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ホンジャマカ恵俊彰が消える? TBSが今年秋改編でレギュラー2本終了情報、視聴率好調も終わる原因は…

ひるおび!も打ち切り決定か、終わる理由は? 好視聴率も今年で終了説、恵俊彰のワールド極限ミステリーも…

ホンジャマカ・恵俊彰さん(めぐみ・としあき 56歳)が司会で、2009年から放送の情報ワイド番組『ひるおび!』(TBS系 平日午前10時25分~13時55分)が、今年秋に打ち切り終了するとの情報をニュースサイト『日刊大衆』が伝えています。

『日刊大衆』の記事では民放キー局のディレクターが、『ひるおび!』の“打ち切りが決まった”という話がTBS系の一部で流れているんです。どうやら今年10月の秋の改編期に終了する方向で調整が進められているという話でして……」と明かしています。

恵俊彰さんは1996年に『王様のブランチ』の司会に抜擢されて以降、TBS系の様々な番組で司会に起用され、その後2004年から平日昼放送の情報番組『(特)情報とってもインサイト』の司会を務め、2005年から後番組『きょう発プラス!』、2006年~2009年にかけて平日午後の生活情報番組『2時っチャオ!』、そして2009年からスタートした『ひるおび!』の司会に起用され、恵さんは15年以上にわたってTBSの昼の顔を務めています。

そして、『ひるおび!』は同時間帯トップの視聴率をキープしており、昨年まで年間平均視聴率は8年連続で同時間帯トップ、年度視聴率は9年連続同時間帯トップとなっており、平日昼は『ひるおび!』の独走状態が続いています。

<↓の画像は、『ひるおび!』出演者の写真>

そんな好視聴率番組の打ち切り話について放送作家は、「『ひるおび!』終了の話はちょっと信じ難いですよね…。ただ、TBSの恵さんの番組で言うと『ワールド極限ミステリー』も今年10月に終了することになるという話です」と明かしています。

『ワールド極限ミステリー』(水曜21時)は、2019年10月からスタートしたクイズ・ドキュメンタリー・バラエティ番組で、世界の様々な事件や事故を再現ドラマで紹介しながら、様々なクイズを出題する内容で、司会は恵俊彰さんと元フジテレビでフリーの“アヤパン”こと高島彩アナウンサーが務めています。

<↓の画像は、『ワールド極限ミステリー』司会の恵俊彰さん、高島彩アナの写真>

この番組はレギュラー放送開始から今年で3年となりますが、今年1月20日までの放送回数は26回と少なく、スタート当初から月1~2回の放送で全て2~4時間スペシャルの特番となっています。

その理由について前出の放送作家は、「TBSには、視聴率が悪い番組や評判のよくない番組の放送は減らしていく、という方針があるからでしょうね。1月20日には3時間SPが放送されましたが、平均世帯視聴率は9%超、個人視聴率は5%超という数字です。これはコロナ禍で人が多く家にいたのでそこそこの数字だったのでしょうが、その前の放送は、1か月以上前の昨年12月2日。この日も3時間SPでしたが、世帯視聴率は4.5%、個人で2.3%です。そして、その前の放送はというと11月4日。もはやこれでは月1の番組ですよね。その時の数字は世帯5.2%、個人2.7%。やはり3時間SPで4.5%というのが、“アウト”と見なされたのではないでしょうか。」と語り、打ち切り終了の原因は低視聴率だと推測しています。

一方で、同時間帯トップの好視聴率をキープしている『ひるおび!』の打ち切り説について前出のディレクターは、「『ひるおび!』で芸能ネタを扱うことはほとんどありません。それは恵さんがやりたがらないからだと言われているんですよね。ただ、お昼のワイドショーや情報番組では、やはり芸能ネタが圧倒的に強いんです」とし、裏番組の坂上忍さん司会『バイキングMORE』(フジテレビ系)を挙げています。

『バイキングMORE』はリニューアル後も以前と変わらず芸能ネタを積極的に取り上げ、坂上忍さん等の言動が度々非難されながらも、まずまずの視聴率を獲得しており、メイン視聴者層も『バイキングMORE』の方が硬派なネタを中心とした『ひるおび!』よりも低いようです。

他局と同様にTBSでは現在、男女13~59歳の視聴者「ファミリーコア」の獲得を重視して番組編成を行っており、それは購買力のある視聴者をスポンサー企業が求めているためで、視聴者層が高い番組は視聴率に関係無く次々に打ち切りが決定しています。

代表的な番組は、久本雅美さん等が司会の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系 土曜正午)、森本毅郎さん司会の『噂の!東京マガジン』(TBS系 日曜13時)などで、それぞれ同時間帯トップクラスの好視聴率をマークしていたものの、今年3月をもって終了すると報じられています。

『ひるおび!』の打ち切り説が浮上している理由についても、「若い世代の個人視聴率を狙いたいから、という理由で打ち切りの話が持ち上がっているのかもしれません。また、ギャラの面も大きいでしょうね。」と前出のディレクターが語っています。

TBSでは今年春の改編で、落語家・立川志らくさん司会の『グッとラック!』を終了させ、新たに麒麟・川島明さん司会の『SUNNY(仮タイトル)』がスタートすると報じられており、司会者変更は若い視聴者層を狙うだけでなくコストカットも背景にあるようで、「仮に志らくさんのギャラが1本100万円で、それが(川島さんに交代で)50万円になるというのは、かなり大きい。帯番組は毎日のことですから、年間でみると億単位の削減になる。TBSではもコロナ禍で各局同様、広告収入が激減していて、大幅な制作費の削減が図られています。『ひるおび!』終了の噂も、恵さんがどうこうというよりも、コア層対策や制作費の見直しの一環で、囁かれるようになったのかもしれないです」としています。

どうやら現時点で『ひるおび!』の終了は確定したわけではなく、そういう情報も一部で流れているという話のようですが、テレビ局側は広告収入を増やすために大胆な編成に着手し、長寿番組だろうと容赦なく打ち切り、コア層(13~49歳の男女)をターゲットにした番組制作に力を入れているため、『ひるおび!』もコスパが悪いと判断された場合は打ち切りもしくは大胆なテコ入れが行われるかもしれないですね。

『東京スポーツ』(東スポ)が先日報じていた記事でも、制作関係者が現在のテレビ業界について、コロナ禍で民放各局の売り上げが大幅に減少し、減益・赤字に転落しているため、「(テレビ局はスポンサーに対して)強気に出られない事情がある。いまやテレビ局はスポンサーの言いなりだから」とし、現在はスポンサー側も「視聴率ではなく視聴者層で選別するようになった」と明かしています。

また、『ひるおび!』に関しては恵俊彰さんの司会ぶりに対して不満の声も多く、中継のリポーターの話をしっかりと聞かずにトークしたり、横柄な態度が目につく等など、番組での言動に対して不満の声も多く上がっており、消去法で『ひるおび!』を選択している人も少なくない様子から、司会者を変えて新しい番組をと考えているところもあるのかもしれません。

『ひるおび!』が終了した場合、14時以降に放送の『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』、『Nスタ』の視聴率に大きな影響を及ぼす可能性もあり、TBSは朝放送の『あさチャン』や『グッとラック!』の数字が低いことから、もし『ひるおび!』が終了し後番組が微妙だった場合、悲惨なことになりそうですね。

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