国内の最終興行収入が255億円を突破(全世界の興行成績は約13億ドル)するほどのメガヒットとなり、社会現象にもなったディズニーアニメ映画『アナと雪の女王』(略称:アナ雪)の続編『アナと雪の女王2(仮)』が、2019年11月27日に公開(日本公開日は未定)されることが明らかとなりました。
これは26日(日本時間)に、『ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ』が公式ツイッター上で発表したもので、11月27日は2013年に第1作目『アナと雪の女王』がアメリカで公開された日と同じです。
<↓の画像は、『ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ』のツイート>
続編のストーリーについてはまだ発表されていませんが、1作目でアナ、エルサの声を演じた声優陣や監督ら制作陣については変更なく、続投することが明らかとなっています。
ディズニーは今回『アナと雪の女王』の続編の他にも、これから公開される作品の公開日についても発表しており、『スター・ウォーズ』シリーズの9作目(エピソード9)は2019年5月24日に公開予定。
『ライオン・キング』の実写映画は2019年7月19日、『インディ・ジョーンズ』シリーズ5作目は2020年7月10日公開予定としています。
そして、この発表後に続編『アナと雪の女王2』に対する反応を見てみると、
- でたっ続編…。アナ雪の続編はいらない
- アナ雪はもうストーリーが完結してるのに・・・。なぜ?
- 続編によって駄作となった映画がいくらあると思って…。
- アナ雪ってそんなに面白かったか?何やら最後は「姉妹愛」とか訳わからんオチ。あれは音楽と映像による宣伝効果が高かっただけだよ。
- May J.、神田沙也加あたりはこれでしばらく安泰かしら
- ①エルサの恋 ②アナとクリストフの結婚(プロポーズ) ③ハンス王子、改心して登場 あたりが続編でありそうな
- 姉妹愛で終わってるから次は敵が出て来ると予想。炎の女王vs雪の女王。で、1作目と同じように歌合戦。
などのコメントが寄せられています。
続編に対して賛否両論となっており、どちらかというと否定的な声が多く見受けられるのですが、第1作目ほどのヒットは難しいかもしれませんが、国内だけで最終興行収入が255億円超えというヒットを記録していたことから、それなりの数字を記録するのは確実でしょうね。
気になる続編のストーリー展開などについては正式な発表はなく、どのような物語が描いているのか不明なのですが、エルサに同性の恋人をという声が昨年ツイッターに上がり大きな話題になりました。
1作目のラストでは、アナとクリストフは恋仲になるものの、エルサにパートーナーの存在はなく、『Let It Go』の歌詞には「Let it go, let it go Turn away and slam the door I don’t care what they’re going to say Let the storm rage on. The cold never bothered me anyway(もういいの、ありのまま 背を向けてドアを思いっきり閉めて 気にしないの 彼らが何を言おうと 嵐よ吹き荒れなさい とにかくもう気にしないの。 )」という部分があり、これはカミングアウトを意味しているのではないかとも言われていました。
そうした中で、フェミニストであるアレクシス・イサベルさんは昨年、「#GiveElsaAGirlfriend」というハッシュタグと共に、「ディズニーがエルサを同性愛者のプリンセスにしてくれないかなあ。そうしたらどれだけすてきな象徴になるかしら!」とツイートし話題に。
この投稿に対しては賛否両論あり、否定的な声も多く上がっているのですが、エルサの声を担当している女優・歌手のイディナ・メンゼルさんはこの件について、「素晴らしいと思うわ。ディズニーは今まさに、この問題に取り組むべきなのよ。答えを出させてみせるわ。何が何でも。エルサは私の人生を変えたんですもの」とコメントしています。
果たして、このような要望は受け入れられるのかどうかは定かではありませんが、続編の『アナと雪の女王2』はどのようなストーリー展開となっているのか注目したいところですね。