やす子が聖人化、良い子キャラへの悩み告白。好感度一変の姿をドッキリ番組で披露し賛否。

2日放送の『芸能人が本気で考えた！ドッキリGP』（フジテレビ系）で、ピン芸人・やす子さん（本名＝安井かのん 26歳）に対するドッキリ企画が行われ、その中でのやす子さんの言動などを巡ってネット上では賛否の声が上がっています。

ドッキリGPで何度もターゲットになっているやす子さんに対しては今回、「絶体絶命！坂上忍から預かったワンちゃんが逃げた！大捜索ドッキリ」と題して、愛犬家として知られるタレント・俳優の坂上忍さんが飼っているトイプードル・ポン太を3日間預かるも、最終日にスタッフが目を離した隙にポン太が脱走し、大捜索を行うという内容でした。

やす子さんはポン太が脱走したことを知ると大焦りし、無責任な言動を繰り返す男性ディレクターに対してイラ立ちを隠せず、声を荒げ始めました。

その後、スタッフと共に街中で大捜索を繰り広げることになり、エキストラの親子がポン太らしき犬を目撃したと証言し、犬を飼っていないおじいさんが、犬を連れているのを目撃したと聞くと、やす子さんはすぐに「盗まれました」と断定しておじいさんを犯人扱いし、おじいさん宅に向かいました。

やす子さんは家に着くと、おじいさんに対して怒りをあらわにし、ケンカ腰で「犬飼ってないのに、犬飼ってるって聞いたんですけど」などと言って詰め寄り、部屋からポン太そっくりな犬が姿を見せると、勝手に家に上がろうとしました。

しかし、ポン太によく似たメスのトイプードルだと分かると、急にトーンダウンしてすぐに謝罪しつつも「近所のお子さんがウソをついて、ここにいるって言いました」と、自分が勝手に犯人扱いしたにも関わらず子供のせいにしていました。

＜↓の画像は、やす子さんがおじいさんに激怒していたシーン＞

やす子さんはその後も、遠くでポン太に似た犬（ぬいぐるみ）を持ち去った女性たちに対して、大声で「泥棒ーー！ おい！クソ女たち！！」と叫んだり、ポン太を一度捕獲するも逃がしてしまったスタッフらにブチギレ激怒し、「お前ら、バカ3人衆じゃん」などと罵声を浴びせたり、勝手に田んぼに入る場面もありました。

＜↓の画像は、やす子さんが暴言を吐いたシーン＞

坂上忍さんの愛犬を逃がしてしまったという焦りから、やす子さんは終始しかめっ面で言動が荒っぽく、普段テレビで見せているキャラクターとは真逆とも言えるような姿を見せていたことで視聴者からは、

• やす子の暴言面白すぎる
• 口の悪いやす子好きｗｗｗ
• あまりにやす子が毒舌というか　性格が悪い感じがしたなあ
• やす子ひどかったな　道で知り合った人の情報鵜呑みにして決めつけで暴言吐いたり、勝手に家の中に入ろうとしたり　あと、田んぼの中は勝手に入っちゃだめだよ
• これは流石にガチじゃないと信じたい　やす子はそんな悪い奴じゃないはず
• 仮にドッキリに気付いてエンタメしてるとしても面白くないし、仮にこれが本性だとしたら人間性最悪だし、やす子に得がないのでは？
• やす子　大嫌いなったわ〜性格悪すぎる　自分大事な性格 先ずはトイプードルの命、安全を考えろ。
  これがドッキリで良かった。アンタは犬、猫を迎えない方が良い。全く笑えなかった。ムカついた。
• 今回のやす子のドッキリ凄かったなぁ。いなくなった犬の代わりの犬でその場を乗り切ろうとしたり、おじいさんの家に入る際無礼な悪態ついたり、坂上に謝罪する際も「心の底からじゃなくてもいい」って言ったり…他にも色々と凄かった回だ～
• 途中番組が何度も、やす子さんの悪口を引き出すようにあからさまな演出をして、本人も途中から察して演じてた可能性が高いと思うけど
  逆に、あれだけ責められ振り回されて、普段どおりの良い人だったら、そっちの方が逆に心配になる

などの声が上がっており、物議を醸しています。

なお、やす子さんは番組放送中にX（旧ツイッター）を更新し、「バラエティとして見てけろ〜 どんな姿でも笑ってほしいけろ〜」と呼び掛けていたのですが、この投稿にも「バラエティて分かってても笑えなかった」「年上にタメ口はダメでしょ」「やす子まじで性格めちゃくちゃ悪いんじゃないの？ フワちゃんとたいして変わらんと思うけど」などの批判コメントも寄せられていました。

やす子さんは企画途中に薄々ドッキリであることに気がつき、番組を盛り上げるためにあえて暴言を吐いているように感じる場面があったり、勝手に田んぼに入った場面もヤラセ感があり、一ヶ所だけ田植えをしていない場所にいきなり足を踏み入れ、泥だらけになっていました。

＜↓の画像は、やす子さんが田んぼに入ったシーン＞

そうしたこともあり、やす子さんに対しては擁護の声も多く上がっているのですが、昨年の『24時間テレビ』で行われた「全国の児童養護施設に募金マラソン」でランナーを務めるなどして好感度がさらに上昇し、“聖人化”され過ぎてしまったこともあり、普段見せているキャラクターとは大きく異なる言動の数々にギャップを感じ、ショックを受けた視聴者も少なくなかった様子です。

そんなやす子さんは昨年10月放送の『酒のツマミになる話』（フジテレビ系）に出演した際に、聖人化され過ぎてしまったことに対する悩みを告白しており、「みんなが『やす子って良い子』ってイメージが強すぎて、プライベートでも良い人で居続けないといけないのかなっていうので、最近苦しくなって外出もしなくなった。好感度が高いのはすごく良いことだと思うんですけど、それで自分で自分の首を絞めちゃって」などと語っていました。

このような状況を変えるためなのか、やす子さんは少し前から毒も吐くなどして良い子キャラからの脱却を図ろうとしているようなのですが、ちょっとした毒を吐いただけで批判の声が上がり、ちょくちょくプチ炎上しています。

そして、今回のドッキリGPで見せた“裏の顔”を巡っても炎上騒動に発展していますが、あくまでもバラエティ番組での振る舞いだと受け止めている視聴者も多いですし、ここで下手に謝罪して良い子ぶると、さらに自分の首を絞めることになるので、批判はスルーして今後も良い子キャラからの脱却を図り、芸で笑いを取れる芸人になってほしいですね。