前所属事務所『レプロエンタテインメント』からの独立を巡るトラブルがあり、名前を変更して7月から再スタートを切った女優・のんさん(本名=能年玲奈 23歳)は、11月12日公開の長編アニメ映画『この世界の片隅に』で主人公の声を担当し、声優デビューを果たしているのですが、19日に放送された朝のニュース番組『NHKニュース おはよう日本』では特集が放送されました。
番組では、のんさんのインタビューをはじめ、完成披露試写会やアフレコの様子も放送され、ファンからは歓喜の声が上がっています。
<↓の画像は、『おはよう日本』で放送された特集のワンシーン>
能年さんと言えば、2013年前期放送のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で主演を務め、これが当たり役となって大ブレークしましたが、久しぶりにNHKの朝に能年さんが登場したことから喜びの声が上がるとともに、今回の番組出演によってNHKが今後バックアップしてくれるのではないかと期待する声も。
のんさんは再スタート後に様々な活動をしているものの、大手スポーツ紙などはのんさんの活動を取り扱わず、近況を報じているのは限られたメディアのみ。
また、日本テレビやフジテレビといった民放キー局でも、事務所独立騒動の際には情報・ワイドショー番組などで取り上げていたものの、活動を再開させた後はのんさんの活動については全く取り上げず、完全スルーしており、名前を出すことすらタブーにされているような状況にあります。
フジテレビの『めざましテレビ』では、8月23日に公式ツイッターアカウントで翌日の番組出演予定者として、「のん(能年玲奈)」とツイートしたことで大きな話題になったものの、のんさんは番組に登場することはありませんでした。
<↓の画像が、実際のツイート>
さらに、のんさんがブログやインスタグラムといったSNSを開設したというニュースを様々なメディアが報じたところ、それから数時間後には削除されたことが明らかとなっており、のんさんに関する報道が規制されているとして、前所属事務所の『レプロエンタテインメント』が圧力をかけたのではないかといった憶測も飛び交っていました。
そうした中で、NHKはのんさんの声優デビュー作となった『この世界の片隅に』の特集を放送し、これに対して歓喜の声が上がっているのですが、NHKについては芸能事務所の圧力とは関係ないそうです。
のんさんと同様に爆笑問題も『太田プロ』を一方的に辞めて独立した結果、3年ほど干されることになったのですが、18日放送のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で太田光さんは当時を振り返り、「とにかくNHKと東京12チャンネル(現在のテレビ東京)しか使ってくれないんだよ」と告白し、相方の田中裕二さんもそれにうなずき、さらに太田さんは「NHKは別に事務所の圧力関係ないから、使ってくれて」と話しています。
そのため、NHKはのんさんを番組に出演させたのだとみられ、今後もしばらく民放の番組に出演することは無理だと思われるので、NHKが番組に出演させてくれることに期待したいですね。
なお、のんさんのスタッフが更新しているツイッターの情報によると、広島テレビで放送の情報番組『てっぺん!』の収録に参加し、インタビューの模様が11月11日に放送予定、20日には中国放送(RCCテレビ)の情報番組『イマなまっ!』に生出演するなど、「戦争と広島」をテーマにした作品ということから広島にあるテレビ局の番組に出演しています。
全国ネットの番組への出演は出来ないものの、地方ローカル番組には出演することが可能で、その他にも今はネット番組に出演するという方法などもあることから、引き続き頑張ってほしいですね。