昨年12月の『M-1グランプリ2017』で13代目王者に輝き、メディアへの露出量が増えている吉本興業所属のお笑いコンビ『とろサーモン』が、人気バラエティ番組『行列のできる法律相談所』（日本テレビ系 日曜21時）に出演した際、あるトラブルを起こしたことで日本テレビを出禁状態になっていると週刊誌『女性自身』が報じています。
とろサーモンの2人は1月21日放送回にゲスト出演しており、この日の番組は「絶対会いたくない人」に関するトークをする内容で、ボケ担当の久保田かずのぶさん（本名＝久保田和靖 38歳）は会いたくない人物として元妻を挙げました。
久保田かずのぶさんの元妻は高校時代の同級生で、2005年に結婚して以降、収入が少ない久保田さんを支えてきたものの、お金や仕事が無いことに加えて、久保田さんのクズ過ぎる人間性が影響し2012年に離婚したといいます。
＜↓の画像は、久保田かずのぶさんと元妻の結婚式での写真＞
久保田かずのぶさんは以前から元妻とのエピソードをネタにしているのですが、この日の番組でも、結婚当時は日々の生活のために元妻をガールズバーで働かせ、さらには元妻の財布から現金を盗むという行為をした結果、警察に通報されて連行されたこともあったことを明かしていました。
これらのクズ行為によって2012年に離婚しすでに6年となるのですが、久保田かずのぶさんは元妻への未練を明かし、会ったら心を持っていかれると言いつつも、『行列のできる法律相談所』では電話出演した元妻と会話するというシーンがありました。
元妻は電話で、とろサーモンが『M-1グランプリ2017』で優勝した時には嬉し泣きしたことを明かし、スタジオ内には「復縁の可能性も…？」という雰囲気が流れていたのですが、久保田かずのぶさんが優勝のお祝いで食事へ行こうと誘ったものの、元妻は「食事に行くだけでも絶対に無理。芸人としては好きだが、人間としては最低」とバッサリ斬り捨てていました。
＜↓の画像は、『行列のできる法律相談所』に出演した久保田かずのぶさん等の写真＞
また、久保田かずのぶさんが結婚当時飼っていた愛犬・ヒメちゃんは元気か聞くと、元妻は「すでに亡くなりました」と答え、スタジオ内は一変して重苦しい空気となり、番組レギュラーで先輩の東野幸治さんは「過去テレビの歴史で元妻と電話つないでこんな空気させて最低」と久保田さんにダメ出ししていました。
このようなやり取りがあった番組収録後にトラブルが勃発したことを『女性自身』が報じており、日本テレビ関係者はトラブルの原因について、「じつは編集でうまく笑いになっていましたが、あの生電話の場面、本当はもっと“スベった”雰囲気だったんです。それで収録が終わった途端、久保田さんがディレクターに『こんなシラケ具合、ヒドいからカットして使わんといて』とクレームを出したんですよ。若手芸人がディレクターにそんなことを言うことなんて、絶対にありえません。何様のつもりだという話になっているんです」
と明かしています。
こうした久保田かずのぶさんのクレームに関する話は日テレ内だけでなく、他局にまで広がっているといい、今後の仕事に悪影響を与える可能性も出てきているようです。
お笑い関係者によると、久保田かずのぶさんのクレームは『行列のできる法律相談所』の総合演出を手掛けるA氏（髙橋利之さん？）の耳に入ったといいます。
A氏は日テレを代表する敏腕演出家として知られているそうで、現在のテレビ業界で5本の指には入るほどの実力を持っているといい、久保田かずのぶさんのクレームに対しA氏は呆れた様子で、「（編集でスベリ具合を）和らげるのはいいけれど、そういうことを言ってると、彼らの仕事が無くなるよ」と話していたといい、お笑い関係者も「Aさんがそうまで言うタレントを進んで使おうというスタッフはいません。事実上、日テレのバラエティ番組には“出入り禁止”ですね」と語っています。
ちなみに、『行列のできる法律相談所』の総合演出を手掛けている髙橋利之さんは現在、行列の他に『有吉反省会』『世界一受けたい授業』『24時間テレビ』『芸人報道』『人生が変わる1分間の深イイ話』といった日テレを代表する番組を手掛けており、久保田さんは『芸人報道』にも出演したことがあります。
ディレクターへの物言いが原因で、とろサーモンが今後日本テレビの番組に出演できなくなるという可能性もあるようなのですが、この記事に対してネット上の反応を見てみると、
- ダメだね、とろサーモンは久保田次第だと思う。今の久保田は、テングとＫＹだからそれが自分の芸風と決めつけている。芸風と本心は違って欲しい
- というかもう大阪に彼女いるのになんで今更元嫁ありきの企画？
- 性格無茶苦茶悪いからな
- これ芸人よく言うだろ そこも放送されて ホンマにカットするくらい酷かっただけかと
- せっかくアメトーーク刑務所から出所したのに
- どうせならずっとカットされればいいよ
- さすがにプライベートのイジりに関しては久保田レベルでも口出してもいいんじゃないかな？
- 大作先生のフォローワーから圧力かけられっぞ
- 陣内も出禁とか書いてたけど、いまだに中居のもヒルナンデスも出てるよなｗ
- こいつしゃべりおもんないからすぐ消えるわ
- ディレクターがどんだけ偉いのよ こんなことで干すとか職権濫用も甚だしい
- 何様のつもりって言ってるディレクターの傲慢っぷり
- スタッフは偉そうだな お笑い芸人も委縮しちゃってつまらなくなるな まぁ冠番組じゃないから仕方ないな
などのコメントが寄せられています。
久保田かずのぶさんはクズキャラで、本番でダダスベリしていたシーンをカットして欲しいと言うこと自体は別に不思議なことではないのですが、業界内でこれが掟破りとされているというのであれば、この件がきっかけで使いづらい芸人といった悪評が業界内に流れ、仕事量はすぐに元の状態に戻っていくかもしれませんね…。
とろサーモンはコンビ結成15年を迎えた昨年『M-1グランプリ2017』で優勝し、今年は今後を大きく左右する勝負の年になるかと思うのですが、人気のバラエティ番組が数多くある日テレを出禁状態になってしまうのはあまりにもダメージが大きいです。
とろサーモンの2人は宗教法人『創価学会』の信者であることが1月に週刊誌『週刊新潮』によって報じられており、芸能界には非常に多くの学会員がいるとも言われているため、その繋がりで仕事を得られるという話もありますが、果たしてとろサーモンの2人は『行列のできる法律相談所』でのトラブルが原因で日本テレビは出禁状態になってしまい、その他の仕事にも悪影響を及ぼす形になってしまうのでしょうかね…。