今年10月で放送20周年を迎える“もしツア”こと『もしもツアーズ』(フジテレビ系 土曜18時30分)が9月で打ち切り終了し、10月から新たに大ブレーク中の『かまいたち』らが出演の新番組がスタートするとニュースサイト『日刊大衆』が伝えています。
記事では民放キー局関係者が、「秋からは『もしもツアーズ』を放送している土曜18時30分~19時の枠で新番組がスタートするそうです(中略)『もしツア』がついに9月で放送20年の幕を下ろし、かまいたちとチョコレートプラネットが出演する新レギュラー番組『イタズラジャーニー』が始まるといいます」
と明かしています。
<↓の画像は、『もしもツアーズ』出演のキャイ~ン等の写真>
『イタズラジャーニー』は“旅に笑いを!”というテーマのもと、「イタズラをされる旅」としか聞かされていない『かまいたち』と『チョコレートプラネット』が、ロケ現場で流れる様々な指令に従い、体を張る企画に挑戦していくという内容になっています。
昨年11月と今年6月にゴールデン帯(19~22時)に2~3時間の特番が放送され、第2弾は平均世帯視聴率が7.4%と決して高くはなかったものの、各テレビ局が重要視しているコア層(13~49歳男女)の視聴率は5.1%と、同時間帯トップの好数字を記録していたといい、こうした結果も受けてレギュラー化の話が浮上したようです。
『イタズラジャーニー』のレギュラー化決定により、『かまいたち』のレギュラー番組はラジオも含めて合計18本となるようで、この他にもCM6本、映画2本にも出演し、先日発表された『2022上半期タレント<関東・関西>番組出演本数ランキング』(ニホンモニター調べ)では、山内健司さんが224本で9位、濱家隆一さんが212本で12位にランクインしていました。
また、『チョコレートプラネット』もここ数年で仕事が激増し、10本以上のレギュラー番組を抱えており、同ランキングでは松尾駿さんが237本で5位、長田庄平さんは235本で6位にランクインしています。
日刊大衆によると、かまいたち濱家隆一さんは6月末放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で、「今年目指してるのがレギュラー20本までいきたい」と現在の目標を明かしていたとし、このままの勢いでいけば現実のものとなる可能性があるとのことです。
また、後輩コンビ『鬼越トマホーク』は2月放送の『週刊さんまとマツコ』(TBS系)にて、『かまいたち』は「港区にビルが建つぐらい稼いでいる」と明かしていたとし、これについてお笑い関係者は、「吉本では明石家さんまさん、ダウンタウンの松本と浜田がトップで、さんまさんに至ってはゴールデンのギャラは1本500万円とも言われています。当然、かまいたちは1本あたりの単価はさんまさんやダウンタウンさんよりもはるかに低く、だからこそいろんな番組に引っ張りだこなわけですが、レギュラーの本数は2組を圧倒しています。(中略)山内さんも濱家さんもダウンタウンさんが驚くほど忙しい日々を送っているんでしょうが、稼ぎ出すギャラもさんまさん、ダウンタウンさんに徐々に迫りつつあるのでは」
と語っています。
『かまいたち』は昨年にコンビのレギュラーテレビ番組が5本増加し、今年に入ってからも勢いが止まらず、5月から新たに『千鳥』とMCを務める『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)がレギュラー化されるなどし、テレビで見ない日は無いと言っても過言ではない状況です。
お笑い関係者によれば、『かまいたち』はギャラが安いことも複数の番組に起用される要因になっているとのことですが、山内健司さんはレギュラーが急増する直前の昨年5月にYouTubeで行ったライブ配信で、過去の最高月収は2019年6月の「460万円」だとぶっちゃけていました。
『日刊サイゾー』によると、『かまいたち』の当時の番組1本あたりのギャラは10万円程度とのことでしたが、その後人気がさらに上昇して現在は『千鳥』などを上回る勢いで、出演番組の視聴率も良いとのことから、現在はギャラが数倍になっていたとしても不思議ではないですね。
『週刊女性PRIME』によれば、テレビ局はいま芸能人のSNSフォロワー数、YouTubeチャンネルの登録者数など、以前にも増して数字を気にしているといい、『かまいたち』はYouTubeの登録者数が168万人と芸能人の中でもトップクラスとなっていて、こうした数字も評価されて仕事のオファーが絶えないようです。
ただ、『千鳥』などのように露出が急激に増えることで視聴者に飽きられるのも早くなり、このまま勢いを落とすこと無くレギュラー20本到達は容易ではないと思いますが、今後どこまで仕事を増やしていくのかにも注目したいですね。