バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の2時間スペシャルが10日に放送され、「第1回芸能界CKK(遅刻)総選挙」という企画が初めて開催されたのですが、番組視聴者からは「いよいよ末期だな……」というため息が漏れているとニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
番組で初開催された「芸能界CKK総選挙」は、AKB48グループの選抜総選挙を模したセットがスタジオに展開されており、選抜総選挙でお馴染みとなっているフリーアナウンサー・徳光和夫さん、さらにナインティナイン・岡村隆史さん扮する「オカネ誠司」が司会を担当していました。
「芸能界CKK総選挙」では遅刻が多いと噂のタレントら16名がエントリーし、本人はそれを知らないまま偽番組の収録として、朝9時にフジテレビ入りという指示を受けて、遅刻時間が最も長い人は一体誰なのかという内容でした。
今回の企画には様々なジャンルの遅刻常習犯がエントリーしていたのですが、まず16位だったのが『千鳥』のツッコミ・ノブさんで、遅刻せずに4分前に到着。
プロレスラー・蝶野正洋さんも1分前に到着し15位。
遅刻しなかったのはこの2人だけで、『2700』の八十島弘行さんは6分遅刻で14位、元『カリカ』で演出家・脚本家のマンボウやしろさんは17分遅刻で13位、『ダチョウ倶楽部』の肥後克広さんは20分遅刻で12位。
モデル・タレントの“みちょぱ”こと池田美優さんは23分遅刻で11位、歌手・タレントの泉谷しげるさんは31分遅刻で10位、ファッションデザイナー・ドン小西さんは39分遅刻で9位。
めちゃイケレギュラーでタレント・歌手の鈴木紗理奈さんは42分遅刻で8位、元AKB48・川崎希さんの夫で、モデル・タレントのアレクサンダーさんは47分遅刻で7位、同じくめちゃイケレギュラー『よゐこ』の濱口優さんは53分遅刻で6位。
徳光和夫さんの息子で、タレントの徳光正行さんは1時間10分遅刻で5位、モデル・山田優さんの弟で、タレントの山田親太朗さんは1時間31分の遅刻で4位。
イタリア出身のタレントであるパンツェッタ・ジローラモさんは1時間37分の遅刻で3位、狩野英孝さんの元カノでタレント・加藤紗里さんは1時間53分遅刻で2位、1位は『馬鹿よ貴方は』のツッコミ・新道辰巳さんで2時間6分の遅刻でした。
<↓の画像は、「CKK(遅刻)選抜総選挙」ランキング結果の写真>
10日の番組視聴率は先週の5.5%から大きくアップし、平均視聴率8.2%(関東地区)を記録したのですが、ネット上では「打ち切りレベル」、「2.7%もアップしたのにまだ1ケタなんだ」、「ゴールデンとは思えない視聴率だな」という声が上がっているとしています。
数字が低いことに加えて、今回行われた企画についても物議を醸しており、
- 遅刻しても許されるなんて、芸能界はゆるすぎる
- 遅刻しても悪びれてなくて、イライラが爆発しそう
- あの企画を二時間でやる意味がわからない。いつもの寝起き選手権のような尺で詰め込んでやればよかったのに
- まともな人間はつとまらない芸能界 遅刻して急がない姿ぞっとした これが笑いで番組が成り立つ業界 おぞましい
- めちゃイケって出演者とスタッフしか楽しんでいるとしか思えない・・・
などの批判的な声が多く寄せられています。
また、1時間半遅刻して4位にランクインした山田親太朗さんが悪びれず、「沖縄の人は待ち合わせ時間に入浴する」「(遅刻したことに)危機感はないです」などと発言していたことに対しても、「1時間半遅れて『危機感がない』ってクズ」といった批判が寄せられています。
<↓の画像は、4位にランクインした山田親太朗さんの写真>
さらに、1位だったのが『馬鹿よ貴方は』の新道辰巳さんで、最後に盛り上がらないオチだったことから、これに対しても厳しい声が上がっています。
<↓の画像が、「CKK(遅刻)選抜総選挙」で1位を獲得した馬鹿よ貴方は・新道辰巳さんの写真>
『めちゃ×2イケてるッ!』は全盛期と比べると大きく視聴率が下がっており、土曜20時台というゴールデン帯に放送しているものの、平均視聴率が5%前後しか取れないという体たらくぶりで、改編期になると打ち切りが囁かれるガケップチ番組と化しています。
そうした中で、タレントらがどれほど遅刻するのかを見るという企画を放送し、レギュラー放送から若干数字が上がったことは間違いありませんが、企画の質が以前と比べてかなり低下しているように感じられるため、そろそろ限界なのではないかと感じます。
様々な噂が囁かれていますが、ついに亀山千広社長の退任が決定したことで、打ち切りへのカウントダウンはスタートしているのかもしれないですね。