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ザ・ベストワンがレギュラー化? お笑い芸人の番組増加の理由…ぴったんこカン・カン打ち切り、若者ウケ狙いにシフトチェンジか

ぴったんこカン・カン終了で後番組決定か。ザ・ベストワンがレギュラー化情報、お笑いネタ見せ番組増加で食傷気味も…

今年9月をもって終了するバラエティ番組『ぴったんこカン・カン』(TBS系 金曜20時)の後番組として、お笑い番組『ザ・ベストワン(仮題)』が放送されるとの情報を『東京スポーツ』(東スポ)が伝えています。

東スポによれば、2003年から放送の『ぴったんこカン・カン』が9月に18年の放送に幕を下ろすことが決まり、これまでに4回特番が放送されている『ザ・ベストワン』を後番組とする方向で調整が進んでいるといいます。

<↓の画像は、9月で終了する『ぴったんこカン・カン』司会の安住紳一郎アナウンサー、久本雅美さんの写真>

『ザ・ベストワン』は、昨年3月から不定期に放送されているネタ見せ番組で、人気芸人たちが漫才・コント・ピン芸・音ネタなど、手応えを感じた自身のベストワンネタを披露するという内容となっています。

番組の司会は笑福亭鶴瓶さんと今田耕司さんが務めており、昨年3月に第1回が放送され、今年3月放送の第4回では2人に加えて、女優・上白石萌歌さんが司会に起用されていました。

<↓の画像は、『ザ・ベストワン』司会の今田耕司さん、笑福亭鶴瓶さん、上白石萌歌さんの写真>

出演芸人は、爆笑問題、博多華丸・大吉、パンクブーブー、フットボールアワー、麒麟、ナイツ、オードリー、和牛、バカリズムさん等のほか、今勢いに乗っている霜降り明星、おいでやすこが、マヂカルラブリー、宮下草薙、ゆりやんレトリィバァさん等も出演。

また、新人芸人たちがベストな1分ネタを披露する「ベストワンミニッツ」というコーナーには、ウエストランド、エイトブリッジ、ZAZY、ジェラードン、錦鯉、アイドル鳥越さん、怪奇!YesどんぐりRPG等が出演し、番組を盛り上げていました。

3月放送回の予告動画

東スポによると、『ザ・ベストワン』はTBSでかつて放送の音楽番組『ザ・ベストテン』を意識したとみられるそうで、「番組内容は若者を意識した作りになっているが、タイトルを往年の名物番組に引っ掛けることで、年配視聴者にも関心を持ってもらいたいのだろう。この枠は“あやかりタイトル”が定番化するかもしれませんね」とテレビ関係者が語っています。

そして、『ぴったんこカン・カン』の後番組が『ザ・ベストワン』になるとの報道に対してネット上では、

などの声が上がっています。

『ザ・ベストワン』は第一線で活躍しているベテラン、中堅に加えて、お笑い第7世代や今後ブレイクしそうな芸人が、それぞれベストワンのネタを披露するという内容で人気を得ていました。

特番の内容そのままでレギュラー化した場合、放送を重ねる毎に面白いネタが減って番組の質が低下し、尻すぼみになっていきそうな気がするのですが、新たなコーナーなどを設けてネタ見せだけではない形になるのでしょうかね。

ここ最近、民放各局でお笑い芸人たちが出演する番組が増加しており、昨年4月から『有吉の壁』(日本テレビ系)、10月に『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)、『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』(テレビ朝日系)、今年4月から『新しいカギ』(同)などが、ゴールデン・プライム帯(19~23時)でレギュラー化しました。

他にも、『爆笑問題VS霜降り明星 第七世代と真剣勝負せよ!ネタジェネバトル2020』(テレビ朝日系)、『お笑い二刀流 MUSASHI』(同)、『お笑いの日』(TBS系)、『NETA FESTIVAL JAPAN』(日本テレビ系)、『ただ今、コント中。』(フジテレビ系)など、新たなお笑い番組が次々に制作されています。

こうしたネタ見せ番組が増加している背景には、各テレビ局が50歳以下のコア層の視聴率を最重視していることがあり、お笑い番組は若者のウケが良いことで増加していると分析されています。

しかし、ネタ番組の乱立によって視聴者も食傷気味になっており、『ザ・ベストワン』のレギュラー化に対しても否定的な声が多く上がっていますが、果たして『ぴったんこカン・カン』のように好視聴率を獲得することができるでしょうかね。

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