されるかどうかすらも発表できていない状況ですからねぇ……」
と指摘しています。
しかし、週刊女性の取材でアンジャッシュ渡部建さんの芸能界復帰計画が着実に進んでいることが判明したといいます。
まず、今年の『笑ってはいけない』についてバラエティ番組制作関係者は、「今年ももちろんやります。収録日もすでに決まっていて、11月18日。ただ、さすがにこのコロナの感染状況下で例年のようにロケに行く決断はできません。それで、都内のスタジオ内に出演者もスタッフも泊まり込んで撮ることになったんです」
と明かしています。
『笑ってはいけない』の制作には、アンジャッシュ渡部建さんが準レギュラー出演していた『行列のできる法律相談所』のチームも毎年参加しているといい、「彼らの制作会議で渡部さんの名前が挙がったのは10月末でした。『渡部さんにコントをやってもらって禊をさせましょう』と。11月8日には、渡部さん本人を交えて1度打ち合わせをする予定だったそうなんです。渡部さんとしては旧知のスタッフがいて、しかもサプライズ復帰がもはや定番化している番組からのオファーは“渡りに船”だったでしょうね」
と、前出のバラエティ番組制作関係者が語っています。
ですが、アンジャッシュ渡部建さんの仕事復帰に対しては、佐々木希さんが所属する芸能事務所『トップコート』の代表で、“ナベプロ”こと『渡辺プロダクション』の社長も兼務している渡辺万由美社長が強く反対し、『笑ってはいけない』で禊コントをするという案に対して激怒したといいます。
前出のバラエティ番組制作関係者は、「社長は渡部さんが今も謝罪会見を開かずにいることにも『筋が通っていない』と苦々しく思っているそうで。今回の復帰計画が耳に入ると『希が望むなら復帰はいいけれど、それなら渡部さんが会見するのが先でしょう』って。」
と語っていたとしています。
そして、週刊女性が渡辺万由美社長に話を聞いたところ、「え!?それ誰に聞いたんですか?『会見を開くべき』なんて私個人の意見としても事務所としても言ったことはありません。佐々木希との関係上、渡部さんとつながりがあることはご存じのとおりですけれど、私どもの所属ではございませんので、渡部さんのお仕事のご予定については存じ上げません。渡部さんの事務所さんに聞いていただくのがいいと思いますが…」
とキッパリと否定したそうです。
また、アンジャッシュ渡部建さんが所属する『プロダクション人力舎』の担当者にも話を聞こうとしたそうですが、回答を得られなかったとのことです。
週刊女性はこのようにアンジャッシュ渡部建さんの復帰計画について報じているのですが、これに対してネット上では、
- 復帰する・しないは本人の勝手だが、芸人同士の馴れ合いは見ていて辛い。
- ずっと雲隠れしといて、いきなり禊って??毎年見てるけど渡部が出るなら見るのはやめようと思う
- 本当にこれは笑えない案件だから、禊コントとかネタにしたり夫婦の美談にして復帰を目論むのはやめた方が良い
- 原田龍二さん・袴田吉彦さんの不倫とは、渡部さんの多目的トイレ不倫で1万円渡してスマホ履歴消させ、すぐに追い返すという相手女性の扱いの雑さが、視聴者の嫌悪感のレベルが違うでしょ
- この人の場合、禊としてガキ使でイジられる事ではないと思う。説明もないままの復帰はどうなのか。
各所にとんでもない迷惑掛けて、奥様がそれでも頑張ってくれてるのに、イジられて禊は違うんじゃないか - 不祥事を起こした芸人や役者、タレントは数年では戻れていない。
渡部の場合は女性達に非常に印象が悪い案件、戻るのはまだまだ早い。
仕事が無いのは自業自得やから同情はされない - そろそろダウンタウンの番組なら大丈夫だろ。というの辞めたら?
本人が本当に反省していてテレビ局側が必要としているなら、自身がレギュラー出演していた番組で復帰するのが筋じゃない?
とりあえずダウンタウンの番組なら世間も笑って済ませてくれるんじゃないか?と甘えがあるんじゃない?出る方も出る方だが、出す方も出す方だよ。
などの声が上がっており、物議を醸しています。
『笑ってはいけない』シリーズは過去に、不倫スキャンダルをスクープされた原田龍二さん、袴田吉彦さんの他にも、タレントのベッキーさん、乙武洋匡さん、元国会議員・宮崎謙介さん等も刺客として登場しており、禊の場としても利用されています。
アンジャッシュ渡部建さんは芸人ということもあり、今年の『笑ってはいけない』で振り切った“禊コント”を披露し、来年から本格的に活動を再開というのはありそうな話ですね。
ただ、『笑ってはいけない』でいくら笑いを取ったとしても、それで禊が終了したという扱いになったら世間からのバッシングはさらに強くなるでしょうし、渡部さんのイメージはより悪化することになると予想されます。
アンジャッシュ渡部建さんと事務所は週刊文春の報道を受け、芸能活動を自粛する選択をしており、仕事のオファーがあるのであれば、事務所と相談の上で受けるというのも別に問題は無いのですが、いきなりバラエティ番組で復帰という形はやめた方がいいかと思いますね。