かねてから健康不安説が飛び交っていたフリーアナウンサー・タレントのみのもんたさん(本名=御法川法男 76歳)が、週刊誌『週刊文春』のインタビュー取材に対して、難病「パーキンソン病」などを患っていることや、テレビ番組終了や社長業からの引退などを告白し、終活を始めていることが明らかになっています。
みのもんたさんは今年3月をもって、スタートから12年半にわたって司会を務めたバラエティ番組『秘密のケンミンSHOW(現・秘密のケンミンSHOW 極)』(日本テレビ系 木曜21時)を降板し、テレビから姿を消しました。
それから約5ヶ月後の8月からは、関西ローカルで冠番組『朝からみのもんた』(読売テレビ 日曜午前6時30分)がスタートし、現在のレギュラー番組は1本のみとなっています。
11月23日に週刊文春の電話取材に応じたみのもんたさんは、『秘密のケンミンSHOW』を降板した理由を聞かれると、「実は僕は、糖尿病が持病なんですよ。ところがそこへもってきて去年の暮れ、パーキンソン病を発症してしまってね」
と病気を初告白しています。
難病のパーキンソン病と診断された経緯については、「『秘密のケンミンSHOW』(読売テレビ系)でアップに映った時、目がうつろになっていた。それで調べたらパーキンソンとわかりました。それで僕、『ケンミンSHOW』をやめたんです。これは筋肉が硬くなっていく病気なんですよね。顔の筋肉にも影響出ますし。それから今、いい薬があるんですよ。その薬を朝・昼・晩飲んでる」
と説明しています。
<↓の画像は、『秘密のケンミンSHOW』で司会を務めたみのもんたさん、久本雅美さんの写真>
仕事については、8月からスタートした『朝からみのもんた』が来年春に終了することが決まっていることを明かし、その後の予定を聞かれると、「今のところ番組の予定はないですね。僕がやっぱりこう、元気にしゃべれればいいけれども、今はなんていうか薬を飲んでいる最中でしょ。パーキンソンがどんな病気かっていうのは調べてもらえればわかりますけれど、やっぱり結構、階段の上り下りとかね、もちろん走るなんていうのは厳禁だし。今はベッドから起きたり座ったりしゃがんだり、寝たり寝返りを打つのも不自由になってきてるんですよ。介護用のベッドの購入を考えていて、実際見に行ったり、カタログを見たりしているくらい。そんな毎日です」
と語っています。
また、個人事務所を兼ねている水道メーターの製造販売会社『株式会社ニッコク』(1940年に父親が設立)の社長からも退任するそうで、「12月26日がちょうど会社の80周年なんですよ。それを機に僕は社長を辞します」
と明かしています。
社長を退任後は会長になる予定といい、「その後は、今まで僕と一緒に努力してきた人間が社長になります。新しい血をどんどん入れないとね。子供3人が取締役にいますが、身内は株主だけでもいいですからね。もちろん僕みたいに実力があれば、自分で勝ち取ればいいだけの話ですから。企業っていうのは、存続する力がなければ全く意味ありませんからね」
と語っています。
週刊文春の取材によると、みのもんたさんは銀座のクラブでホステスをしていた一般女性・恵子さん(仮名 35歳)と親密な関係にあるといい、恵子さんは医療系の学校でリハビリなどを学びながらホステスとして働き、介護関係の資格を取得したことで3年前にホステスを辞めたそうですが、介護士としてパートで働きながら、みのさんの面倒を見る日々を送っていたとのことです。
さらに、みのもんたさんは東京・港区内の駅近くにあるマンションを恵子さんに贈与したそうで、そのマンションは元々ニッコクが所有し、今年10月に名義がみのさんに変更、それから1ヶ月足らずで恵子さんに名義が変わったといい、マンション最上階にある部屋の広さは約72平米で販売価格は約1.5億円としています。
みのもんたさんは週刊文春の取材に恵子さんとの関係についても答えており、「お付き合いと言っても、お友達関係のお付き合いなんです」「彼女とは40歳も離れてるわけですよ。やっぱり、それなりに責任もありますしね。彼女の人生はこれからでしょう?変なふうに僕は邪魔をしたくない」
と語っています。
マンションを贈与した理由については、「これまでのお礼のつもりでプレゼントしました。僕はいつ倒れてもおかしくない。お弁当まで作って尽くしてくれたのに、僕が死んで彼女が路頭に迷ったんじゃ困りますもんね。」「7年間お世話になったので、僕にとっては手頃なプレゼントの1つじゃないかと思っています。」
と答えています。
週刊文春の取材では再婚説も浮上しているそうなのですが、みのもんたさんは恵子さんとの再婚について、「彼女はまだまだ人生これからでしょう。良い人を見つけて、良い道があればそれはそれで。じゃないと僕は安心してあの世に旅立てない」
などと語っており、年齢差もあることで再婚は考えていない様子です。
このようにみのもんたさんは週刊文春の取材に対して、自身が患っている病気や今後について語っているのですが、これに対してネット上では、
- 晩年のケンミンショーのときに見せていた表情はパーキンソン病によるものだったのか…色々と問題もあったけど余生は穏やかに過ごしてもらいたい
- あれだけ働いたんだから病気になってもおかしくないよ、なんて思ったりもする。身体は生身だし。機械だって壊れる。
でも、最期まで労わらないんだろーな、こういう人って…。休んでくださいねっ - ちょうどコロナの頃で、タイミングよかったね。十分仕事に生きただろうし、お金もあるだろうし、恋人がいるならそのひとと幸せな余生を送れたらもう最高の人生やん
- カネを天国へ持っていけない、息子にばら撒くだけ、ならば好きな女に与えたい。
- 財産は奥さんが生きてたらどうしたかを考えてきれいに処分してあげて欲しいね。
- パーキンソン病の薬を服用しているのか。同じくパーキンソン病を患っていた永六輔さんは晩年、薬の副作用で呂律が回らなくなったそうだ。
この副作用は喋り手、アナウンサーとしては致命的になりかねないな
などの声が上がっています。
みのもんたさんは『秘密のケンミンSHOW』からの降板が決定する何年も前から置物状態で、収録中に寝てしまうことも少なくなかったと共演者たちからも明かされており、2年ほど前からは急激に老け込んで反応も鈍くなり、覇気がなくなっていると指摘されていました。
そのため番組からの降板を求める声や、何か病気を患っているのではないかと心配の声もあったのですが、パーキンソン病を患っているとのことで、テレビの仕事を続けるのは難しくなりそうですね。
パーキンソン病は、特に高齢者の発症率が高い神経の病気で、進行性の病気ということから徐々に歩けなくなったり、認知機能低下などの症状が現れます。
週刊文春によれば、みのもんたさんは体の左側が上手く動かない様子で、親族と外食した際にも足取りがヨタヨタと遅く、時折つまずきそうになっていたといいます。
そうした状態にあることから、芸能界からの引退も近そうですが、これから家族等のサポートを受けながら、穏やかな余生を過ごしてもらいたいですね。