昨日放送の『24時間テレビ47 愛は地球を救うのか?』(日本テレビ系)で、チャリティーマラソンランナーを務めたピン芸人・やす子さん(本名=安井かのん 26歳)が、ゴール目前で観客から胸を触られる痴漢被害に遭っていたとして、ネット上で物議を醸しています。
やす子さんは今年「全国の児童養護施設に募金マラソン」でランナーを務め、台風10号の接近により初日は、横浜・日産スタジアムの400mトラックを75周(30km)し、2日目の朝からゴールの両国国技館に向けて公道を走りました。
番組終了の10分以上前に無事ゴールインとなり、合計81kmを完走して大団円を迎えたのですが、ゴールまで残り400m地点で、左手に哺乳瓶らしきものを持った男性が右腕を伸ばし、手を広げた状態でやす子さんの右胸を触ったシーンが中継で映り、ネット上では批判が噴出しています。
男性はやす子さんとハイタッチしようと手を出していた可能性はありますが、ゴール目前で走ることに集中していたやす子さんは手を出すことなく真っ直ぐ走り、それに対して男性は手を引っ込めることなく胸にタッチして笑顔を見せていました。
<↓の画像が、哺乳瓶を持つ男性がやす子さんの胸に触れたシーンの写真>
このシーンに対してネット上では、
- やす子が走ってる中ゴール直前に沿道から手伸ばしてやす子の胸にタッチしたジジイ許さないからな
- 胸触るなんて信じられないし、それを白Tという透けてなんぼのシャツで放映する24時間テレビはさすがにろくでもない。
あとやす子さんの胸触った人の手に哺乳瓶?? さすがに気持ち悪すぎる - 胸触ったじじいきもいな。胸を触るつもりはなく、ただ体触ろうとしてただけかもだけど、それでも女性の体を触りにいくのおかしくね。他の観客は別に手伸ばしたりしてないのに
- 番組側がまず配慮がなさすぎて悪いよ! インナーが透けたTシャツで胸が余計に目立つし、変な奴も寄ってくるよ。
これはあかんと見ていられなかったし、子供たちにも見せたくなかった。胸をもっと固定できるようにサポーターみたいな物を提案するか、もっと目立たない服を着せてあげてほしい。
などの声が上がっており、やす子さんは白Tシャツを着用していたことで、黒のインナーが透けていたことを巡っても配慮が足りないと物議を醸しています。
公道を走るうえで最も懸念されていたのが観客らによる接触行為で、昨年の24時間テレビでチャリティーマラソンランナーを務めたヒロミさんは河川敷を走行中に、前科持ちの有名な迷惑系配信者・しんやっちょさんに突撃されました。
しんやっちょさんはヒロミさんに触れられる距離まで近づき、「僕は障害があっても、ヒロミさんが走ってて勇気もらいました!最後まで走りきってください!」などと語りかけ、数メートルにわたって並走しました。
<↓の画像が、昨年放送の24時間テレビで、ヒロミさんが迷惑系配信者に突撃されたシーンの写真>
こうしたセキュリティの甘さからネット上では批判が殺到、炎上していたことから、今年は警備の強化を図っていたと『東京スポーツ』(東スポ)は伝えています。
東スポによれば、日本テレビは迷惑系YouTuberらによる“凸(とつ)”を警戒し、警備スタッフを増員して7~8人がやす子さんを囲んで走り、突撃されないようにしていたそうです。
しかし、ゴール直前の警備が甘かったことでやす子さんは胸を触れるといった痴漢被害に遭い、路上での痴漢行為も自治体の迷惑防止条例違反もしくは、不同意わいせつ罪に問われる可能性があり、証拠映像も残っていることから警察に被害届を提出した方がいいとの声もあります。
やす子さんは現時点でこの件には言及しておらず、番組サイドもこのトラブルはスルーしていますが、大きな事件に繋がりかねない問題です。
日本テレビは2日に、番組の好視聴率などを受けて「来年もさらに思いのこもった24時間テレビをお届けしてまいります」と、番組継続を宣言しているのですが、公道でのマラソン企画を続けるのであれば、警備を徹底して2度とこうしたトラブルが発生しないように対策をしてほしいものです。