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能年玲奈から改名したのんが女優活動再開し声優に挑戦! 片渕須直監督『この世界の片隅に』出演決定! ブログとインスタもスタート

のん(能年玲奈)が完全復活へ大きな第一歩! アニメ映画『この世界の片隅に』で初主演が決定! レプロから圧力も活動再開へ

「能年玲奈」からの改名を発表した女優・のんさん(本名=能年玲奈 23歳)が、漫画家・こうの史代さん(47)原作のアニメ映画『この世界の片隅に』(11月12日より公開)で声優に初挑戦し、アニメ映画初主演を務めることが24日発表されました。

『この世界の片隅に』は、第二次世界大戦中の広島県呉市を舞台にした作品で、日本海軍の根拠地だった呉市のある一家に嫁いだ18歳の少女で主人公のすずが、何度も空襲を経験し、大切なモノを日々失いながらも前を向いて必死に生きる姿などを描いた作品となっています。

今作で監督と脚本を務めているのは、スタジオジブリの『魔女の宅急便』で演出補を務め、1996年放送のテレビアニメ『名犬ラッシー』(フジテレビ系)、2006年放送の『BLACK LAGOON』(ブラック・ラグーン)、2009年公開の『マイマイ新子と千年の魔法』など様々な作品で知られる片渕須直監督(56)。

片渕さんがまずアニメ映画化を企画して2012年に制作発表。2015年3月に、ネット経由で資金調達などを行うクラウドファンディングサイトを利用し、同5月までに3374人の支援者から3622万4000円を調達。

これによって同6月に製作委員会が発足し、映画製作が正式に決定することになり、その作品でのんさんが主演に抜擢されたのですが、片渕監督はのんさんを起用した理由について「のんさんの声をマイクを通して聞いた時、何年も前から自分たちが想像してきた声が、すずさんとなって現れました。その時、のんさん以外のすずさんは考えられないと確信しました」と語り、声に惚れ込んで熱烈なオファーをしたそうです。

それに対してのんさんは、「(主演決定の連絡を受けた時は)すごく本当に、とんでもなく嬉しくて、なんか地面からふわっと浮いちゃいそうなくらい嬉しかった。」と振り返り、「私は戦争や暴力の描写が嫌いで苦手で、目を向けないで拒んでいたところがありました。(戦争は)非日常なもので別次元のものと思っていたのですが、原作を読ませていただいて、日常と隣り合わせに戦争があったのかもしれないなと感じて、今まで拒んできたものに目を向けてみようと思いました。」と、オファーを受けた理由について明かしています。

<『この世界の片隅に』でアニメ映画初主演を務めるのんさん>

また、今回挑戦した声だけの演技については「別世界だなというのを痛感しました。体全部を使って演技をする時は、直接皮膚感を何も考えずに使えるのですけど、声だけでそれを全て表現するのは難しくて、全然違うなと思いました。すごく楽しかったです」と語っています。

そして、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

のんさんは、デビュー以来所属していた芸能事務所『レプロエンタテインメント』との間で契約を巡ってトラブルになっており、現在でもその問題が解決していないことから、テレビドラマや映画などへの出演は難しいとみられていたのですが、改名から早々にアニメ映画で初主演とは驚きましたね。

のんさんは、18日にブログを新たに開設して更新をスタートさせるとともに、インスタグラムも開設。

さらに、主演を務めたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』のロケ地だった岩手県久慈市で、9月15~18日にかけて行われる「久慈秋まつり」にゲストとして参加することが決定するなど、着実に活動を再開させており、岩手県の達増拓也知事は同県庁内に「プロジェクトN」という企画を今後立ち上げ、のんさんの活動を支援していくことを宣言しており、これからの活動に注目が集まっています。

しかし、のんさんがトラブルとなっている『レプロエンタテインメント』は、新垣結衣さん、長谷川京子さん、マギーさん、清水富美加さんなど、数多くの人気タレントが所属している大手芸能事務所ということから、完全復帰するのはかなり大変だと言われており、今回のアニメ映画で初主演というニュースについても、大手のスポーツ紙は全てスルーという徹底ぶりで、今後もこのような状態が続くかと思うのですが、多くのファンが活動を応援しているため、今ある一つ一つの仕事を頑張って行っていってほしいですね。

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