女優・のんさん(旧芸名・本名=能年玲奈さん 27歳)が主演で、12月18日公開予定の映画『私をくいとめて』(大九明子監督)に、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』でのんさんの親友役を演じた橋本愛さん(24)が出演し、2013年以来7年ぶりに共演することが明らかになりました。
『私をくいとめて』は、『蹴りたい背中』で芥川龍之介賞を受賞した作家・綿矢りささん(36)の同名小説が原作で、脳内の相談役「A」からアドバイスを得ながら、独身生活を満喫している31歳の主人公・黒田みつ子が、年下の営業マン・多田くんに恋をし、20代の頃のように勇敢になれない自分に戸惑いながらも、前に踏み出していく姿を描いたラブストーリーとなっています。
のんさんの相手役には林遣都さんが起用されており、その他に主人公・みつ子の上司役を片桐はいりさん、同僚役を若林拓也さん、みつ子と同じ独身の先輩役を臼田あさ美さんが演じることが発表されており、現時点では未発表ながら、みつ子が脳内で様々な相談をする「A」の声は、中村倫也さんが担当しているとみられています。
そして、新たに橋本愛さんの出演も20日に発表され、橋本さんが演じるのは、イタリアに嫁いで現在妊娠中の親友役となっています。
<↓の画像が、映画『私をくいとめて』共演の橋本愛さん&のんさんの写真>
『あまちゃん』以来7年ぶりに、のんさんと共演する橋本愛さんは、「あまりに久しぶりで、最初はとても照れました。それに、昔の私は相当やりづらかっただろうなという、懺悔の気持ちを常に持っていました(笑)。でも今回、役としてお互いが目を合わせた時の、電気が走るような、心が通じる感覚。鮮烈でした。声を発して会話しづらい中、心の会話の気持ち良さを強く感じました。超超楽しかったです。」
とコメントしています。
<↓の画像は、『あまちゃん』で共演当時の橋本愛さん&のんさんの写真>
のんさんも同様に、「かなり久しぶりに共演させていただいたので、とてつもなく照れました。最初は、目を合わせただけでドキドキしちゃうくらい恥ずかしかった!その時の私は、好きな人に上手く話せない男の子のようでした。でも、愛ちゃんの方から本読みをしたいと声をかけてくれて、みつ子と皐月のやりとりで心を通わせることができたように思います。そして何と言っても再び親友役。これ以上ない相手でした。楽しかった!」
と、久しぶりの共演への喜びを明かしています。
そして、2人が7年ぶりに親友役で映画共演を果たすことが発表されネット上では、
- 最高のキャスティング
- あまちゃん、面白かったな!!最強、最高、最美のコンビ!!
- 待ちに待ったゴールデンコンビ復活ですね。益々映画が楽しみになりました。
- また親友同士の役柄なので、あまちゃんの時みたいな息の合った、2人の演技が本当に楽しみ
- あきちゃんとユイちゃん!今、日本が元気を失っているから「あまちゃん」の再放送をしてほしいなぁ。
- 「あまちゃん」は、主婦と高齢者が観ているイメージの朝ドラを観る年齢層を一気に下げた感がある朝ドラ。2人の共演観たいな。
2人とも余りメディアの露出が無い事が返ってプレミア感。また、「あまちゃん」の再放送もして欲しいな。 - のんはCMや映画バンバン出てるなぁ。それだけ需要が十二分にある証拠。それはそれで良い結果かも知れない。
- もう7年か、、のんのこと、いい加減忖度せず地上波でも起用してあげなよ。
7年も地上波ドラマに出てないのこれだけ需要があるってやっぱりすごい女優なんだよ。
などと、あまちゃん視聴者から歓喜の声などが上がっています。
のんさんは『あまちゃん』に出演から2年後の2015年に、事務所独立騒動が勃発して仕事を干され、事実上の休業状態となり、2016年7月に芸名を本名の能年玲奈から改名し再出発を図りました。
しかし、のんさんが所属していた『レプロエンタテインメント』は業界内でも大きな力を持つ事務所で、そんな事務所と所属契約を巡って大モメしたことで地上波のテレビ番組出演がほぼゼロとなりました。
また、女優活動も激減していましたが、今年に入ってから再び映像作品に出演する機会が増えており、3月には『星屑の町』、7月には『8日で死んだ怪獣の12日の物語 -劇場版-』に出演、そして7月に『私をくいとめて』の制作と林遣都さんとの初共演が発表され、話題になりました。
さらに橋本愛さんとの7年ぶりの共演が実現し、2人は『あまちゃん』でも親友役を演じ、劇中ではローカルアイドルユニット『潮騒のメモリーズ』として活動し、2013年末の『NHK紅白歌合戦』でも2人はパフォーマンスを披露していました。
それから早7年が経ち、久しぶりの共演で2人がどのような演技を見せてくれるのか非常に楽しみですし、映画だけでなく今後またドラマなどでも共演する姿が見たいものですね。
現在もまだのんさんのテレビドラマ出演のハードルは高いようですが、これから少しずつでも状況が変わっていくことに期待したいです。