アッコにおまかせ!が12月で放送終了、理由は和田アキ子の炎上言動か。健康問題もあり勇退勧める声も相次ぐ

今年10月で40周年を迎える『アッコにおまかせ！』（TBS系 日曜午前11時45分）が、年内をもって終了との情報が業界内で流れていることや、番組スタッフからも「打ち切りが決まっても仕方ない」との声が上がっていることを週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』が伝えています。

記事ではバラエティ番組の制作スタッフが、「“今年いっぱいで『アッコにおまかせ！』が打ち切りになる”という未確認情報が業界の一部で流れていまして……だから、所属事務所が積極的にバラエティ番組へ営業をかけているのではないか、と専らのウワサなのです」と語り、MCの和田アキ子さん(75)は昨年末から今年にかけて複数のバラエティ番組にゲスト出演しており、その理由として『アッコにおまかせ!』の打ち切り終了説を挙げています。

『アッコにおまかせ！』は数年前から視聴率低下を理由に、打ち切りが囁かれたことがあったものの、終了することなく放送が継続していたのですが、ここ最近は“芸能界のご意見番”と言われていた和田アキ子さんのズレた発言、不適切な言動によって炎上することが増え、週刊誌などによって度々打ち切り終了説が報じられています。

＜↓の画像は、『アッコにおまかせ!』出演の峰竜太さん、和田アキ子さん、山形純菜アナウンサーの写真＞

昨年9月には『女性自身』が2025年春をもって番組が終了すると報じたものの、TBSはその直後に行った定例会見で、「来春に終了というのは全く事実ではございません。それだけは先に強く言っておきます」と完全否定しました。

その後も和田アキ子さんは生放送で危なっかしい発言をしており、「そろそろ限界かもしれない」と感じる業界関係者が増えているといい、TBS関係者は取材に対して、「今、『おまかせ』のスタッフは40周年特番の企画を考えることで精一杯のようです。打ち切りが決まったとして、現場にその情報が降りてくるのは1クール（3ヶ月）前ですから、何とも言えませんしね。ただ、『打ち切りが決まっても仕方ない』と話すスタッフもいて、“覚悟”はできているようです」と現状を明かしています。

TBS内部でも「そろそろかな」という空気が漂い始めているそうで、その背景についてTBS関係者は、「“トド発言”騒動後、出演者に弁護士や有識者を入れ、打ち合わせも綿密にして、本番でアッコさんが失言しないように注意を払っているようですが、それでも“危ない”と感じることが多くなりました」と語っています。

「トド発言」とは、パリ五輪の女子やり投で日本人初の金メダルを獲得した北口榛花選手（きたぐち・はるか 27歳）が、競技の合間にうつ伏せでカステラを食べる姿を見て、「何かトドみたいなのが横たわっているみたいな。可愛いなあ」と発言し、リスペクトに欠いた失礼な言動だとして大炎上し、後に番組内で謝罪をしました。

• 和田アキ子さんが北口榛花選手について「トドみたい」と発言した場面の動画（X）
• 和田アキ子さんの謝罪動画（X）

この騒動がきっかけで、番組には菊地幸夫弁護士らが出演する形になったそうですが、「放送終了後、“危ない発言”を弁護士や有識者に指摘されても、和田は何がいけないのか理解できていない」といいます。

バラエティ番組のスタッフは、「過去には許されていた発言も、今ではNGとなる。しかし、本人はそれが理解できていないというか……。注意されると、ものすごく落ち込むそうです。立ち直りは早いのですが、根本的なことが分かっていないから同じことを繰り返す。また何かやらかすのではないかとスタッフは放送のたびにヒヤヒヤさせられていました。そんなリスクを負うだけの必要性を感じなくなった、ということ」と語っています。

また、『アッコにおまかせ！』の終了は和田アキ子さんのためでもあると制作スタッフは語り、「免許返納じゃないですけど、大事故が起きる前に手を打たなければダメだと思う」とし、「局内でも『40周年というタイミングが番組打ち切りにはいい機会になる』と考えている人は少なくない。ただ、本人はそんな状況には気が付いていないようで、至って意気軒高。『40周年で、もう一度気合を入れ直して頑張る』と思っているみたいです。」「40周年を無事終えることができたら、周りがしっかり話をして勇退という形で番組を終わらせるのがベストなのでは」と指摘しています。

この報道を受けてネット上では、

• 言ってもいいことと悪いことの判断が付かない人には、周りがハラハラドキドキで迷惑するので早く辞めるべき
• この前久々にちょいみたらタメ息が出た。相変わらずの太鼓持ち連中とのおしゃべり。そろそろじゃないですかね
• 10月から『ひるおび』の日曜版やったら？ 司会は局アナでいいんちゃう？
• 和田アキ子さんもうかなりの高齢者。立ち姿も弱々しく身体も前屈みのようでかり歳をとったような感じ。おまかせなんて言ってもまかせられない状況だろう。
  もう歳だし画面から伝わる弱々しさが全て。もう引退が1番だな。
• 結局、TBSが和田アキ子に「引導」を渡せるかどうかだけの話。もう、そこまで視聴率が取れているわけでもないでしょうから、TBSが決断すればできるはず。
  この番組に限りませんが、テレビ局の「大御所」への「忖度」はうんざり
• 食ってアンテナの感度が明確に下がってたよね、変に炎上もしてるし。もちろんアンテナの感度低いから気にもしないんだろうけど。
  数字的には局はおしまいにしたいのかもしれないが、じゃあ後番組何やんのとなると、日曜昼にご意見番できる人いるやろか？という話
• 上には「徹子の部屋」の黒柳さんがいらっしゃるから、長寿番組を何とか続けたいという強い意思も感じる。くれぐれも無理だけはなさらないで欲しい。
• 豪快キャラで、人気タレント達の親分的な地位で歯に衣着せぬ物言い。逆に女性っぽく、涙もろく臆病な面もある二面性。
  大きな体躯や喧嘩の強さをイジられても、一旦キレて見せた後に笑って許してしまう、懐の深さ。
  さすがのアッコさんも70歳を超えられて、見かけや会話の様子に年齢を感じずにはいられなくて、過去を知っているからこそ、余計に今現在が見ていて痛々しい。
  いつまでも彼女をテレビで見ていたいから、逆にこの番組は降りて欲しいと思う

などの声が上がっています。

ここ最近は、和田アキ子さんの発言内容を進行担当のアナウンサーが訂正、お詫びすることや、共演者たちから言動を注意されることも増えているように感じ、言っていいこととダメなことのラインがよく分かっていない様子から、共演者たちもヒヤヒヤしているのではないかと思いますし、生放送の番組に出演するのはもう限界に来ていると思います。

また、和田アキ子さんは今月放送のラジオ番組で体調の悪化を明かしていて、加齢に伴って腰や股関節に痛みを感じ、さらに両目の手術なども受けて1日動けない日もあったと語っています。

最近になって持病のリウマチが再発し、手が腫れ上がるなどの症状によって日常生活にも支障をきたしていたといいます。

和田アキ子さんは少し前から満身創痍の状態であることを明かしており、そうした体調の問題もあって『アッコにおまかせ！』への出演はもう厳しいのではとの声も多く、今後また何か大きなトラブルを起こす前に、40周年の節目をもって終了させるのが一番いい形なのではと思います。

ただ、和田アキ子さんは大手芸能事務所『ホリプロ』を代表するタレントで、TBSと事務所の関係もあってそう簡単には打ち切れないとの話もありますが、果たして本当に年内で終了となるのでしょうかね。